【書評:1615冊目】「職場のやっかいな人間関係」に負けない法(飯塚健二)

【傾向がわかれば、対処ができる!】
人事戦略研究所・飯塚健二氏が、『「職場のやっかいな人間関係」に負けない法』と題して、ベルギー発、人の行動特性を知るツール=iWAMを使った人間関係構築法を解説する一冊。

■書籍の紹介文

職場のやっかいな人間関係。
どんな人の顔が浮かびますか?

 

本書は、人の「行動特性」を知る画期的なツールとして「iWAM(アイワム)」を紹介しながら、iWAMを活用した人間関係構築法を解説する一冊。

 

iWAMとは、ベルギー発祥の認知科学をベースとした考え方。
職場で飛び交う言葉に着目して、人の特性を分析、体系化したものです。

 

口ぐせなどの言葉に注目しているのが特徴です。
言葉によって人のタイプを分類し、分類ごとに接し方などの対処法を示していきます。

 

ただ、人間関係の悩みが多岐にわたるように、iWAMの体系も多岐にわたります。
そのため腰を据えて学習しなければ、習得は難しい印象を受けました。

 

一方で、楽しみながら取り組める要素も大きいなという印象も持ちました。
相手の言葉を聞いて、それに対応する対処カードを見つける、カルタや百人一首のようなイメージです。

 

難しいけれど、楽しみながら取り組む。
iWAMは、チャレンジ精神をかき立てられるツールだとおもいます。

 

人間関係の悩みは、尽きることがありません。
多様で複雑化する社会においては、より一層悩みも深くなります。

 

そのなかを少しでも生きやすく、少しでも前向きになるにはどうすべきか。
考えるときの一助に、iWAMは有用だと感じます。

 

上司や同僚、そして、やっかいな人の口ぐせからタイプと対処方法を知る。
iWAMを使うことで、相手に知られることなく、人間関係を改善させることができるのです。

 

まずは、自分の口ぐせから自分のタイプを知ることからはじめましょう。
iWAMの使い方に慣れるのと、自分自身のタイプを自覚するために。

 

◆人間関係の傾向と対策。

「職場のやっかいな人間関係」に負けない法
飯塚健二 三笠書房 2020-1-10
売上ランキング(公開時):5,628
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■【要約】15個の抜粋ポイント

「iWAM(inventory for Work Attitude and Motivation)とは、認知科学をベースにベルギーで開発された考え方だ。
職場で使う言葉に着目し、人がどう考え、感じているかを分析、体系化したものだ。

 

「iWAM」には16パターンの認識スタイルがある。
各スタイルは、良し悪しではない。
クセの持ち方だ。
それが人の個性であり、才能なのだ。

 

「iWAM」には「主体性」と呼ばれるカテゴリがある。
出しゃばるタイプを「主体・行動型」と呼び、周りの様子をうかがってばかりのタイプを「反映・分析型」と呼ぶ。

 

「主体・行動型」の人は、やりたいように、言いたいようにさせる。
相手はスッキリすれば「自分ばかりしゃべっているけれどいいのかな」と思う。
すると、他の人にもチャンスが巡ってくる。

 

「反映・分析型」の人は、周りの状況をうかがって行動を起こせない。
逆に、機が熟せば、行動を起こしてくれる。
だから、お膳立てをして、相手に「機が熟した」と思ってもらうことだ。

 

「iWAM」には「選択理由」というカテゴリがある。
色々なアイデアを発散するタイプの人を「オプション型」と呼ぶ。
仕事の手順や進め方に終始するタイプを「プロセス型」と呼ぶ。

 

「オプション型」の人は、選択肢が少ないと「他にはないの?」と思う。
複数の選択肢を示してあげることが、うまくコミュニケーションを取る秘訣だ。

 

「プロセス型」の人は、その手順や進め方が気になる。
だから、彼らとうまくやるには、どんな順番で進めるのかを伝えてあげたり、一緒に考えてあげたりすることがポイントだ。

 

「コミュニケーション時の焦点」というカテゴリもある。
歯に衣着せぬ角が立つ言い方をする人は「内容重視型」だ。
感情を表に出してしまうタイプは「非言語重視型」だ。

 

「内容重視型」の人の言うことは真に受けないことだ。
彼らは、相手の気持ちより、言葉に意識が向く。
だから「そういう人だ」と割り切る。
また、感情では動きにくいため論理的に説明、納得させることだ。

 

「非言語重視型」の人は、相手の気持ちがわかるから感情的になりやすい。
このタイプが感情的になっている時も相手にしない。
そして「何か意見がありますか?」と相手を慮りながら声をかけることだ。

 

「iWAM」には「変化・相違対応」というカテゴリもある。
従来のやり方に固執する人は「同一性重視型」、
少しずつ変えたがる人を「進展重視型」、
ガラッと変えたがる人を「相違重視型」と呼ぶ。

 

「同一性重視型」の人は「同じ」「安定」、
「進展重視型」の人は「改善」「進化」「前進」、
「相違重視型」の人は「改革」「ユニーク」という言葉を使いがちだ。

 

また「同一性重視型」のスピード感がスローなら、「進展重視型」の人は速い。
これに対し「相違重視型」の人はすごく速い。
コミュニケーションのコツは、こうした相手のスピードに合わせることだ。

 

自分にも他人にも自分のやり方やルールがあることを理解することだ。
これこそが人間関係をよくする秘訣だ。
絶対などありえないことを知る。
これができれば、人間関係は大きく改善されるはずだ。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1615-1】iWAMを学習する

【1615-2】iWAMの認識スタイルに従って人を観察する

【1615-3】iWAMの認識スタイルに従って人と接する

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】「職場のやっかいな人間関係」に負けない法
【著者名】飯塚健二著者情報
出版社三笠書房
【出版日】2020/1/10
オススメ度★★★☆☆
こんな時に明日の人間関係を良くしたいときに
キーワード人間関係話し方リーダー
【頁 数】206ページ
【目 次】
第1部 「iWAM(アイワム)」
第2部 職場のやっかいな「この人」「あの人」にどう対応するか 10の「認識スタイル」別

 

この本が、あなたを変える!

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飯塚健二 三笠書房 2020-1-10
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飯塚健二さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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