【数字は迷いをなくす!】
ビジネス数学教育家・深沢真太郎氏が、『仕事で数字を使うって、こういうことです。』と題して、数字が使えればビジネスの力になると提起し、イチからわかる「数字」の活用法を指南する一冊。
■書籍の紹介文
仕事上の会話。
数字をどれくらい使えていますか?
本書は、数字が使えればビジネスの力になると提起し、あるアパレル企業を舞台にした数学女子vs感覚派男子のストーリーを通して、数字のもつ「魅力」と「威力」を指南する一冊。
『○○を素材に□□で納得するまで考えないといけない』
この○○と□□を穴埋めし、しっかり理解したとき。
あなたは、数字を使いこなす人になります。
「仕事で数字を使うって、こういうことです。」と、まわりに伝えながらーー。
数字は、不必要な迷いをなくしてくれます。
迷いがなくなるほど、行動が早まります。
行動が早まれば、結果を早く得られます。
結果が早く得られれば、次の一手を早く打てます。
つまり、数字を使いこなすだけでビジネスは加速する。
ライバルよりも一歩先を行けるわけです。
にも関わらず、数字に拒否反応を示すビジネスパーソンがあまりにも多い。
本書の主人公のひとり、文系の感覚派男子・木村のように・・・。
この危機感から、もうひとりの主人公・智香を通したマンガ形式で、数字で考えることの「意味」「深さ」「面白さ」を伝えていきます。
複雑な数式は使わずに、小学生でもできる四則演算を使って。
この本に出会ったのも、ひとつのご縁。
出会いを楽しみながら、数字のもつ「魅力」と「威力」に触れてみてください(もちろん、実践も)。
普段の仕事で意識できていなかったことが、気になり出します。
◆数字は、迷いをなくす!
<マンガ>仕事で数字を使うって、こういうことです。
深沢真太郎 日本実業出版社 2019-11-20
売上ランキング(公開時):99,106
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す
■【要約】15個の抜粋ポイント
数字をうまく武器にして仕事を進めている人とは、突き詰めていけばこの4つの行為が上手な人です。
・数字を”分ける”こと
・損益構造を把握できること
・数学的に仮説を立てること
・数学的に予測すること
数字で会話することは、仕事の内容を具体的にするのです。
数会話するためには会話に使う数字が必要です。
だからまずは自分で数字をつくる必要があります。
そして次にその数字を読む。
とてもシンプルですが、ビジネスパーソンはこの2つの行為を組み合わせて、仕事がもっとうまくいくように改善を図るのです。
●数字を行動に結びつけるための4つの問い
Q1:その数字は、どんな掛け算で分類できる?
Q2:その数字は、どんな足し算で分類できる?
Q3:その中のどこをどれくらい増やす?(減らす?)
Q4:そのためには具体的に何をする?
数字で計算した結果を踏まえて現場をよく知っている人が答えを出す。
これが正解に近づく方法です。
極論すると私は、ビジネスの成否は、四則演算レベルの仕事をするか、それとも「めんどくさい」に負けてしまうか程度の差だと思っています。
値引きとはお客様に喜んでもらい(感情)、かつ自分のビジネスがきちんと潤うためにするもの(勘定)です。
言葉遊びではなく、感情と勘定の両方を使ってするものだと覚えておいてください。
思い込みはときに人を間違った方向に進ませることがあるということ。
何か2つのモノやコトの相関関係を把握することで、あなたもきっと自分の仕事を改善するヒントが得られるはずです。
ただし得られたヒントは、あくまで仮説をつくる素材にすぎません。
仮説とは、「おそらくこうではないか」という仮の事実です。
あくまで、仮。
だから、それが本当に正しいかを検証しなければなりません。
「数字→仮説→実行→検証」で1つの仕事なのです。
大事なのは、数字が示すことではありません。
なぜそのような数字になるのか考え納得すること。
自分が”しっくりきているか”がもっとも重要なのです。
数字イコール(=)答えではありません。
数字から(→)答えでなければいけません。
根拠のある具体的な目標値を伝えた結果、スタッフは納得してその目標値を追いかけるようになりました。
数字で語れないものを提供するためには、数字で語らなければならない。
■【実践】3個の行動ポイント
【1572-1】「たぶん」などの言葉を、数字に置き換えて会話する
【1572-2】「数字を行動に結びつけるための4つの問い」を習慣にする
【1572-3】数字を使って、納得いくまで考える
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】<マンガ>仕事で数字を使うって、こういうことです。
【著者名】深沢真太郎 ・ 著者情報
【出版社】日本実業出版社
【出版日】2019/11/20
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】明日の仕事力を磨きたいときに
【キーワード】数学的思考、問題解決、話し方
【頁 数】176ページ
【目 次】
第1章 数値分析はの基本は「分ける」こと
第2章 その値引きにロジックはありますか
第3章 数学的手法で「仮説」を立ててみる
第4章 数学的モデルで「売れる数」を予測する
この本が、あなたを変える!
<マンガ>仕事で数字を使うって、こういうことです。
深沢真太郎 日本実業出版社 2019-11-20
売上ランキング(公開時):99,106
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す
深沢真太郎さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
■お知らせ
▼【仲間大募集中!】101年倶楽部
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!
▼「いいね!」応援をありがとうございます!
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。