【書評:1517冊目】世界一シンプルなモノの売り方(青木毅)

【売りたいを忘れる売り方】
質問型営業の開発者・青木毅氏が、『世界一シンプルなモノの売り方』と題し、売り方の原理原則である、セールスパーソンがお客様と一体化する”ゾーン状態”へ入る方法を指南する一冊。

■書籍の紹介文

商品・サービスを売るとき。
あなたは「どう売るか?」と考えていませんか?

 

本書は、もっともシンプルかつ効果を発揮する売り方として、セールスパーソンとお客様が一体化する”ゾーン状態”に入る売り方を指南する一冊。

 

ゾーン状態。
これは、集中力が究極的に高まった状態を指す言葉です。

 

超一流のアスリートが、驚愕のプレーをするときにゾーンに入っているといいます。
では、なぜセールスパーソンが”ゾーン状態”に入ると、売れるようになるのでしょうか?

 

著者曰く、「売ろう」という気持ちが一切なくなるからだといいます。
そして、「お客様のお役に立ちたい」という純粋な気持ちになれることが、”ゾーン状態”に入る意味だと説きます。

 

つまり、売りたいから売ろうという、自分中心の状態から脱する。
そこから、役に立てるから役立ちたいという、相手中心の状態に入るということです。

 

本書では、”ゾーン状態”に入るための方法を体系的に示しています。
順を追って学び実践することで、自分を”ゾーン状態”にすることができるようになっていきます。

 

売りたい状態のときは、相手と正面で向き合っているイメージ。
ゾーン状態のときは、相手の横に立って同じ目線・同じ目標に向かって寄り添うイメージ。
こんな違いがあるのかな、と読みながら感じました。

 

営業方針やマニュアルなどに従って頑張っているのに、売れない。
そんな苦しい状態にある人ほど、大きな助けになる一冊だとおもいます。

 

◆売りたいを忘れよう!

世界一シンプルなモノの売り方
青木毅 きずな出版 2019-8-17
売上ランキング(公開時):9,685
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

■【要約】15個の抜粋ポイント

大切なのは「お客様のお役に立ちたいと思えるかどうか」です。

 

質問してお客様のストーリーを聞き、その内容に共感して、自分の中で「このお客様のお役に立ちたい!」という純粋な気持ちを湧き上がらせ、その気持ちを充分に高めた状態でお客様に提案する。

 

セールスにおけるスタート地点は、コミュニケーションです。
具体的には、「好意ー質問ー共感」の3ステップを踏むことです。

 

お客様の話を促す上で重要なポイントは、「共感の言葉をしっかり口に出す」ということです。

 

日常で自分自身がミニゾーンに入る2つの方法
①昨日(先週、先月)を振り返る
②これから行うことに対してシミュレーションし、ミニゾーンに入る

 

「お客様がこの商品・サービスを購入し、活用すれば、間違いなく喜んでいただける」というイメージを持てる状態を作るのです。
(略)
そのためには、自社の製品・サービスについて徹底的に調べることです。

 

ただ、忘れてはいけないのは、お客様にはその商品・サービスの素晴らしさはわからない、という点です。

 

セールスパーソンに効果のあるアファーメーションをご紹介しましょう。
簡単なものであれば、営業の目的である言葉「お役立ち」の一言で充分です。
「お役立ち!お役立ち!お役立ち!」
と何回も言うのです。
少し短すぎるというのであれば、
「お役に立ちたい!お役に立とう!お役に立つことができる!」
などがいいでしょう。

 

あなたは物売りでも、御用聞きでもないのです。

 

目の前のお客様の「生き方」「考え方」や会社のことがわかったあなたは、会社やお客様の未来について、話を展開します。
この時に使う言葉が「そういう中で」です。

 

未来のイメージをしながら、「それは具体的にどのようなことですか?」「たとえば?」「なぜ?」などの質問を使って、具体的に聞いていきましょう。

 

ここでもっとも聞き出したいのが、現状です。
現状こそが、イメージするために必要な部分だからです。

 

お客様が、どのような現状で、どのようなことを望み、どのようなことに困っているのか?
それをどのように解決に導くかという姿勢がいるのです。
(略)
この姿勢は、専門家である医者と同じです。
診察の中で患者に起こっている状況をよく聞き分け、その中で問題を見つけ、治療したり、薬を処方したりする姿勢と同じなのです。

 

営業・販売の現場は「喜びの場」なのです。
困っているお客様にやさしく手を差し伸べて、悩みを聞き、一緒に解決する場なのです。

 

堂々と胸を張って、会社を訪問し、相手先のお客様に感謝してもらえる。
そんなセールスパーソンになってもらいたいのです。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1517-1】相手の話を促すときは、共感の言葉をしっかり口に出す

【1517-2】自社の製品・サービスについて徹底的に調べる

【1517-3】「お役に立つこと」だけをとことん考える

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】世界一シンプルなモノの売り方
【著者名】青木毅著者情報
出版社きずな出版
【出版日】2019/8/17
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に明日の営業力を磨きたいときに
キーワード問題解決準備力稼ぐ力
【頁 数】224ページ
【目 次】
第1章 世界一シンプルな売り方の秘訣「ゾーン」とは何か?
第2章 モノを売る時のコミュニケーションの基本
第3章 日常でミニゾーンを体験する
第4章 STEP1 自社の商品・サービスを調べる
第5章 STEP2 「ポジティブなものの見方」を作る
第6章 STEP3 お客様の話を促し、共感する
第7章 STEP4 お客様の欲求・課題を聞き出す
第8章 シンプルな売り方は人生すら変えていく

 

この本が、あなたを変える!

世界一シンプルなモノの売り方
青木毅 きずな出版 2019-8-17
売上ランキング(公開時):9,685
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

青木毅さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

■お知らせ

▼書評ブロガーの読書術を公開中!

▼【仲間大募集中!】101年倶楽部
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!

▼「いいね!」応援をありがとうございます!

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

Summary
Review Date
Reviewed Item
【書評:1517冊目】世界一シンプルなモノの売り方(青木毅)
Author Rating
21star1stargraygraygray

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る