【親子で家族で学びたいお金の話】
投資家・村上世彰氏が、『いま君に伝えたいお金の話』と題して、お金を見続けてきたプロの視点から、お金で苦労しない人生を送るための”お金に対する考え方”を伝えていく一冊。
子どもにお金の勉強をさせるのはいいこと。
このことに、あなたはポジティブですか?ネガティブですか?
本書は、お金のプロとしてお金を見続けてきた経験から導き出した、お金で苦労せずに幸せを感じる人生をおくるための考え方を伝えていく一冊。
子どものときに、この本の内容くらいはきちんと教えてほしかった。
わたしは、このように感じます。
幸いここまでの人生で大きなお金の失敗はありません。
ですが、傷の浅いミスだったり、遠回りをしてしまったり、という経験はしてしまいました。
きちんと教育をされていないのに、大人になるといきなり一人前を求められる。
それが、お金だと思います。
お金は、人生におけるパートナーです。
そのお金をどのように捉えるかで、人生は多大な影響を受けてしまいます。
だからこそ、できるだけ早い時期に、きちんとお金について知る機会を設けるべきです。
この点で、親子で家族で読んで一緒に考えるのに、適した本だと感じます。
子どもに対して、きちんとお金の話ができる。
そんな大人が増える社会にしていきましょう!
◆お金が回る社会を。
●お金の3つの機能
①何かと交換できる
②価値をはかることができる
③貯めることができる
●お金についての4つの大切なこと
(1)自立して生きていくためには、お金は絶対に必要である
(2)やりたいことをやるには、余分なお金があったほうがいい
(3)困ったときに、お金は君を助けてくれる
(4)君がお金を持っていれば、人を助けることができる
商品の値段は、供給が需要に追いつけないと上がる。
数が少ないということが、ある種の価値になります。
何かを手にするためにお金を払うときに、それが君の何時間分の働きと交換されているか、本当にそれだけの価値があるかどうか、よく考えることが大事です。
大好きなことを仕事にできるかどうかは、それが「人のためになるかどうか」で決まります。
仕事だって物々交換と同じ。
誰かが君の仕事に価値を見出してはじめて君はお金を稼ぐことができるのです。
どんなに好きで得意なことであっても、誰かがそれに対して「お金を払いたい」と思わなければ、仕事にはならない=稼ぐことはできません。
みんなと同じことをしていたら、みんなと同じものしか得られません。
新しいアイデアが、世界を変え、人々の暮らしを豊かにする。
投資という仕事は、お金という道具を使って、その手助けをすることでもあります。
僕の経験からいえるのは、お金こそが、お金を生む卵=金の卵だということ。
だからもとになるお金をまず貯めることが出発点です。
ゼロはいつまで経ってもゼロのままですが、貯めれば金の卵になって、人生の局面ごとに力を発揮してくれる。
どんな人生を歩むにせよ、まずは貯金をつくることからはじめましょう。
ポーカーに限らず、ゲームには生きていくための力を養う要素がたくさん潜んでいます。
(教育ローンで)借りるなら、自分がそのお金を使って勉強することで、将来どれくらいお金を稼ぐことができるかまで考えておく必要があります。
借金は何があっても返さなければいけないお金
一番大切なのは、自分の心が豊かになるお金の使い方をすること。
それが何より重要なことなのに、実は一番難しいのです。
稼ぐことと同じように「投資」をすることが当たり前となり、社会のなかでお金を回す人がどんどん増えていけば、日本全体がより豊かになっていくと信じています。
【1286-1】卸売市場に行って、値段が決まる現場は体感する
【1286-2】期待値について勉強する
【1286-3】支出に見合う対価が得られるか?を考えてお金を使う
お金が生き生きと飛び回る社会の創造。
【書籍名】いま君に伝えたいお金の話
【著者名】村上世彰 ・ 著者情報
【出版社】幻冬舎
【出版日】2018/9/6
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】お金と賢く付き合いたいときに
【キーワード】金融リテラシー、子育て、教養
【頁 数】190ページ
【目 次】
1 お金って何だろう?
2 お金と世の中の関係
3 君がお金を手にする方法
4 働き方が大きく変わる
5 稼いだお金を貯めて増やす
6 お金と向き合うための覚悟
7 とっておきのお金の使い方
この本が、あなたを変える!
村上世彰さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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