【ココロよ静まれ平穏に】朝日新聞人気連載「心を保つお稽古」待望の書籍化!「つながり過多」の現代社会で、どうすれば心を静められるか、そのヒントを散りばめた108本の記事。読むほどにココロ軽くなる良書。
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■書籍情報
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【書籍名】しない生活
【著者名】小池龍之介
【出版社】幻冬舎
【出版日】2014/3/28
【推薦度】★★★★★
【対象者】心の平穏や導きがほしいときに
【頁 数】241ページ
【目 次】
第1章 つながりすぎない
第2章 イライラしない
第3章 言い訳しない
第4章 せかさない
第5章 比べない
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■こんな時に読みたい!
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・心がザワザワして落ちつかないと感じたとき
・心が荒れているなと気になっているとき
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■1分間紹介文
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あなたは、日々の”つながり”に疲れを感じること、ありませんか?
たまに、誰とも話さずに1人になりたい!と思うことがある人にオススメ。
著者は、小池龍之介さん。
月読寺、正現寺の住職であり、ベストセラー作家。
本書は、朝日新聞の人気連載「心を保つお稽古」から、煩悩を静める108(煩悩と同じ数)の教えを説いた話題の新書。新書ですが、非常に読み応えのあるボリュームたっぷりな一冊。
「絆」「繋がり」が最近見直されつつあり、一つの社会的なトレンドになっています。一方で、ソーシャルメディアが発達したことで、四六時中つながりっ放しの状況を生み出しており、「つながり過多」も社会問題になりつつあります。
そんな現代社会に向けて、「つながり過多」によるココロの乱れとどう向き合い、どう考えれば、ココロ静かに生きられるのか。そのヒントをゆっくり提示してくれます。
何も考えずに1人になりたい。
その強く思う人にほど、効く一冊です。
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■押さえておきたい14のポイント(引用)
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入ってくる情報が増えれば増えるほど心は乱れる
学校や企業や有名人へのクレームは、される側は失うものが多いため、ほんのちょっとした過ちでも「すみません、不手際でした」と屈服せざるをえないですからね。必ず勝てるのが決まった、つまらない戦いなのです。そんな卑怯な戦いを挑みたくなるほど心が惨めになる前に、自分の価値をつり上げたくてしょうがない愚かさに、ハッと気づいてあげましょう。
「どちらが得か」を迷うのは心にとっての損
優しくされた相手に攻撃心を持ち続けることはできない。
悪意のない愚かさに怒っても疲れるだけ
良い扱いを受けたときこそ、喜ぶ代わりに「この扱いも一時的なもの、やがて過ぎ去るもの」とばかりに、諸行無常を念じて執着を手放しておくのが特効薬
すべては「ありえる」と開き直れば、心は強くなる
「自分もやりかねない」という、潜在的な可能性を知っていれば、「ありえない!」を離れて許容する優しさが生まれる
謝るときは余計な言い訳を付け加えない
著作『道徳の系譜』でニーチェは「他人のために」という善なる道徳は、「他人のことを考えない強者は劣っていて、他人のために尽くす私たち(弱者)は優れている」というふうに、弱者が逆転するためにつくり出したと考えます。だとすると、正義を声高に叫ぶ人の声が胡散臭く聞こえるというものです。
心なんて、かくもあっさり体に翻弄される。ですから、仏教では「心を保つ」という難題に取り組む前のステップとして、まずは「体を保つ」ことから始めるもの
人とつながりすぎると「快感過多」で不幸になる
「◯◯な自分」というアイデンティティーを打ち立てることこそ、実は不安と苦しみのもと
相手のほうが間違っている証拠があっても追いつめない
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■これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【320-1】感情が大きく動いたときは記録する
【320-2】謝るときは言い訳をつけない
【320-3】体調を保つことを日々意識する
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■今回のまとめ
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フラットなココロの状態こそ、一番疲れない!
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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
早くもワールドカップ寝不足濃厚な気配(笑)
4年に一度のお祭り♪
仕事に支障がでない範囲でおもいっきり楽しみます(*^^*)
以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!
読書習慣の専門家
米山智裕
感謝!
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■今回紹介した本
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小池龍之介さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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■読了までの時間
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01時間26分
通勤時間にて。
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