【嫌われないかビクビクする前に】
産業カウンセラー・植西聰氏が、『嫌われない話し方100のルール』と題して、相手の反応に怯えることなく、伝えたいことをきちんと伝えるコミュニケーション術を指南する一冊。
もくじ
■書籍の紹介文
これを言ったら嫌われないかな。
相手の反応を気にしながら、話をしていませんか?
本書は、心理の法則を用いて、相手の反応に怯えることなく、伝えたいことをきちんと伝えるコミュニケーション術を指南する一冊。
すべての人と、仲良く会話をする。
これは、ほとんど実現不可能です。
関係性などから、どうしても身構えてしまう会話は発生します。
この本で紹介される方法は、このときにあなたの背中を支えてくれるものです。
100のルールと、数が多いと感じるかもしれません。
ですが、見開き1ページで1テーマを収録しており、とても読みやすいです。
1つ1つは、そこまで深くは紹介されていません。
しかしながら、「ここには!」と要点をきちんと押さえているので安心してください。
身構えてしまうような難しい会話は、苦しいものです。
ただ、そこを乗り越えると成長できることもあります。
ぜひ、本書を役立てて乗り越えていきましょう!
コミュニケーション力を向上させてくれる一冊です。
◆円滑なコミュニケーションを。
嫌われない話し方100のルール
植西聰 PHP研究所 2012-1-21
売上ランキング(公開時):ー
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■【要約】15個の抜粋ポイント
私たちは、話を聞く時に、言葉そのものの意味だけを受け取るのではなく、相手の態度や雰囲気などの細かいニュアンスからも、思いを感じ取っています。
そのため、やんわりとした口調で話すと、断りのセリフも優しく聞こえます。
感謝の後に、申し訳ないという気持ちを正直に表わせば、相手はきっとわかってくれます。
(例)「誘ってくれありがとう!(感謝)でも、今回は参加できません」
大切なのが、相手がどんな人であろうと、価値観を否定しないということです。
悪い条件を隠しても、いずれはわかることです。
先に伝えることで、誠意を見せたほうが、いい返事を引き出すことができるでしょう。
相手は断ることに対して、多少なりとも「悪いな」と感じているものです。
ですから、別の条件を差し出せば、あっさりといい返事をもらえることは少なくありません。
相手をよく観察して、話を聞く余裕がありそうな時、仕事が一段落ついた時などを狙って、声をかけてみましょう。
相手の気分次第で、受け取られ方にも大きな差が出るのです。
「例えば」というキーワードを使えば、自然と具体例が出しやすくなります。
いろんな事情があって、すぐには意見が通らないことがあります。
しかし、意見が通らなかったからといって、自分まで否定されたように落ち込む必要はありません。
「必ず自分の意見を通す」という強い信念が未来を切り開くのです。
(妥協できない場面において)
自己主張で重要なのは、伝わるかどうかという結果よりも、自分の気持ちを素直に話せるか
言いにくいことを言うと、相手を傷つけると決め付ける必要はありません。
相手にとって、プラスになることもあります。
余計な言葉にいちいち反応していると、神経をすり減らすだけです。
あまり深く考えずに、聞かなかったことにすると、ストレスはたまりません。
自分に依存してくる人には、代わりに夢中になれるものを渡すと、こちらへの負担が軽くなることがあります。
安心材料を与えれば、臆病な人は落ち着いて行動することができるのです。
「言葉一つで、相手の気持ちがおさまるのなら安いもの」と割り切りましょう
■【実践】3個の行動ポイント
【103-1】言動一致を常に心がける
【103-2】「相手を受け止める」→「自分を伝える」を意識する
【103-3】相手は自分の鏡であると意識する
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】嫌われない話し方100のルール
【著者名】植西聰
【出版社】PHP研究所
【出版日】2012/1/21
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】明日の人間関係を良くしたいときに
【キーワード】話し方、心理学、苦手克服
【頁 数】224ページ
【目 次】
第1章 断る
第2章 依頼する
第3章 自分の意見を伝える
第4章 言いにくいことを言う
第5章 相手の性格にあわせて自己主張する
この本が、あなたを変える!
嫌われない話し方100のルール
植西聰 PHP研究所 2012-1-21
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植西聰さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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