【書評:418冊目】仏教 心を軽くする智慧(齋藤孝)

【仏教とはセルフマネジメント法】
明治大学教授・齋藤孝氏が、『仏教 心を軽くする智慧』と題して、「心のマネジメント」としての仏教の持つ力を示しつつ、仏教の智慧を自分の生活に取り入れる方法を指南する一冊。

■書籍の紹介文

「心のマネジメント」。
うまく、できていますか?

 

本書は、仏教を「メンタルマネジメント術」と捉えることで、2500年受け継がれてきた仏陀の教えを、現代人に生かす方法を指南する一冊。

 

・いつも上機嫌でいること
・どんな事態が起きても、感情に振り回されず、冷静に対処すること
・「この世は苦」を受け入れること
・他人に対して慈悲の心をもつこと
このように、仏陀の教えを齋藤先生流にわかりやすく、噛み砕いて示しています。

 

どうすれば心配事や欲望に振り回されず、心静かにいられるのか?
こうした「心のマネジメント」術は、しっかり身につけておきたいもの。

 

ぜひ、齋藤先生のガイドを活用して、仏陀の教えを取り込みましょう!
心の平静は、人生の大きな助けになります。

 

◆仏教で心を軽く。

仏教 心を軽くする智慧
齋藤孝 日本経済新聞出版社 2014-9-11
売上ランキング(公開時):ー
Amazonで探す 楽天で探す

■【要約】15個の抜粋ポイント

私なりに解釈するなら、仏教とは自分という存在を「感情」「理性」「身体」に三分割して考えるメンタルマネジメント術である。

 

ブッダとは固有名詞ではなく、「目覚めた人」を指す言葉である。
ごくふつうの人間でも、理性で感情を抑え、他人と慈悲の心で接し、穏やかに生きることができれば、その人は「ブッダ」なのである。

 

「この世は苦に満ちている」これがブッダの思想の出発点だ。
「生老病死」のみならず、思いどおりにならないこと自体が苦であるという認識である。
そして「八正道」と呼ばれるような修行を行うことで、苦に惑わされない心が完成すると説く。
大切なのは、もっとも正しい道(中道)を歩むことだという。

 

「やり切った」という感覚を持てれば、心を落ち着き、相手の顔もはっきり見えるようになる。

 

自分のすべきことをしているか、自問してみる

 

感情のブレが比較的小さく、ものごとに理性的に対処できる人。
気分や体調を抜きにして、とりあえず目の前の作業に集中できる人。
そんなイメージだ。
そう考えてみると、ブッダは比較的身近な存在であることがわかるだろう。

 

一緒に暮らしていく中で、批判したり一喜一憂したりするな、常に和やかに過ごせ

 

相手が誰であれ、そもそも人と自分を比べること自体が虚しい。

 

「比べない」ということを人生の原則として立てたほうが、ずっと楽になる

 

自分だけ不利な立場に置かれたとしても、それが自分にとってプラスかマイナスかと考えれば、意外とプラスであることが少なくない。

 

「諸行無常」とは、「この世のすべてのものは移り変わる」という意味だ。
それを前提にすれば、「○○を得たい」「○○を失いたくない」と欲すること自体が無意味になる。
したがってものごとの執着から解放されて楽になる、と説いているのである。

 

一定の生活習慣を維持することも”修行”の一環

 

日常生活に瞑想を取り入れようーーかねてから、私はそう主張し続けてきた。
寺にこもって座禅を組むばかりが瞑想ではない。
例えば夕日を眺めたり、川の流れを見つめたりする瞬間に、ふと心が落ち着いてリセットされたような気分になることがある。
インスタントとはいえ、これも瞑想の一種だ。むしろ日々忙しい人ほど、こういう短時間の瞑想は必須であると私は考えている。

 

「何のために働くか」の答えが「お金のため」だけでは、あまりにも寂しい。
かといって「誰のため」「社会貢献」という答えにも実感が持てないとしたら、「自分の修行のため」と考えてみてはいかがだろう。
それはいわゆる「仕事」のみならず、家事や育児も同様だ。

 

とにかく自分を律して真摯に生きよ、前世も来世も関係ない

 

■【実践】3個の行動ポイント

【418-1】人を羨ましく思ったり嫉妬したりした時等は「その人と同じことが自分にできるか」と自問する

【418-2】辛い時・不利な時は自分にとってプラスかマイナスかを考える

【418-3】瞑想する時間・瞑想アイテムを決める

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】仏教 心を軽くする智慧
【著者名】齋藤孝
出版社日本経済新聞出版社
【出版日】2014/9/11
オススメ度★★★☆☆
こんな時に心の平穏や導きがほしいときに
キーワード教養メンタル
【頁 数】240ページ
【目 次】
第1章 忙しい人ほど仏教が必要だ
第2章 ビジネスにこそ「慈悲」を
第3章 逆境に負けない心をつくる
第4章 ブッダの「悟り」を追体験する
第5章 日本に伝わり根づいた仏教
第6章 仏教をより詳しく知るためのブックガイド

 

この本が、あなたを変える!

仏教 心を軽くする智慧
齋藤孝 日本経済新聞出版社 2014-9-11
売上ランキング(公開時):ー
Amazonで探す 楽天で探す

齋藤孝さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

■お知らせ

▼書評ブロガーの読書術を公開中!

▼【仲間大募集中!】101年倶楽部
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!

▼「いいね!」応援をありがとうございます!

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

Summary
Review Date
Reviewed Item
【書評:418冊目】仏教 心を軽くする智慧(齋藤孝)
Author Rating
31star1star1stargraygray

関連記事

コメントは利用できません。

人気著者も多数収録!

PR



ページ上部へ戻る