【書評:1903冊目】メモ・ノートの極意(弓削徹)

【アイデアに必要なのは紙とペン!】
製造業のマーケティングコンサルタント・弓削徹氏が、『メモ・ノートの極意』と題して、だれでもアイデアを出せるようになる、メモとノートを活用したアイデア発想法を指南する一冊。

■書籍の紹介文

アイデアを出す。
あなたは得意ですか?苦手ですか?

 

本書は、アイデアを出せるかはちょっとしたクセや習慣の有無によると提起し、メモとノートを活用したアイデアを出す仕組みづくりを指南する一冊。

 

閉塞感を打破するためのアイデアが求められています。
目の前の課題を解決してくれる、きらりと光るアイデアが・・・。

 

ただ、多くの人は「アイデアを出す」という言葉の前に固まります。
そして、「無理だよ・・・」「アイデアなんて、センスの良い人の話・・・」と諦めてしまいます。

 

こうなってしまうのは、とてももったいないと著者は指摘します。
適切な習慣や仕組みづくりができれば、だれでも「アイデアを出せる」体質になれると語ります。

 

必要なのは、ペンとメモとノート。
メモの役割と活用の仕方、ノートの役割と活用の仕方、これを習得することでアイデアを出せる土台がつくられます。

 

なにか特別なことをするわけではありません。
「必要なときに書き留める環境づくり」など、意識ひとつでできることに厳選して解説しています。

 

散歩しているとき、トイレに入ったとき、布団に入ったとき、「あっ!」と考えが浮かぶこと。
あなたも経験があるとおもいます。

 

アイデアの出せる人は、このときにきちんとメモに書き留めている人です。
アイデアの出せない人は、「あれ、なんだっけ?」となり「まいっか」と流してしまう人です。

 

このちょっとした差の積み重ねが、アイデア体質になれるかどうかの分岐点。
よほどの天才以外、突然アイデアが降ってくることなどありません。

 

コツコツとアイデアの種になる気づきをメモに書き溜める。
メモをもとに、アイデアの土台となるノートづくりを継続していく。

 

これらが、あなたにとって”あたりまえ”になったとき。
「最近、アタマが冴えているな」とニンマリする自分へと成長していることでしょう。

 

マーケティングのプロであり、コピーライティングのプロである著者のアイデアの源泉。
それを真似ることができる本書は、アイデアが出せるようになりたい人にとって、またとない学習機会です。

 

一度身につけてしまえば、一生モノのメモとノートの極意。
そこから生まれるアイデアと可能性は、まさに無限大です。

 

◆アイデアの出る仕組みを築け!

メモ・ノートの極意
弓削徹 ぱる出版 2022-8-26
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■【要約】15個の抜粋ポイント

あなたも、特定の専門分野を持つなら、その分野においてはなにを訊かれても即答できる態勢をつくることが必要です。
それには、回答の元帳となる自分だけの”ミーぺディア”とも呼ぶべき引き出し、つまりノートを持てばいいのです。

 

仕事上のデータや最新ニュース、他社の成功事例はもちろん、文字通り商談相手を笑わせるアイスブレイクのネタまで、ビジネスベースのネタ帳を持つようにしましょう。
ノートはネタ帳、メモはネタ帳の元です。

 

そこまでしっかりした図解でなくても、それぞれの言葉や要素の関係性や位置関係を図解風にしておくのも有効です。
単語同士を矢印でつなげたり、丸で包含関係を示したりするだけでも、理解を促進する効果があります。
<図解の効果>
・全体像をつかむ
・関係性をつかむ
・時系列がわかる
・重要点がわかる

 

「アイデアを出す」とは、独自の発想をするというより、記憶の中から似た事例やヒントを呼び出すこと。
つまり、求める情報がまとめられているノートを持っているかどうかが成否を分けるといってよいのです。

 

ヒントとなる情報は身の回りにあふれています。
それをキープするための手法がメモなのです。
誰でも得られる情報をアイデアのピースとしてとらえれば、ヒントを特定することが容易になるはずです。

 

アイデアを正しく選ぶ視点を持ってさえいれば、それはとても価値のあることなのです。

 

メモは備忘、発想、記録、ヒントなど、いわば定着する前のフロー情報であり、浮草に似ています。
これに対して、ノートは整理、思索、総括、体系化などストック的であり、脳の外部記憶装置になります。
それで得られた脳内のスペースを、クリエイティブな発想のために使うのです。

 

ちょっとした変化をメモすることで、連なる現象が発見でき、いち早くトレンドに気づくことができるのです。

 

自分はいつアイデアを思いつく人間かを把握しておきましょう。
散歩中か、シャワー中か。
寝る前か、人と会話しているときか。
いずれのシーンでもメモできる準備をしましょう。

 

●メモを速くとるためのヒント
①オリジナル略号を使う
②画数の多い言葉はカナ表記
③頻出語は1字目のみ表記
④感じの書き順を守る
⑤追いメモで補足する

 

私は、フリクションボールペンの0.7ミリをメインで使っており、文字もイラストもこれで書きます。

 

●明解な文章のための3つのルール
(1)主語を書く
(2)一文を短くする
(3)逆説を多用しない

 

ノートに書かれるべきことは、物事の核心はなんなのか、です。

 

専門性についても、差がつくのはアイデアの有無です。

 

メモをとるという小さな習慣。
この習慣こそがあなたのアイデア力を強化し、あなたを成功に導く。
メモはノートになり、あなたの武器になります。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1903-1】アイデアや考えが浮かびやすい時間・場所を把握する

【1903-2】【1】で把握した場所に、いつでもメモが取れる環境をつくる

【1903-3】【2】で書き溜めたメモを、「核心は何か」を問いながらノートにまとめる

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】メモ・ノートの極意
【著者名】弓削徹著者情報
出版社ぱる出版
【出版日】2022/8/26
オススメ度★★★★☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード発想力アイデア問題解決
【頁 数】192ページ
【目 次】
Chapter1 メモ・ノートで何を実現するのか
Chapter2 アイデアが生まれる仕組みのつくり方
Chapter3 メモとノートをどう使い分けるか
Chapter4 「脳作業」でビジネスを価値化する
Chapter5 1枚のメモからキャリアを開花させる

 

この本で、あなたは変わる!

メモ・ノートの極意
弓削徹 ぱる出版 2022-8-26
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弓削徹さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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