【書評:1737冊目】ゆるめる準備(川田裕美)

【ゆるめると、自分の良さが出る!】
フリーアナウンサー・川田裕美氏が、『ゆるめる準備』と題して、「また一緒に仕事がしたい」と思わせるコミュニケーションに役立つ、いい流れをつくる45のヒントを指南する一冊。

■書籍の紹介文

また一緒に仕事をしたいな。
このように思うのは、どんな人ですか?

 

本書は、「また一緒に仕事がしたい」と相手に思ってもらうのに役立つ、45個のいい流れをつくるコミュニケーションのヒントを指南する一冊。

 

仕事をまた一緒にしてもらうには、”信頼”してもらうことが大切です。
この”信頼”には、仕事の成果に対するものと、あなたの人間性に対するものがあります。

 

前者はもちろん大事ですが、意外と決め手になるのが後者です。
「また一緒に(この人)と仕事がしたい」とおもってもらえるかどうかということです。

 

考えてみれば、プロとして求められる成果をあげるのは”当然”のことです。
ということは、ライバルと差をつけにくいという見方もできるわけです。

 

では、どこで差をつけるか。
これが、いかにあなたの人間性を”信頼”してもらうかというところになるわけです。

 

この本では、人間性を信頼してもらうため役立つコツが45個収録されています。
生馬の目を抜くメディアの世界で、見かけない日はないほど活躍する著者が大切にしていることのエッセンスを吸収することができます。

 

失礼な言い方になりますが、意外と本格派の内容です。
芸能人のなんちゃって本とは一線を画す、凛とした締まった空気感が読んでいて心地よいです。

 

「ゆるめる」とは、抜くこと、でも、ダラけること、でもありません。
力を発揮したいときに力を発揮できる、そのための”準備”にその真髄があります。

 

場の空気を乱すことなく、かと言って存在感もきちんと発揮するし、周りの力も引き出す。
ほんわかした雰囲気の裏にある、プロとしての矜恃は大いに参考になります。

 

◆おすすめの良書。

ゆるめる準備
川田裕美 朝日新聞出版 2021-11-19
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■【要約】15個の抜粋ポイント

”自分が何をすべきか”のヒントは、自分よりもまわりが握っています。
職場の同僚や一緒に仕事をしている相手をよく観察することで、見えてくるものがあるはずです。

 

できるだけ事前に準備をして、自分に”余白をつくっておく”ことで、自然とまわりに目が向くようになった感覚がありました。

 

仲良くなりたいという想いが先行しすぎると、相手も困ってしまいます。
距離を縮めようとするときには、相手の振る舞いや時間の流れを感じとって、それを乱さないかたちで、相手の領域の中に”お邪魔する”という気持ちを忘れずにいたいと思います。

 

大変だと思ったり疑問を感じたりしても、先輩からのアドバイスは、まずは素直にやってみる。
やってみても納得できなければ次はしなければいいだけ。

 

アドバイスをもらうためには、自分でできるところまではやってみたけれど、「さらに教えてもらいたい」「もっと成長したい」という本気度や熱意が伝わることが大切。
アドバイスを求める方への感謝と敬意を忘れないようにしたいです。

 

誰しもが一つや二つは、コンプレックスを持っています。
どれだけ悩んでも、弱みや欠点はそう簡単には変わらない。
そうであるなら、笑い飛ばしてしまったほうが得だと思うのです。

 

遊びに本気になれる人は、仕事にも本気になれる。
これと決めたものに対して夢中になれるのは、とてもカッコ良いと思います。

 

仕事の現場において、相手を信頼することはとても大切。
人間ですからミスは起きます。
そのときに、相手を責めず、そっとカバーできる人でありたい。
お互いがお互いの仕事や持ち場に関心を持ち、カバーし合うことで、信頼関係が築かれていくのです。

 

人と違うことをしようとするときの一瞬のためらいを乗り越えれば、新しい世界が待っています。

 

自分を偽らない、ありのままに正直でいることは、これからも変えたくない。
だからこそ、自分の考えをどう伝えたり、実現していくか。
異なる考え方の人とはどう話すかといったことは、まだまだ追求しなきゃ、と先輩方の振る舞いを思い出しては身を引き締める日々です。

 

他人から「ここがいいね」「あなたはこういう特性があるね」と言われることのなかから、自分が好きになれるところを見つけて、伸ばすほうに舵を切ってみるのもいい。
「ゆずれない価値観」「大切にしたいもの」は、もちろん大事にしながら。

 

しない後悔ほど、取り返しのつかないものはありません。

 

自分のなかにある、”いろんな私”を否定せずに、受け入れる。
そして、ほんの少し勇気を出して、人に、”いろんな私”を見せてみてください。

 

ほめられたくてやっているわけではないけれど、ほめられたらうれしい。
人の役に立とうなんておこがましいけれど、役に立てたらうれしい。
これって、子どものときからの素直な感情です。
大人になってはいるけれど、その気持ちに正直でいていいんじゃないかな、と思うのです。

 

どうなっていくかわからない人生って、おもしろいし、毎日が自分なりの一所懸命で満たされれば、最高です。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1737-1】アドバイスは実践してから判断する

【1737-2】自分を偽らないために、今何をすべきか考えるようにする

【1737-3】自分の中の答えを安易に出そうとしない

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】ゆるめる準備
【著者名】川田裕美著者情報
出版社朝日新聞出版
【出版日】2021/11/19
オススメ度★★★★☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード人間関係働き方マインド
【頁 数】248ページ
【目 次】
Chapter1 見えない〝空気〟を感じとる
Chapter2 きちんと伝えられる人であるために
Chapter3 現場での吸収力を300%に
Chapter4 恥ずかしくても、苦手でも、やってみてナンボ!
Chapter5 ストレスとはぼちぼちつきあう
Chapter6 まわりの人をちょっとアテにする
Chapter7 好きなことは「好き」と言う
Chapter8 自分を決めつけたらつまらない
Chapter9 人生は変わっていくからおもしろい

 

この本が、あなたを変える!

ゆるめる準備
川田裕美 朝日新聞出版 2021-11-19
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川田裕美さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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