【書評:362冊目】人が「つながる」マネジメント(高橋克徳)

【つながることで組織は強化される!】
組織マネジメントの専門家・高橋克徳氏が、『人が「つながる」マネジメント』と題して、人と人との「つながり力」を生かした新しいマネジメント手法を詳しく解説する一冊。

■書籍の紹介文

働いている職場。
人とのつながりをどれくらい感じていますか?

 

本書は、職場を変えるには、人と人とがつながりを感じられるマネジメントこそが重要だと提起し、「リレーションシップ(つながり)」を意識したマネジメント手法を解説する一冊。

 

いま、「不機嫌な職場」が増えています。
仕事の複雑化、上司と部下のギャップ、報われない評価・・・、糸がどんどん絡み合っています。

 

集団主義でも個人主義でもない。
成功に向かってお互いが連動・支援し合う組織づくり。

 

これが、『つながるマネジメント』の定義です。
「不機嫌な職場」を変えるには、このマネジメント手法に移行するしかないと著者は主張しています。

 

お互いが連動して支援し合うこと。
一見するとあたりまえのことを、”新たなマネジメント”と言わざるをえない。

 

それほどに、「不機嫌な職場」は危機的な状況といえます。
職場の空気を変えるためにも、「不機嫌な職場」に少しでも共感するなら、積極的に学びましょう!

 

「人」は、文字のとおり、支え合ってこそ「人」。
だから、人とつながるほどに、人は力を発揮できるのです。

 

◆さぁ!繋がろう!!

人が「つながる」マネジメント
高橋克徳 中経出版 2011-8-24
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■【要約】15個の抜粋ポイント

お互い関わり合えない、協力し合えない人も増えている。
若手も、中堅も、管理職さえも成長意欲が低く、当事者意識をもって変革に取り組もうとしない。
疲弊感、停滞感、あきらめ感が漂っている。

 

今、人と組織のマネジメントが悪循環に陥っている。
多くの人たちが自己否定感や無力感を持っている。
その結果、彼らは自分が否定されないように「自分を守るための行動」をとるようになる。

 

こういう悪循環にはまると、一人ひとりが防衛的な行動をとったり、お互いがやっていることを認め合えなくなる。
その結果、一緒に何かを作る「共創」や「協力」が生まれにくくなる。

 

本来、マネジメントというのは、人が一緒に働くことで、より高い成果を生み出していくメカニズムを作ることだ。
そのために人と組織の良い循環を作ることがマネジメントの目指すところなのだ。

 

今、組織に必要なのは、この良いサイクルを復活させることだ。
もちろん、旧い時代に逆戻りするのではない。
今の時代に合ったサイクルを作り直すことだ。

 

今、多くの企業で起きているのは、行きすぎた個人志向、個人偏重のマネジメントの結果、お互いに関わり合えない、協力し合えないという「不機嫌な職場」を増やしてしまったということだ。

 

今の状況下で必要なことは、自発的な連携、連動だ。
自分で状況を見て周囲の力を借りる、周囲に力を貸すことだ。
個々の仕事が成功するように、お互いが自発的に支援し合うことが必要なのだ。

 

次々と起きる多様な問題に、個々人が周囲の人と知恵と経験と労力を持ち寄り助け合い、一つひとつの仕事を成果に導く。
これが当たり前にできる関係性を、組織の中に作り出すことが必要なのだ。

 

集団の中で「自分は、他人との間でどういうかかわりを持つのか」「自分自身がどういう役割になればいいのか」ということをたえず自分で考えながら動いてきたのが日本人だというのだ。

 

他人の状況を見ながら、主体的に自分は何をしたらいいかを考えて、相互に貢献していく。
これはまさに互恵的な関係だ。

 

個々人が自律的に動きながらも、そこに必要なバックアップと知恵の統合が行われ、お互いが連鎖して成果を上げていく組織原理を生み出すことが、今のマネジメントには求められているのだ。

 

すなわち、組織を引っ張る原動力を一人の強いリーダーシップに求めるのではなく、お互いの力を引き出し合い、支え合う関係性、リレーションシップに求めることだ。

 

質の高い関係を作り出すためには「自分が周囲に良い影響を与え、周囲が自分を活かしてくれる。そんな存在になろう」という姿勢が、求められる。

 

マネジャーを起点としてリレーションシップを広げていく際、たとえば、部下との関係では、上司が部下に一方的に働きかけ、望ましい行動をとらせるだけではだめだ。

 

だとすると、上司と部下においても、適切な関わり方が大切だ。
お互いの力を引き出し合い、支援し合う関係を作ることこそが、何よりも重要なのだ。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【362-1】「自分はどう関わるのか?」を常に考えて仕事する

【362-2】「自分はどういう役割なのか?」を常に考えて仕事する

【362-3】「自分が周囲に良い影響を与え、周囲が自分を活かしてくれる。そんな存在になろう」という姿勢を持つ

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】人が「つながる」マネジメント
【著者名】高橋克徳
出版社中経出版
【出版日】2011/8/24
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に明日のリーダー力を磨きたいときに
キーワード指導力組織改革職場環境
【頁 数】271ページ
【目 次】
01 「マネジャーなんて割に合わない」と思っていませんか?
02 マネジメントはもう変わらなければいけない
03 「つながり力」を生み出すマネジメントとは?
04 マネジャーから会社を変えてみませんか?

 

この本が、あなたを変える!

人が「つながる」マネジメント
高橋克徳 中経出版 2011-8-24
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高橋克徳さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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