
【自分の気分だけは誰にも支配されるな!】
韓国の作詞家・コピーライター/キム・ダスル氏が、『人生は気分が10割』と題して、自分の気分を管理する大切さを説きながら、いつでも気分良くいるための習慣術を指南する一冊。
■書籍の紹介文
気分。
あなたは今、どんな気分で過ごしていますか?
本書は、悔いのない人生を送るために最も大切なのは「自分の気分をコントロールすること」だと語り、そのために役立つ106の習慣術を指南する一冊。
人生とは、日々の積み重ねです。
この毎日が自分にとって「気分の良い日々」だったら、その人生も「良い人生」といえるでしょう。
ということは、わたし達が率先して取り組むべきことは1つ。
それは、毎日を気分良く過ごせるように感情や環境を整え、その状態をできるだけ保つことです。
あなたは、このことを理解し実践できていますか。
実践もしていないのに、不平や不満、愚痴を喚き散らしていませんか。
そんな諭すような空気感を感じる一冊です。
106本のエッセイをまとめた構成のため、その時々のあなたの”気分”で、目を引く項目だけ読むのがいいとおもいます。
106本のエッセイを通して、気分を整え、気分を管理するのに役立つ習慣や考え方が紹介されています。
自分の気分は自分で変えられること、このことさえ忘れてしまっていませんか?
自分以外のことを都合よくコントロールするのは無理な話です。
ですが、自分のことは自分でコントロールできますし、なによりコントロールすべきです。
自分の気分をコントロールできれば、目の前の物事の見え方も当然変わっていきます。
ポジティブな気分であれば、物事の見え方もポジティブになります。
そんな”あたりまえ”のことを、問いかけ、思い出させ、考えさせ、実践を促す本です。
興味の湧いた方は、ぜひ読んでみてください。
◆気分をよくするために読みたい本。
人生は気分が10割
キム・ダスル ダイヤモンド社 2024-3-6
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■【要約】15個の抜粋ポイント
がまんとは、腐らずに打開策を探し、トライし続けることだ。
そのうち小さくても解決の糸口が見つかるから。
そうなれば面白いようにコトが好転し始める。
本や新聞、論文などのまとまった文章を読むことは、思考を深め視座を高める。
覚えたら片っ端から忘れていくのが人間ってもの。
学び上手な人はそのことを知っているから日常的に文章を読んでいる。
「その行動をとっている自分のことをカッコいいと思えるかどうか」だけをただ考えてみる。
ね、シンプルでしょ?
カッコよければGOだし、ダサけりゃやめとく。
自尊心を高めたいなら自分との約束を守るに限る。
他人との約束ではなく、自分と約束して守ること。
この方法が、自尊心をいち早く確実に高めてくれる。
自分の生き方に不満がある人ほど他人のうわさ話をしたがる。
本当に充実している人は自己研鑽に忙しく、他人のどうでもいいことに関心がないもの。
うわさ好きな人って単にコンプレックスの塊で、他人の悪口を言って優越感に浸っているだけ。
だからそんなやつらに何か言われても気にすることはない。
実力があって誠実な人なら、人脈は自ずとついてくるもの。
そんなすてきな人がいたら、誰も放っておかないだろう?
だから自分自身がすてきな人になればいい。
すべての関係をうまくやらなきゃって思う必要もない。
無理するだけ時間のムダだし「感情労働」みたいになってしまうから。
何度努力しても埒が明かない相手なら、迷わずスパッとあきらめてしまって構わない。
潔い人間関係は、自分の心のためでもある。
目の前のことしか見えていない連中と違って、僕たちは二手三手先まで見通せるほどクレバー。
だからこそそんなやつらとは絡まないように、避けるようにしよう。
失礼なやつっていうのはとことん失礼なので、この先きっと僕たち以外の誰かが、やつらのことを倍返しでボコってくれるはずだ。
●「真の味方」を見極める8つの視点
(1)時間を作ってでも会うのか、時間ができたら会うのか
(2)お互いの関係に責任を持つのか、自分の好き勝手に振る舞うのか
(3)噛み合わないところも認めるのか、相手を自分に合わせようとしてくるのか
(4)ともに未来を描くのか、過去のよかった時期に留まったままか
(5)ポジティブな話で励ましてくれるのか、ネガティブな話で元気を奪うのか
(6)出会うとリラックスできるのか、胸騒ぎが止まらないのか
(7)そばにいなくても心強く思えるのか、そばにいるのに不安になるのか
(8)つらいときにそばにいてくれるのか、つらいのに無視するのか
生きていく上で、気分はこうしたさまざまな影響を受けているってことを知っておきたい。
そんな自分の気分と付き合いながら、ここまでやって来られた。
今日一日を生き延びたという事実だけでも賞賛に値する。
あなたは十分、頑張っている。
自分は大丈夫だと、大丈夫なはずだと、大丈夫であってほしいと、誰よりも願っているのは自分自身。
自分で自分をあきらめたりしたら絶対にダメだ。
自分で自分の内なる力を信じることだ。
その信頼が、内なる力の強力な源泉となる。
置かれた環境がよくないからとか、自分はダメだと思ってばかりの人は、このことを忘れないでほしい。
自分がそうなりたいと願うなら、いつだって自分自身を救い出せる。
それは誰にも止められない。
どうせ時間を失うのなら、チャレンジして成功の可能性や経験を得るほうがずっと賢いと思わないか?
じっとしているだけって、つまり、時間と経験するチャンスをダブルで失っている。
その構造に早く気付いてほしい。
失敗したときは必ずその原因を突き止めるべきだ。
突き止めたなら必ずそれを改善して次に進むこと。
その失敗を繰り返さない方法を探し、再び似たような状況に直面してもうまく切り抜けられるくらいになっておくべき。
それでこそ、自分自身のアップデートが可能になる。
●誰からも一目置かれる人の特徴
1.考えと行動が正しい人
2.よく気が付く人
3.言いにくいことも相手の気分を害さずに伝えられる人
4.「沈黙は金なり」と知っている人
5.実力を重んじる人
6.他人に気配りができる人
7.間違いではなく、違いがあると認識できる人
8.わがままな言動をしない人
9.聞き上手な人
10.精神的に余裕のある人
■【実践】3個の行動ポイント
【2131-1】自分との約束は必ず守る
【2131-2】夜、就寝する前に「今日もよく頑張った」と自分で自分を労い褒める
【2131-3】失敗したときは、必ず原因究明を自分の中で行う
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】人生は気分が10割
【著者名】キム・ダスル
【出版社】ダイヤモンド社
【出版日】2024/3/6
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】自分を変えたいと思ったときに
【キーワード】マインド、引き寄せ、習慣術
【頁 数】296ページ
【目 次】
第1部 「気分」の下地をつくる習慣
第2部 上機嫌な人ばかりが周りに集まる習慣
第3部 落ち込んだ心を立て直すメンテナンス習慣
第4部 人生がすべてうまくいく、「気分」のコントロール習慣
▼さっそくこの本を読む
人生は気分が10割
キム・ダスル ダイヤモンド社 2024-3-6
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キム・ダスルさん、素敵な一冊をありがとうございました!
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。
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