【書評:1191冊目】自分のことだけ考える。(堀江貴文)

【心を守る49の極意】
実業家・堀江貴文氏が、自分のやりたいことにブレーキをかける要因を遠ざけ、心をフラットに生きる方法を指南する一冊。「自分のことだけ考える」ことでしか、自分の人生を生きられない。

■この本の紹介文

自分のこと。
あなたは、どこまで考えて生きていますか?

 

本書は、「人は、『自分のことだけ』を考えて生きるしかない」と提起し、これを認めることからはじまる、心をフラットに生きる方法を指南する一冊。

 

なぜ、『自分のことだけ』を考えると心がフラットになるのでしょうか。
それは、自分のこと以外にコントロールすることができないからです。

 

他人の心や行動、天気・天災に経済状況などなど・・・。
誰にもコントロールできませんよね。

 

だからこそ、『自分のことだけ』に集中するしかないのです。
たとえ、失敗したとしても、裏切られたとしても。

 

それにより得られる結果は、良くても悪くても”自分の責任”。
その結果を受けて、また次の『自分のことだけ』に集中して行動を繰り返していくのです。

 

これこそが、生きていくと言うことなのかもしれません。
言い換えれば、他人を言い訳にしたり、他人の責任にしたりするのは、ブサイクな生き方だということです。

 

自分に集中することで、自分らしく生きられる。
そんな心持ちにさせてくれる一冊です。

 

◆他人、ではなく、自分。

■本がわかる!15の要約ポイント

重要なのは「自分がどう言われるか」「どう思われるか」ではなくて、「自分が何をするのか」「それによって何が変わるのか」ということ。

 

斜に構えた段階で、その人はもう「負け」。
自分にできないことをやっている人を見て、嫉妬したら「負け」。
何事も学びのチャンスだと思い、自分に取り入れられることを見つけたほうがいい。
人の成功に嫉妬することの無意味さを、肝に銘じてほしい。

 

誰かの指示で動くのではなく、自分の内発的な欲求から、人に会いに行く。
そんなフットワークの軽さ、執着の仕方は、誰だって真似できるはずだ。
あなたも、今日から会いたい人にアポを取り、会いに行けばいい。

 

自由に生きるのは何かと大変だけれども、楽しいのも事実なのだ。

 

何かを成し遂げたかったら、嫌われるのを怖がらないこと。
「成功は逆境から始まる」。
このメンタルでいれば、怖いものはないはずだ。

 

裏切るという行為は相手の課題なのである。
だから、それは切り捨てる。
つまり、考えないのだ。

 

もちろん悪口を言うような人を肯定するつもりは毛頭ないが、自分の時間を無駄にしないためにも、「悪口はスルー」が正しいのである。

 

お互いに心のバリアを張っていては、いつまで経っても何も進まない。
こちらから心をさらけ出して、相手を安心させよう。

 

自信をつけるには、実は小さなコツがある。
まずは自分の「できること」から、少しずつ小さな成功を積み上げていくことだ。

 

年配のビジネスマンと緊張することなく円滑なコミュニケーションをしたいなら、ゴルフぐらい覚えておいたほうがいいだろう。

 

できないことは「できない」と仲間にさらけ出せばいい。
そして自分が「できること」に全力を注げばいい。
皆がそうすれば、社会はうまく回っていく。

 

仲間をつくるためには、まず、「一緒にやってみませんか?」と声を掛けなければならない。

 

自分の現在の実力を正確に理解して、然るべき努力をする。
これがまっとうなコンプレックスへの対処法なはずだ。

 

人を救うのにお金も努力も必要ない。
悩みを解決できなくたっていいのだ。
もがき苦しんでいる人がいたら、ひとことでいいから声を掛けてあげよう。

 

時に失敗や挫折もあるが、過去は振り返らない。
未来のことだけを考えて全速力で駆け抜ける。
では「それは何のためにやっているのだろうか」と考えると、皆がつながり、皆と笑顔をわかち合いたいからだ。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1190-1】「自分が何をするか」に集中する

【1190-2】他人を言い訳したり、他人に責任を求めたり、しない

【1190-3】自分の「できる」ことをコツコツ積み上げる

 

■ひと言まとめ

自分に集中するほど、自分が見つかる!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】自分のことだけ考える。
【著者名】堀江貴文
出版社ポプラ社
【出版日】2018/3/28
オススメ度★★★☆☆
こんな時に自分を見つめ直したいときに
キーワードメンタル決断思考
【頁 数】202ページ
【目 次】
第1章 自分のことだけ考える
第2章 炎上される者になれ
第3章 無駄なものにふりまわされない心
第4章 なぜあなたは緊張に負けてしまうのか?
第5章 恥をかいた分だけ成功に近づく
第6章 他者への優しさだけは忘れてはならない

 

この本が、あなたを変える!

 

堀江貴文さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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