【書評:1073冊目】「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」の習慣(石川和男)

【仕事の質はチーム力次第!】
5つの仕事で活躍するスーパーサラリーマン・石川和男氏が、「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」を比較しながら、チームとして仕事の「質」をあげる習慣を紹介する一冊。

■この本の紹介文

ここ1ヶ月をふり返ってください。
定時退社した日は、何日ありましたか?

 

本書は、”残業”をテーマに、仕事の「量(時間)」ではなく「質(効率)」をあげるための方法を、チーム力の観点から指南していく一冊。

 

仕事は、いうまでもなくチームで行います。
さまざまな人が絡み、力を合わせて成果を求めていくものです。

 

そのためには、チームの力を最大限に引き出す必要があります。
チーム全体で成果を掴みとるのです。

 

では、チーム力が最大限に引き出されているとはどういう状態なのでしょう。
それを、この本では「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」を比較しながら可視化していきます。

 

残業の状況で、チーム力の歪みを測る。
この切り口がとても新鮮であり、残業という目に見える指標なのでわかりやすい手法だと感じました。

 

残業がなくなれば、自分の使える時間が増します
プライベートの充実しかり、自己投資しかり、リフレッシュしかり、仕事の裏で後回しになっていたことに、積極的に時間を割けるのです。

 

そして、仕事以外が充実すればするほど、仕事も好循環し始めます
なぜなら、「7時の大切な予定のためには、6時までには仕事を終わらせないといけない」とマインドが変わるからです。

 

「どうせ」ではなく、「どうすれば」という前向きな気持ちで仕事に取り組むようになるのです。
結果、仕事の「質」はどんどん向上していきます。

 

この好循環を、個人に、チームに、波及していくことで、残業文化はなくなっていきます。
これは個人・会社の双方にとって、計り知れない効果をもたらします。

 

定時で帰れた日は、何日ありましたか?
この本の学びを実践することで、1日、2日とか定時で帰れる日が増えていきます。

 

◆仕事は、労働時間の長さを競うものではない。

■本がわかる!15の要約ポイント

整理整頓の手順は、
①机の中の不要なものを徹底的に捨てる
②共有物を管理するルールを決める
③重要な書類だけ紙ベースで残す
④書棚に使う順に並べる
⑤パソコンの中を整理整頓する

 

残業しないチームは、朝礼で社員が何時に帰るかを自己申告します。
先程のダイエットグループもそうですが、人は宣言すると、「それをしなくてはいけない」という強制力が自然に働きます。

 

残業だらけチームは、「仕事は何時間かかっても完璧に仕上げるのが基本だ」と考え、定時で終わらせる気持ちは二の次です。
残業しないチームは、「就業時間内で最高のパフォーマンスを発揮して、仕事を終わらせるのが基本だ」と考えています。

 

今の会社でも、仕事の全体像が見えずに忙しいと言う部下がいます。
そのようなときは、今抱えている仕事をすべて書き出させます。
書き出すときには、
①重要かつ緊急な仕事
②重要だけど緊急ではない仕事
③緊急だけど重要ではない仕事
④重要でも緊急でもない仕事
の4つに分けてもらいます。

 

残業しないチームは、メールにしっかりとしたルールを設けています。

 

良好な関係を築くうえで、口頭で伝えることも重要なのです。

 

企画書や提案書など、提出先が違っていても中身はほとんど変わらない場合が多いのに、ゼロから考えるのは時間のムダです。

 

1日のふり返りをチームとして徹底すれば、時短方法の情報共有にもなるのです。

 

仕事も6時までに終わらせなさいという「締め切り」があれば、自分で方法を考え、チームを巻き込んででも、なんとか終わらせる努力をします。

 

「相談→連絡→報告」と順序に変えるだけで、ムダな仕事をしなくて済みます。
仕事を始める前に相談するように徹底させましょう。

 

残業しないチームのリーダーは、指示を小出しにします。
一度に伝える指示はひとつ、多くても3つまでです。
明確な指示は、お互いの誤解を未然に防ぎ、部下に安心感を与えます。

 

自分以外の立場で物事を考えることは難しい。
ではどうすればいいか?
私の考える解決方法は、ひとつ上の地位(係長なら課長、課長なら部長など)になったつもりで仕事をする(してもらう)ことです。

 

今は少数精鋭の時代です。
正確に言うと少数を精鋭に成長させなければならない時代なのです。
「部下を成長させるのもリーダーの役目」、そのことが認識されたとき、チームは一致団結し、いつも残業している者と、定時に帰る者という偏りもなくなるのです。

 

その仕事の成果が上がったとしても、他の仕事を行う時間がなくなることによる損失も考えなければならないのです。

 

残業だらけチームは、「どうぜ残業→アフターファイブはないに等しい」と考えて、
残業しないチームは、「アフターファイブに目的がある→では残業しないためにはどうするか?」と考えます。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1073-1】目の前の仕事を始める前に、どれくらいで終わらせるか?の時間見積もりを考える

【1073-2】1日の終わりに、時間見積もりと実績をふり返る

【1073-3】ゲーム感覚で、締め切りを設けて集中力をキープする

 

■ひと言まとめ

時間の長さではなく濃さで、充実度は決まる!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」の習慣
【著者名】石川和男
出版社明日香出版社
【出版日】2017/10/10
オススメ度★★★★☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード組織改革働き方リーダー
【頁 数】235ページ
【目 次】
第1章 職場の環境 編
第2章 時間管理 編
第3章 仕事の進め方 編
第4章 仕事・作業の改善 編
第5章 コミュニケーション 編
第6章 部下育成 編
第7章 意識改革 編

 

この本で、あなたは変わる!

 

石川和男さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

■関連情報

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【書評:1073冊目】「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」の習慣(石川和男)
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