【書評:1463冊目】逆転の生み出し方(アダム・モーガン/マーク・バーデン)

【飛躍の裏に逆境あり!】
アダム・モーガン氏とマーク・バーデン氏率いるコンサルティング会社が、『逆転の生み出し方』と題し、逆境がもたらすブレークスルーを科学的に分析し、飛躍へのヒントを11コ指南する一冊。

■書籍の紹介文

苦しくて辛い”逆境”。
そのさきに、なにが待っているとおもいますか?

 

本書は、外部環境や自分自身によって課される”制約”こそ、逆転を生み出す重要な要素だと明らかにしながら、企業・集団・個人がずば抜けるためのヒントを指南する一冊。

 

逆境の先には、なにが待っているか。
多くの人が、「そんなことは考えたくもない!」とおもわれるかもしれません。

 

だれもが、苦しくて辛い経験はしたくないもの。
しかし、逆境にはもうひとつの事実があります。

 

それは、サクセスストーリーには決まって逆境からの逆転があります。
つまり、逆境には、関わりたくはないけれど、ものすごいパワーを秘めていると言えるかもしれません。

 

本書では、科学的なアプローチで、わたし達が逆境から受ける影響を明らかにしていきます。
そのうえで、逆境をバネに飛躍するための11コのヒントにまとめます。

 

ヒントを学んでいくうちに、『振り子』をイメージしました。
振り子の中心点を軸に、左側が逆境、右側が成功です。

 

振り子の頂点が高ければ高いほど、反対側の頂点への到達も高くなる。
逆境の頂点が高いほど、成功の頂点も高くなるということです。

 

では、どうやって逆境に振れた振り子を、成功へ振っていくのか。
その方法は、この本の中に。

 

◆逆境との付き合い方を知る。

逆転の生み出し方
アダム・モーガン/マーク・バーデン
文響社 2018-3-30
売上ランキング(公開時):29,359
Amazon Kindle 楽天

■【要約】15個の抜粋ポイント

あなたの目の前に制約があり、それ故に対処しなければならない困難があるとしよう。
(略)
この時、次の3つの問いが、あなたの持つ考え方、方法、モチベーションを評価するための基準となるだろう。
(1)できると思っているか?(可能性を信じる考え方)
(2)手の付け方を知っているか?(始めるための方法)
(3)どれほど成功させたいか?(モチベーション)

 

何よりも強力な制約は、私たちの頭の中にある皮肉な考え方や自分に限界を設ける信念、それに、経路依存によって目を見えなくさせる文化の中にあるのだ。

 

達成するものの大きさは、野心によって決まるのだ。

 

制約は、できるかぎり具体的に定義しなければならない。

 

●「〜ならばできる」の9つのタイプ
(1)「それを〜と考えれば〜できる」
(2)「他の人たちに〜してもらえば〜できる」
(3)「Xを取り除いて、Yできるようにすれば〜できる」
(4)「〜の知識にアクセスできれば〜できる」
(5)「〜を導入すれば〜できる」
(6)「XをYの代わりにすれば〜できる」
(7)「〜から資金を調達すれば〜できる」
(8)「〜を混ぜ合わせれば〜できる」
(9)「〜にリソースを求めれば〜できる」

 

自分たちが持っているものの中に、取り引きに使える価値を見出して高める。

 

相手の潤沢なリソースを利用するには、そのありかが見つかり次第すぐに、相手が価値を認めるものを提供しなければならない。

 

制約を克服する粘り強さというのは、ただひたすら壁にぶつかっていくようなものではない。
事あるごとに一歩下がり、前進するための新たな方法を見出すという、しぶとい適応力なのだ。

 

湧き上がるネガティブな感情を抑える必要はない。
そうした感情は、成功に必要な粘り強さを養うのに極めて有効であることを認識しなくてはならない。

 

何もなくても、そこにモチベーションや姿勢、創造力があれば豊かになり得る。

 

変化を促す圧力+共有されたヴィジョン+実行に移す能力+現実的な事業計画=成功

 

「欠乏」は、次の20年間のうちに個人、国家、そしてグローバルな発展(あるいは後退)を評価する指標となる恐れがある。

 

制約をチャンスに変えることは、全人類が取り組むべき課題である。
現代は、歴史上類を見ない時代と言える。
欠乏と潤沢を後押しするものが高い頻度で同時に現れ、全人類の目の前に新たな課題を提示している。
人類は、制約をチャンスに変える幅広い能力を発達させた場合にのみ、進歩を続けていくだろう。
無限ループの中で流れの循環を保つ方法を学ばなければならない。

 

●制約をチャンスに変える”基本アプローチ”
Step1:被害者、中立者、変革者
Step2:これまでのやり方にとらわれない
Step3:背中を押してくれる問いかけ
Step4:「〜ならばできる」という考え方
Step5:潤沢な状態を創り出す
Step6:意欲を引き起こす感情

 

●制約をチャンスに変える”リーダーの8つの資質”
(1)変革者とは育つもので、天性のものではないと認識していたこと
(2)組織をあえて制約の方向へ導いたこと
(3)高いレベルの目標を設定し、その目標に正当性を与えたこと
(4)妥協を拒否するタイミングを心得ていたこと
(5)きっとできると思わせたこと
(6)緊張感とストーリーを利用して、長期にわたる感情的なコミットメントを生んだこと
(7)組織の慣習に挑むようチームに働きかけ、それを全うしたこと
(8)変革に着手すべき時点の見極め方を知っていたこと

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1462-1】目の前にある制約は、具体的な言葉で定義する

【1462-2】自分の強みを分析し、強みを磨き続ける

【1462-3】ネガティブな感情を無理に抑えこまない

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】逆転の生み出し方
【著者名】アダム・モーガンマーク・バーデン
出版社文響社
【出版日】2018/3/30
オススメ度★★★☆☆
こんな時に考える力を身につけたいときに
キーワード問題解決思考成功法則
【頁 数】320ページ
【目 次】
第1章 制約に直面した時にまずすること
第2章 これまでのやり方にとらわれない
第3章 背中を押してくれる問いかけ
第4章 「〜ならばできる」という考え方
第5章 潤沢な状態を創り出す
第6章 意欲を引き起こす感情
第7章 豊かさを秘めた無【ゼロ】
第8章 制約によって駆り立てられる文化
第9章 欠乏と潤沢
第10章 制約をチャンスに変える
第11章 リーダーシップと制約の未来

 

この本が、あなたを変える!

逆転の生み出し方
アダム・モーガン/マーク・バーデン
文響社 2018-3-30
売上ランキング(公開時):29,359
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アダム・モーガンさんとマーク・バーデンさん。
素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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