【書評:1417冊目】できる人の読書術(堀紘一)

【人間こそディープラーニングせよ!】
経営コンサルタント・堀紘一氏が、できる人の読書術と題して、読書で教養を磨き、超一流の証である「洞察力」を高める方法を指南する一冊。重要なのは、学習歴を高めることだ!

■書籍の紹介文

人間がAIに負けない方法。
どんな方法があると考えますか?

 

本書は、これからの時代は超一流でなければ生き残れないと提起し、その証である「洞察力」を高めるためにもっとも効果的な読書術を指南する一冊。

 

AIは、ディープラーニング(深層学習)を加速度的にくり返し賢くなっています。
いずれ、人間の知性を超える日がくるとさえ議論されています。

 

そんなAIに、人間はこのまま屈服するしかないのでしょうか。
もちろん、そんなことはありません。

 

AIがディープラーニングするなら、人間も、いや、人間こそディープラーニングせよ!
これが著者の本書でのメッセージです。

 

では、人間のとってのディープラーニングとはなにか。
それは、『人間についての理解を深め、人間らしさを磨いていく』ということです。

 

この人間らしさの追求こそが、AIに負けない生存戦略になるのです。
AIの対極にある人間らしさを追求することで、共存のバランスがとれるというわけです。

 

ここで、読書の出番です。
なぜなら、読書こそが人間らしさを磨くのに最適な方法だからです。

 

本書では、AI時代における読書の在り方を掘り下げていきます。
特徴的なのが、著者の持論でもある「学習歴」という視点です。

 

つまり、何を「学」ぶのか、何に「習」うのか
読書に置き換えるならば、何を読むのかということを意識した読書法を指南します。

 

これからの読書を考えるのによい機会となる一冊。
読書に懐疑的な人にこそ読んでほしい内容です。

 

◆読書で、洞察力を高めよ!

できる人の読書術
堀紘一 ダイヤモンド社 2019-3-7
売上ランキング(公開時):43,518
Amazon Kindle 楽天

■【要約】15個の抜粋ポイント

二流と一流の差は、「教養」があるかどうかにある。
二流には、にわか仕込みの知識はあったとしても、それが教養のレベルまで昇華されていない。
(略)
次に一流と超一流の差はどこにあるのか。
それは「洞察力」があるかないかにある。

 

洞察力の礎となるのは「考える力」である。
そして、読書の最大の効用は、この考える力が高められる点にある。

 

批判的な読書を心がけて洞察力を養おうとする際でも、本に書かれている内容は過去のものであるという事実は肝に銘じておきたい。

 

AIと共存するためには、私たちが人間本来の学習法をもっともっと突き詰めるべきであり、そのために欠かせないのが読書なのである。

 

前の世代が巨人の肩に乗って書いたものを読み、その肩に乗って次世代に書籍を書き残す。
古代ギリシャ・ローマの時代から、人類が営々と繰り返してきた書物の歴史は、ディープラーニングそのものである。

 

AI時代には、人間を学び、哲学を持つ人間しか生き残れない。
哲学がなければ淘汰されるのは、人間だけではない。
企業も同じである。

 

リーダーシップを学ぶなら、マニュアル本よりも哲学書のほうが向いている。
哲学のないリーダーには、誰もついてこない。

 

哲学のなかでも、チャレンジしてみたいのは、やはり古代ギリシャ哲学だ。

 

気になる本を3回読むと「読破した」という大きな充実感が得られる。

 

ブレない軸とは、言い方を変えると、その人なりの人生哲学に他ならない。

 

問題は、どうやって良書に出会うかだ。
もっとも確実な方法は、自分が信頼している人、あるいは尊敬している人から、「この本は面白かったから、ぜひ読んでみて」とすすめてもらうことである。

 

教養と洞察力を磨いて超一流に脱皮する準備としては、年間最低30冊は読んでおきたい。
月2、3冊だから、決して無理ではない。
それは時代がどう変わっても、サバイブできる能力に結びつき、かけがえのない家族の未来にも深く関わる。

 

読書をしながら本の内容を短く結晶化するクセをつけていると、インプットした内容のアウトプットが上手になる。
それによって欠かせないビジネススキルであるディベートやプレゼンテーションの能力が高まる。

 

読書というのはおかしなもので、量が質を補うという側面がある。
中途半端な量では、質は補えないが、圧倒的な読書量は質を補って余りある。

 

学歴の代わりに私が信じているものこそ、何を学んできたかという学習法だ。
たとえ学習がないとしても、学習歴が豊かな人は人格的にも優れているし、学んで習うという習慣を忘れないから、ビジネスパーソンとしてだけでなく、1人の人間として成長し続ける。
その学習歴を作ってくれる手段が、読書なのである。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1417-1】哲学書を月1冊読む

【1417-2】読んで気になった本は3回読む

【1417-3】本の内容を1行に要約する訓練をする

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】できる人の読書術
【著者名】堀紘一
出版社ダイヤモンド社
【出版日】2019/3/7
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に読む力を身につけたいときに
キーワード読書術教養思考
【頁 数】184ページ
【目 次】
第1章 二流から一流へ成長する読書術
第2章 AI時代を生き抜くための読書術
第3章 ほしいと思われる人材になる読書術
第4章 読書力を引き上げるコツ
第5章 読書こそが私という人間を作ってくれた

 

この本が、あなたを変える!

できる人の読書術
堀紘一 ダイヤモンド社 2019-3-7
売上ランキング(公開時):43,518
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堀紘一さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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