【書評:132冊目】人間の基本(曽野綾子)

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”人間にとって、最も恐ろしいことは、精神の貧困”常時にも、非常時にも、どんな時代でも生き抜くために、身につけておくべき哲学と見聞!







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■本の概要
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【書籍名】人間の基本
【著者名】曽野綾子
【出版社】新潮社
【出版日】2012/3/16
【推薦度】★★☆☆☆
【目 次】
第1章 人間本来の想像力とは
第2章 「乗り越える力」をつける教育
第3章 ルールより人としての常識
第4章 すべてのことに両面がある
第5章 プロの仕事は道楽と酔狂
第6章 ほんとうの教養
第7章 老・病・死を見すえる
第8章 「人間の基本」に立ち返る

 

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■本の紹介文
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本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。

本日ご紹介するのは、「人生哲学」に関する一冊。

著者は、曽野綾子さん。
人間の本質について、独自の視点で発信を続ける女史です。

昨今の「精神の貧困」を嘆き、人間とは本来どうあるべきなのかを分かりやすい語り口で描かれており、こうした類の本が苦手な方も、苦もなく読むことができます。

そもそも、人間とはどうあるべきなのか、ゆっくり考えてみるのも、いいのではないでしょうか。
そのお供に大変適した一冊ですので、是非お手にとってご覧ください。

それでは、本編をはじめます。

 

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■読書ノート
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私たち人間の生き方というのは、風が吹いたり、埃が吹き込んだり、暑かったり寒かったり、物が散らかったり、不意の客があったり、時には家の中を鼠が駆け回ったり、あくまでそういう現実空間の中にあるものです。

 
何事につけ「あなた任せ」で生きられる国ではそういう厳しさは失われ、生の本質に対する姿勢の保持の仕方が間違ってきます。

 
「子供一人預けて、たった四千円しか親は出さなくていいんですか?子供を持ったらお金はもらうのではなく、出て行くのが当たり前です。そんなことしたら、ブラジル人は毎年違う父親の子を産みますよ」(保育費の手当支給を例に、海外から見ればいかに「なんと、何でもしてくれる国なのか」という例として)

 
(震災など)どんな状況でも誰かの支援を待つばかりでなく、自分で考え、自分から動くことも大切です。

 
人間の自由には常に制限や義務が伴う。

 
世の中の常識というものは、自分があるからこそ認められるのです。自分と常識とが違っていることを十分に分かっているからそれに従える。大勢の人が言うことだから価値があって正しいと考えるのは間違っています。

 
自分というものを大事にしないで、根拠なく他人と同じことをするというのは、本当に怖いことなんです。

 
人生のあらゆる要素が、その人にとってプラスとマイナス、どちらに作用するかはわかりませんが、どちらも要るものだと私は思います。希望もいるし、絶望もいる。孤独だけでもへたばるから、時には大勢でお酒を飲んでいい気分になる時もいるでしょう。両面があって両方とも要る、ということです。

 
善い行いは、受ける側のためにも、与える側のためにも黙っていてあげるのが本当です。

 
できる人には、しっかりした個があるはずです。個は失ってはいけないけれど、他者をぶっつぶしてはいけないんですね。

 
足元に転がる手榴弾を見て自分ならどうするか。

 
教養とはもしかすると、その人間の肝の据わり方だともいえます。他人にどう思われようと、自分は自分なのだという強烈な個を備えながら、大切なことを静かに語れる。
肝の据わったひと言、古今の哲学者の言葉、真を突いて笑わざるを得ないようなユーモアなど、ふとした瞬間に垣間見せる、人間総体としての教養と魅力というものは確かにあります。そしてそれは天性の素質と、勉強によって後天的に取り入れられたものとの二つの要素の果実なんです。

 
人間、幾つになっても緊張感と危機感が必要です。

 
人が生きて行く中では、時には本当に悪い目に遭うこともあれば、思いもかけなかった幸運を与えられて、大いに喜ぶこともあるものです。そのぐらい、いいかげんさをもって生きた方が楽なのです。

 
常時ばかりではなく、非常時にも対応できる人間であるために、その基本となるのは一人ひとりの人生体験しかありません。強烈で濃厚な体験、それを支える道徳という名の人間性の基本、やはりそれらがその人間を作りあげるのです。

 

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■実践ポイント
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●何かをする時に「あなた任せ」になっていないか確認する

●外に答えも求めず、まずは自分で答えが出せないか考える

●自分は「裏表がある」ことを自覚する

 

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■まとめ
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みんながこうするから自分もこうするのだ、という思考は排除しよう!
「平等」「助け合い」のキーワードに注意しよう!

 

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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。

最近は、ワンコが目覚ましになっています(笑)
毎日規則正しい時間にわんわん(*^。^*)
カワイイモノです(笑)

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

 

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■今回紹介した本
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【書評:132冊目】人間の基本(曽野綾子)
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