【書評:1251冊目】最高のリーダーほど教えない(鮎川詢裕子)

【気づけると人は楽しくなる!】
エグゼクティブコーチ・鮎川詢裕子氏が、5000人以上のリーダーと接した結果、最高のリーダーほど教えないことに気づき、「教える」から「気づかせる」リーダー術を紹介する一冊。

■この本の紹介文

自分から気づけたとき。
そのときって、嬉しい気持ちになりませんか?

 

本書は、優れたリーダーほど「教えずに気づかせることに重きを置いている」と指摘し、組織や部下がどこでも成長していける「気づかせる」マネジメント方法を紹介する一冊。

 

教えられたとき。
内容を理解し、仕事に取り組みます。

 

気づけたとき。
ポジティブな感情を抱いて前傾姿勢で、楽しく仕事に取り組みます。

 

このように、「気づき」とはとても大きなパワーを生み出します
これをマネジメントに活かさない手はないというのが、本書が提唱する『「気づかせる」マネジメント』です。

 

優れたリーダーほど、どうすれば最短ルートで成果を上げられるかを考えます。
だからこそ、「教える」より「気づかせる」を重視しているのです。

 

とは言っても、他人に「気づかせる」のは多大な労力を要します。
「教えた方が早い!」という誘惑と常に戦うことになるのです。

 

この誘惑に打ち勝ち、「気づかせる」マネジメントを身につけるために意識すべきことが学べます。
明日からすぐにはじめられるポイントもたくさん収録されています。

 

気づけた部下は楽しく仕事に取り組み、リーダーはそれを頼もしい眼差しで見つめながら部下を引っ張っていく。
想像しただけでも、働きたくなる職場の風景ですよね?

 

◆気づきのパワーで導こう!

■本がわかる!15の要約ポイント

●リーダーと部下がうまくいかない3つの原因
・部下の行動を変えようとしている
・認識がズレたまま仕事を進めている
・部下の力を引き出すかかわり方を知らない

 

「相手がどう反応するか」は相手からの貴重なフィードバック

 

人は視点が変われば、行動も変わります。
有効な「気づき」が生まれると自主性が増し、発想力や思考力が高まり、「自分は、本当はどうしていきたいのか」と考えられるようになっていきます。

 

「気づき」のマネジメントで大事なのは、「リーダーが何かをする」ことではなく「リーダーが部下自身に行動してもらうよう導く」という考え方を持つことです。

 

「事実+質問」、「事実+自分が解釈したこと+確認」の形で自分から声をかけて、関係づくりや話しやすい雰囲気をつくるようにします。

 

わからないことがあれば本人に事実を確認すればいいのです。
自分の解釈は現時点の仮説だと認識しておきましょう。

 

どのようにリーダーの話を受け止めたかを部下自身に話してもらうことによって、どのように捉えているのかを知ると同時に、部下自身も自らの理解度を認識します。

 

●聴き取る上で押さえておくポイント
(1)相手の状態を知り、理解すること
(2)部下の内省を促すこと

 

質問には必ず「何のために質問するのか」という目的が欠かせません。
「部下にどう考えてほしいからこの質問をするのか」を意識しながら質問を行っていきましょう。

 

「なぜ無理なんですか?」と、無理と考える理由を尋ねる代わりに、「どんなふうに無理だと思ったんですか?」と質問をなぜ(Why)からどのように(How)に変えるのです。

 

「気づき」を明確にしていく時に、部下に次の質問をします。
・何に気づいたのか
・どんな発見があったのか
・その「気づき」や発見があると何が違うのか
・「気づき」や発見をどのように活かしていきたいのか
この質問に回答することによって、改めて部下は、自分が何に気づいたのか、その「気づき」によって何が可能になるのか、どう活かしていけるのかを言葉にして、整理することができます。

 

●できたことへの質問例
「やってみてうまくいったことは何か?」
「うまくできて学んだこと、気づいたことは何か?」
「そのコツ(秘訣)は何か?」
「今回の経験から、覚えておきたいことは何か?」
「今後、どんな工夫をしていくのか?」

 

リーダーは組織の期待に沿うことも大事ですが、自分自身はどう思っているのか、それを大切だと思えるのか、自分らしく取り組めているのか、ということも同じように大事なのです。

 

意識の段階によって、リーダーの物事の捉え方が大きく変わり、あり方や行動が変わってきます。
意識の発達段階とは、それぞれ次のようなことを指します。
①自分の欲求のみに基づき行動する
②誰かがつくった仕組みの中で自分がうまくいくよう思考・行動する
③自分の内側の声に従って自分を超えた大きなビジョンを描き、周囲を巻き込んでいく
④自分が受け入れにくい声にも耳を傾け、内省し、それが大事なら自らをも変容させていく

 

自分を偽ったり、卑下したり、尊大になったりするでもなく、「ジャッジのない素の自分でいる」ことを受け入れている。
その感覚を持つことが、人としてリーダーとして何より重要です。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1251-1】「事実+質問」「事実+自分が解釈したこと+確認」を使って関係づくりに務める

【1251-2】目的をもって質問をする

【1251-3】自分らしく取り組めているかを大切にする

 

■ひと言まとめ

気づけると、目の前が楽しくなる!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】最高のリーダーほど教えない
【著者名】鮎川詢裕子著者情報
出版社かんき出版
【出版日】2018/7/25
オススメ度★★★☆☆
こんな時に明日のリーダー力を磨きたいときに
キーワードリーダー指導力人間関係
【頁 数】240ページ
【目 次】
第1章 最高のリーダーは 「教えない」で「気づかせる」
第2章 部下を気づきに導く「かかわり方」
第3章 部下を気づきに導く「聴き取る力&質問力」
第4章「気づき」を行動に変えるフィードバックサイクル
第5章「気づき」をもたらす最高のリーダーになる「存在力」

 

この本が、あなたを変える!

 

鮎川詢裕子さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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【書評:1251冊目】最高のリーダーほど教えない(鮎川詢裕子)
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