【書評:1090冊目】考える練習帳(細谷功)

【”無知の知”を極めろ!】
ビジネスコンサルタント・細谷功氏が、『考える練習帳』と題して、自分の頭で考えることの重要性を説きながら、思考回路を刺激する45のレッスンで「考える力」の磨き方を指南する一冊。

■書籍の紹介文

物事を考えるとき。
あなたは、正解を探し求めていませんか?

 

本書は、これからの時代は自分の頭で考えることがますます重要になっていくと提起し、45のレッスンを通じて、「考える力」の磨き方を指南する一冊。

 

AIなどテクノロジーの進化により、わたし達は求められています。
”知識・経験の時代”から”考える時代”への変化の適応を。

 

知識や経験の大部分は、Googleで検索すれば得られます。
それはすなわち、知識や経験を溜め込むことで発生する優位性が失われるということです。

 

なぜなら、無限に溜め込むことができ、瞬時に引き出すことができるAI技術には叶わないからです。
「物知りさん」の価値が0に等しくなるのです。

 

では、これからの時代、どうやって優位性を見出していけばいいのでしょうか。
著者は、「自分の頭で考える力(考える力)」しかないと断言します。

 

考える力の重要性を説きながら、考える力を磨き上げるための「45のレッスン」を用意しています。
レッスンを消化していくことで、眠っている思考回路をどんどんと開くことができるように構成されています。

 

慣れるまでは、苦しく感じることが多いです。
これは、どんなことでも、そうであるとおもいます。

 

ただ、慣れてくると感じるものがガラリと変わります。
なんとも言えない爽快感を覚えるようになります。

 

ゆっくりで問題ないとおもいます。
継続して練習することで、「考えることが快感」に必ずなります。

 

考えてみれば、素晴らしい時代になったとも言えます。
なぜなら、ただ記憶するために脳を使う必要がなくなり、目一杯、考えることに脳を使えるようになったと言えるからです。

 

言わば、思考とは人間だけに与えられた特権です。
本書を使って、「自分の頭で考える力(考える力)」を引き出しましょう!

 

◆考える力を呼び覚ませ!

考える練習帳
細谷功 ダイヤモンド社 2017-10-26
売上ランキング(公開時):1,311
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■【要約】15個の抜粋ポイント

目の前に起こっている事象は誰にとっても同じことです。
でも、そこから一人ひとり違う人生が発展していくのは、ひとえにそれをどう捉えてどのように発展させるのかという個人の思考の結果が反映されているからです。

 

物理等の法則を学ぶことは、まさに「一を聞いて十を知る」ことです。

 

「自分がいかにわかっていないかを自覚すること」……。
これが物事を自分の頭で考えるための本当の第一歩です。

 

●「考える」の「3つの領域」
(1)知っていると知っていること
(2)知らないと知っていること
(3)知らないことすら知らないこと

 

知っていることが強みであるのが知識の世界であるのに対して、知らないことが強みになることがあるのが思考力の世界です。

 

常識という言葉が使われる場合の多くは、「なぜそうなのかを自分の言葉で説明できない」ときの「逃げ場」として使われているからなのです。

 

身の回りの規則を考えて、これまでは一律でなければ、とてもやっていられなかったものを変えることができないか、考えてみましょう。

 

「そもそも」という発想、考える上では重要なキーワードです。
まずは、原点に立ち返ってみる。
言い換えると、「そのまま」走り出すのではなく、まずは、その問題の根本原因に立ち返るということです。

 

一般に「あるもの」と「ないもの」というのは、対等な「反意語」のような形で捉えがちですが、実際には「あるもの」は有限ですが、「ないもの」は無限です。

 

「自分視点から」でなく「相手視点から」
「現在から」でなく「将来から」
「手段から」でなく「目的から」
「根拠から」でなく「結論から」
考えたり話したりするのが、考えることにつながっていきます。

 

自分視点のバイアスから完全に逃れることは不可能ですが、このように様々な視点を用いて「向こうから」見てみる癖をつけるのは、思考停止から抜け出す上で非常に重要な考え方です。

 

「なぜ?」だけが「関係性」を表す疑問詞だからです。
まさに、この「目には見えない関係性」を見つけるのが考えることの本質です。

 

考えることの1つの側面は、「もう一人の自分を持つ」ことによって俯瞰的な視点から偏りを矯正することなのです。

 

考えることの大部分は、「具体と抽象の往復」で成り立っている

 

計画に必要なのは考える力で、実行の場面では「四の五の言わずに」(考えすぎずに)とにかくやってみること。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1090-1】知らないことを否定しない

【1090-2】「そもそも」という発想を使って、根本原因を考える

【1090-3】「なぜ?」を使って関係性を見つける

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】考える練習帳
【著者名】細谷功著者情報
出版社ダイヤモンド社
【出版日】2017/10/26
オススメ度★★★★★
こんな時に考える力を身につけたいときに
キーワード思考発想力教養
【頁 数】264ページ
【目 次】
第1章 「考える」と、何かいいことがあるの?
第2章 「気づき」=無知の知で勝負が決まる
第3章 知識重視の価値観から脱却する
第4章 「考える力」を起動させるための工夫
第5章 考えるとは「見えないものをつなげる」こと
第6章 考えるとは「まとめて扱う」こと
第7章 「考える」ことの使用上の注意

 

この本が、あなたを変える!

考える練習帳
細谷功 ダイヤモンド社 2017-10-26
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細谷功さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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