【文章の前に、文を磨こう!】
カリスマ文章指導者・吉岡友治氏が、あなたの文章が見違える「文章の書き方」を解説する一冊。文章を書く前に、単文を中心とした3つの文で訓練することで、面白いほど上手に書ける!
頑張って書いた文章。
反応が薄いときほど、悲しいことはないですよね?
本書は、自分の考えを明確に伝える文章を書くために役立つコツを、36のポイントにまとめて解説する一冊。
良い文章とは、どんな文章でしょうか?
それは、書き手の気持ちがきちんと相手に伝わる文章です。
しかし、自分の気持ちをただ文章にしても伝わりません。
なぜなら、相手が受け取れる形に整理されていないからです。
この”整理されていない”文章が、あの反応の薄さにつながっているのです。
相手は、あなたの気持ちを受け取ろうと必死に考えてしまうので、反応できないわけです。
これは、とても残念なことですよね?
解決する方法は、1つ。
気持ちが整理された文章を書く方法を学ぶことです。
学ぶ内容は、この本に書かれています。
◆良い文章の意味を知る。
文章は、シンプルな言い方にすべきです。
「…です」とか「…である」という言い切りの形が基本になります。
日常で使われる実用的な文章は簡潔さ、つまり短くて内容を尽くしていることが何より大事です。
必要なのは情報と、その分析と、それから導かれる判断の三つ。
それらが、なるべく効率的にすらすらと伝わるようにすべきです。
一文に盛り込む内容・情報を限定して、いちどきに理解してもらう分量を減らし、それらをつなげて全体を作る。
文意を明確にするには「そして」「また」はなるべく別な接続詞に言い換えた方がいいのです。
「だから」「なぜなら」は、自分なりの判断を、他人に納得してもらうときの大切な手段です。
必要なときは、遠慮などしないで、はっきりと言わなければならないのです。
「たとえば」なら具体例が次に来るし、「つまり」なら言い換えになる。
したがって、接続詞の後にも読点をつけて際立たせれば、さらに分かりやすくなります。
理屈が通るのが第一で、丁寧な表現や言い回しの豊かさが、その効果を高めるにすぎないのです。
一文の後の方に出てきた単語と、次の文に出てくる単語が同じ単語か類義語、ないし、前の単語から容易に連想できる単語であるといいのです。
文章は、気持ちを表すメディア(媒体)の一つであり、気持ちそのものではありません。
いい感じを伝えるためにも、メディアのテクニックを磨くことが必要なのです。
段落の冒頭にポイントを一文で置き、その次にサポートを続けます。
ポイントは言いたいことを一文でまとめたものだとして、さて、サポート部分に書くことは何でしょうか?
(略)
ポイントに書いてあることの直接の裏付けで、それを読めば「なるほど、そうか!」と分かる仕組みになっています。
基本的に、理由→説明→例示の順に
言いたいこと=結論を問題のすぐ後に置いてやればいい
「八方美人」「八つあたり」的な言い方は、問題解決には役立ちません。
たんなる相対化は何も解決しない。
誰かが「私はこう思うけれど、人それぞれ、いろいろな考えがあると思うし、それでいいんじゃないか」と言い出したとたんに話し合いは終わります。
【946-1】文章は、言い切る
【946-2】表現よりも、理屈を大事にする
【946-3】問題提起と結論を近づけて書く
伝わらない文章ほど、虚しいものはない。
【書籍名】文章が面白いほど上手に書ける本ーーすっきり書いて「なるほど! 」と思わせる (ビジネスベーシック「超解」シリーズ)
【著者名】吉岡友治
【出版社】あさ出版
【出版日】2017/2/22
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】書く力を身につけたいときに
【キーワード】文章力、ことばのチカラ、伝える
【頁 数】160ページ
【目 次】
第1章 文を書く基本の基本
第2章 文を整理する
第3章 文を上手に見える
第4章 段落をすっきりさせる
第5章 「なるほど! 」と思わせる
気になったら、今すぐお手元に!
吉岡友治さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
本日もお読みいただきありがとうございました!
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