【日本が忘れ海外が注目する文武両道】元参議院議員・田村耕太郎氏が、グローバル化に直面した日本で、本当に必要なのは”コンディショニング”であると説く。誰でも今日から始める「世界との向き合い方」とは?
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■書籍情報
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【書籍名】世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?
【著者名】田村耕太郎
【出版社】マガジンハウス
【出版日】2013-04-11
【推薦度】★★★☆☆
【対象者】読む力を身につけたいときに
【頁 数】232ページ
【目 次】
1 文武両道のパワーエリートとは何か?
2 世界のエリートが実践するコンティショニング術
3 世界の文武両道事情
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■本書を読む理由
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自分の生活スタイルを向上させる方法を学べると思ったから
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■1分間紹介文
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本日ご紹介するのは、「コンディショニング術」に関する一冊。
著者は、田村耕太郎さん。
元参議院議員。現在は世界最高峰のシンクタンク、ランド研究所に籍を置きながら、「世界との向き合い方」を熱く的確に発信しているパワフルな人物です。
本書では、そんな世界との向き合い方の中で、ある意味一番重要だと著者が感じ取った、身体づくりについてまとめられています。
タフなグローバル社会、高齢化社会の進行に伴う生涯現役への流れの加速。
そんな中で改めて、そして真剣に考えるべき【身体が資本】という言葉!!
本書ではグローバルエリートの実例が何人も出てきます。
そして、読むにつれて、ワクワク感が出てくることでしょう♪
そして、実際のプログラムも図入りで紹介されているので、今すぐにでも始められます!
是非本書を読んで、自分に克つコンディショニング術を確立しましょう!
「運動するほど脳が機能する」効果絶大です!!!
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■Key Phrase(15の気に入った一文)
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肉体を鍛えることと脳を鍛えることは切っても切り離せないのだ。これは本書の背骨にあたる考えである。
「できる同僚から聞き取る力」を持っていること。競争心や見栄を捨て、できる人々に素直に聞いてそのコツを教えてもらう。それを素早く取り入れ、実践するのだ。
彼らを見ていて感じるのは、「高齢化社会も捨てたものではない」という人間の無限の可能性。「何歳になったらこう」なんて決めつけている人はそれ以上にはなれない。彼らは「何歳になろうが一生現役」と心に決めて頭も身体も鍛えている。だから若い。そして心身ともに健康。こういう人は社会の財産である。「65歳で引退して後は年金で」と頭にプログラミングした瞬間、老化が始まるとも言われる。そして後は年金と医療で若い人たちにズッシリ寄りかかって老いていく。
全身に大量の血液を送り続けるには強い心臓と丈夫な血管が必要である。心臓と血管を鍛えるのは運動と食事である。だから、知能をよくしようと思ったらやはり運動をすべきなのだ。論文は「体育は数学や科学を学ぶ者には必須の科目である」とまで言っている。
●クロスフィットのいい点
1、短時間で効率よく鍛えられる
2、上半身・下半身、パワー、スタミナ、柔軟性など、バランスよく飽きのこないようにメニューが設計できる
3、時間との闘いでモチベーションアップ
4、数値を出すので仲間で競争できる
5、仲間と励まし合ってやれば効果大
●クロスフィットで鍛えられる10の要素
1. 心肺機能
2. スタミナ
3. 筋力
4. 柔軟性
5. パワー
6. スピード
7. コーディネーション
8. 俊敏性
9. バランス
10. 正確性
●クロスフィットの実践例
・腕立て伏せ × 6回
・腹筋 × 6回
・スクワット ×6回
これを1セットとして、5分間で何回できるかやってみる
一見すれば、食に関しては、肉と脂にまみれた印象があるアメリカの食文化だが、実はベジタリアンの歴史やそれへの理解は日本と比べ物にならないくらい進んでいる。
ニューヨークだけで100か所以上の禅道場があり、全米では数千カ所あると言われる。何をするにもネットワーキングの時代。いい人材に出会うためには、高価な国際会議やレセプションに行くばかりでなく、禅道場に行くべきとまで言われる。真面目に道を求めている人が多いので信用もできる。そこに通えば自然と自らも道を求めるようになる!一石二鳥ではないか!
グローバルには若者は”動物的”なのかもしれない。オスとして強さと健康をアピールするため、鍛えないと恋愛対象になれない。女子たちの厳しい目を通じて、男たちは強くたくましく鍛え上げられていくのかもしれない。
日本でモテても世界では通用しない。日本の異性市場は人口比で世界の2%未満!グローバル化でやがて世界からスーパーマンのような同世代が、世界でもモテモテの日本女子を狙ってやってくる。日本の恋愛市場にしか適応せず、世界を見ていなかった日本女子に甘やかされていては危うい。日本しか知らなかった日本女子が世界に目を向ければ、たくましくてセンスもよく頭もいい同世代に向かわないはずはない。日本男子よ!今すぐ世界でモテる肉体を作るべきではないか!?
また、自分の時給を計算して、だらだらと使ってしまった時間がいくらの価値か考えてみるといい。その時間に資格や語学を勉強したり、思いをブログや電子書籍に書いてマネタイズ(金銭化)することを試みたほうがよほど生産的だ。
スポーツをやる学生たちに勉強をさせ、社会人としてのマナーをつけさせ、社会福祉活動にも精を出させ、スポーツ以外の能力を開発し、人間の幅を広げてやる。それがアメリカのカレッジスポーツ界の学生の扱い方だ。
これからの超高齢化時代を考えた場合、私はエイジ・ブラインド社会になるしか乗り切れないと思う。エイジ・ブラインドとは”年齢不詳”という意味だ。高齢者本人も、高齢者でなくても、一定の年齢以上の人を十把ひとからげに昔の「老人」という概念で高齢者をとらえない。できる人は誰でも、年齢など気にしないことだ。そして本人は明るく豊かなに幸せに社会に貢献していくことだ。
年齢不詳社会を目前に、超高齢社会に65歳以上を迎えるわれわれも、起業を含め働き続けることを想定したほうがいいのではなかろうか?そのためにも元気に働けるカラダが必要だ。
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■Take Action(実践ポイント)
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【039-1】1日1回、自分のカラダを鏡で見つめる
【039-2】座禅を実践してみる
【039-3】クロスフィットをトレーニングに加える
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■今回のまとめ
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己の中の「文武両道」を呼び覚ませ!!
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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
暑い夏場はトレーニングを疎かになってしまいがち(^^ゞ
より一層の動機付けと工夫をしてなんとか維持するよう頑張ります。
より良い健康体を手に入れるために。。。
以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!
読書習慣の専門家
米山智裕
感謝!
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■今回紹介した本
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田村耕太郎さん、襟を正す一冊をありがとうございます\(^0^)/
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■読了までの時間
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01時間09分。
通勤時間にて。
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