- 2014-2-18
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- ★★★☆☆, 室井俊男, 明日のリーダー力を磨きたいときに
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【信頼される人間とは?】部下が育たない、チームに覇気がない、成績があがらない。この「ない」づくしを脱して、業績がグングン伸びるために必要な50の習慣を身につけよう!ポイントは「あなたへの信頼感」!
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■書籍情報
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【書籍名】「できる上司」と「ダメ上司」の習慣
【著者名】室井俊男
【出版社】明日香出版社
【出版日】2013/2/14
【推薦度】★★★☆☆
【頁 数】237ページ
【目 次】
01 できる上司は自分をスターだと思い、ダメ上司は普通の人だと思う。
02 できる上司は暇、ダメ上司は忙しい。
03 できる上司は自分を変え、ダメ上司は他人を変える。
04 できる上司は自分の上司に期待せず、ダメ上司は自分の上司に期待する。
05 できる上司は一貫性があり、ダメ上司は優柔不断。
他
計50項目
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■本書を読む理由
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・できるリーダーとできないリーダーの差に漠然と興味がある時期だった
・リーダーによってチーム生産性が違うメカニズムに興味があった
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■本書から得たいもの
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・自分の働き方へのヒント
・良いリーダーは部下から作れないのか
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■1分間紹介文
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本日ご紹介するのは、「リーダーの習慣術」に関する一冊。
著者は、室井俊男さん。
社員育成コンサルタントとして、組織・人材の活性化させる活動をされていらっしゃいます。
チームを束ねるリーダーとして、身につけておきたい習慣を50個にまとめております。
「リーダー次第で、部下や組織は生きもすれば、死にもする」
このことを胸に、読み進めると真剣度が違ってくるかもしれませんね。
一読して、出来ていること、出来ていないことのブラッシュアップに是非お役立てください。
上司のみならず、これから上司になる部下の方も読んでおくとチームコミュニケーションが円滑になることでしょう!
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■Key Phrase(15の気に入った一文)
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上司の役割とは、組織の目的を達成することだ。いくら優秀な人でも、一人の力では限界があるから、上司として大事なことは、人を行動させることなのだ。
「できる上司」とは「周りに与える人」だ。部下に目標や使命感、元気、そして成長する機会、活躍する場などを与え、それによって大きなチーム力を生み出し、目標達成に導く存在だ。
反対に「ダメな上司」とは「周りから奪う人」だ。部下から元気ややる気、成長する機会を奪い、ゴールに向かう意欲すら失わせてしまう存在だ。
上司たるもの、周りを変えようとするべきではないのだ。自らを省み、自らを変えなくてはいけないのだ。
上司は、部下に変な気を使わせないように気をつけるべきだ。彼らは勝手に気を使うものだ。それによって生産性が落ちたり、ダラダラした空気を生むことは、避けるべきだ。
朝は、1日のスタートを切る大事な時間だ。注目すべきは、オフィスでどんな挨拶が交わされているかだ。
できる上司は、部下に関心を持ち、そのことをしっかり伝えるべきだ。部下もそのことを感じて、相互信頼の中で業務上のコミュニケーションをとっている。だから、厳しさも愛情として伝わるのだ。
ほめ上手な上司は、ほめることの威力を十分に知っている。ほめられた人が、そのあとに発揮する力を知っているからだ。そのために、部下がどんなところをほめられたら喜ぶか、常に観察している。
自分の枠組みで優劣を論じるのではなく、部下の強みを発見し、それを伸ばすこと。そして、ゴール達成のために、いかに貢献させるか、いかに動機づけするのかを考えるのが、上司の役割だ。
不思議なもので「俺が俺が」と自分で言えば言うほど、人の心は離れ、評価は下がるものだ。
上司の役割は、部下の能力を最大限引き出し、最高のパフォーマンスを上げさせることだ。
したがって、何をしたら部下が高いパフォーマンスを生み出せる状態へ導けるのか、いかにしたら高いパフォーマンスを維持させることができるのかを、常に考えなければならない。
それには、部下をやる気にさせる方法や、モチベーションを上げる方法をスキルとして身につけることだ。たとえば、ほめたり、悩みを解決するサポートをしたり、コーチングしたりするのだ。
ただ、そのスキルが機能するためには、信頼関係が必要だ。上っ面では、しっぺ返しを食う。上司は、一人ひとりの部下に「人」として関心を持ち、彼らの成長を信じ、強みを発掘するべきなのだ。
上司の関わりいかんで、部下は100%どころか、120%のチカラさえ発揮することができる。ぜひ、上司力を磨いて部下を育て、成果につなげてほしい。
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■Take Action(実践ポイント)
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●理想のリーダー像を書き出す
●理想像に近づくためにできる行動を書き出す
●書き出した行動を実践する
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■今日の一言
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あなたにとって、理想のできる上司とはどんなイメージの人ですか?
その人に近づくために、あなたが今日からできることはなんですか?
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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
今日はちょっと体調がいまいち。
早めに休みたいと思います。
おやすみなさい。
以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!
読書習慣の専門家
米山智裕
感謝!
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■今回紹介した本
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「できる上司」と「ダメ上司」の習慣
室井俊男さん、理解しやすい一冊をありがとうございます\(^0^)/
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■読了までの時間
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01時間19分。
通勤電車にて。
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。