【諦めずに、今を生きる勇気】
ヴェス代表・久田真紀子氏が、14歳ホステスから年商10億のIT社長へなるまでの波瀾万丈の半生をふり返える一冊。「人が生きる」とはこういうことなんだという処世訓が刺さる!
14歳にしてたったひとりで生きる世界。
そんな自分の姿を想像できるだろうか?
本書は、壮絶なドン底生活から年商10億円社長にV字転換した半生を書き下ろしながら、さまざまな処世訓を伝える一冊。
そのときに置かれた環境で、諦めずにやるべきことを懸命にやり、縁を大切にする。
この本を1行で表すのであれば、このようになるでしょう。
このことに、ドン底のマイナス状況にある14歳の少女が気づいていく。
表紙にも本文にも強調されているが、フィクションではないかと疑うくらいにドラマチックな話です(実際を思えば不謹慎な表現ですが)。
そして、読むうちに心の中に自然と聞こえてきます。
「翻って、今の自分の人生はどうなんだろう?」と。
この問いが聞こえ、なにか1つでもそれまでと違った行動をはじめる。
これができるだけで、本書のような本を読んだ価値は十二分に生まれると思います。
あなたは、この半生に触れて何を思いますか?
その思案から、また違った人生の道が伸びているかもしれません。
◆これが私の生きる道!
人生に「もしも」はない。
二つの選択肢は選べないのだとしたら、選んだ選択肢を最良のものに変えていくしかないのではないか。
人生には、さまざまな出会いがある。
それを大切にし、糧にしていくことが重要だと、わたしは思っている。
できるまでがんばる。
人とは違うオンリーワンの方法を編み出す。
これが、営業のコツだと思う。
あきらめたら、その瞬間、終わりだ。
どうしたらできるのか、やり方を考えぬくことが大事だ。
失敗したっていい。
その失敗が血となり肉となり、成功の扉をこじあけるのだから。
人間は、年齢なりに一つひとつ経験を重ねていかないとダメだと思う。
人生に”飛び級”はない。
転機というのものは、いつか、必ずやってくる。
それはいつ、どんな形でやってくるのか、誰にもわからない。
でも、やってくるときを信じて、一生懸命生きるしかない。
貧乏とか、お金持ちで生まれたとか、出発点はいろいろだ。
それをうらやんだところで、自分の過去は何も変わるものではない。
人生を切りひらく原動力、それは感動かもしれない。
生きていれば、いろいろなことがある。
いいことも悪いことも起きるだろう。
中には偶然と思えないこともある。
だからこう考えればいいのだ。
悪いことが起きたときは、神様からの試練だと思い、それを糧にして前向きに生きる。
いいことが起きたときは、神様に感謝して精一杯そのチャンスを生かすのだ。
がんばってがむしゃらにやれば、千手観音みたいに、助けの手があちこちからさしのべられる。
大切なのは、熱くなること。
一生懸命になることだ。
会社に必要なのは、組織図がどうこうという形ではない。
展望、ビジョン、そして夢である。
そのために経営者は、徹底的に考え抜かなくてはならないのだ。
あきらめない。
そして、人の縁を大切にしてたどっていけば、絶対、道はひらける。
やればできる。
絶対できる。
まずできること、それが嘘をつかないと自分に課すことだった。
いつの時代にも、不景気や災害はやってくる。
そのたびにうろたえていては経営者はつとまらない。
自分らしさは、最大の武器だ。
【1281-1】出逢ったご縁を大切にする
【1281-2】人生をあきらめないと決める
【1281-3】今できることを一生懸命やる
人生、捨てるもんじゃない!
【書籍名】14歳ホステスから年商10億のIT社長へ
【著者名】久田真紀子 ・ 著者情報
【出版社】PHP研究所
【出版日】2017/12/20
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】他人の生き方に触れたいときに
【キーワード】生き方、問題解決、自己対話
【頁 数】212ページ
【目 次】
第1章 虐待、貧困、いじめ、そして…
第2章 14歳、ホステスになる
第3章 夢見た結婚。そして破綻
第4章 転機ー金融業、そしてI Tの世界へ
第5章 何もわからないIT業界へ飛び込む
第7章 社長として生きる
この本が、あなたを変える!
久田真紀子さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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2018年 9月 17日
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