【書評:1257冊目】フリーバード 自由と孤独(谷口浩)

【信念という自由の翼!】
SouthPacificFreeBird代表・谷口浩氏が、末期ガンとの闘病経験からフィジーの国立高校を再建するまでの半生を綴った自伝。フリーバード、羽ばたくまでの物語が衝撃!

■この本の紹介文

自分の半生。
自伝を書くとしたら、どんな物語になりますか?

 

本書は、ステージⅣの末期がんとの闘病経験から、フィジーに語学学校を設立し、フィジー政府に任された国立高校の再建まで、その波乱万丈の半生を綴った一冊。

 

目算が立ったら、まずは行動を開始する。
障壁は、ぶつかってから必死に乗り越える方法を考える。

 

どんな状況に置かれても、決してこの信念を曲げない生き方。
破天荒でメチャクチャなようで、本来持っているべき生き方なのかもしれません。

 

著者が辿ってきた道のりは、それはそれは壮絶なものです。
しかし、生き方を決して曲げずに現在まで生きてこられています。

 

翻って、自分のここまで辿った道のりはどうだったのか。
著者よりも穏やかな人生を歩んでいながら、行動を開始している回数はどうなのか。

 

著者は、ひと言も「こうしましょう!」とは言っていません。
淡々と自分の生き方を整理して書き下ろしているだけです。

 

それにも関わらず、問いかけられている感覚を覚えます。
「人生、楽なほうに逃げているだけじゃないですか?」と。

 

「このままじゃいけないよな〜(と思いつつ行動は起こせていない)」
そんな人に、オススメな一冊です。

 

◆動いてから考えよ♪

■本がわかる!15の要約ポイント

何もしないのでは何も変わらない。
何もせずに何も変えず、文句ばかり言うことは誰にだってできる。

 

死を目前にすると、食欲も睡眠欲も、読書好きの僕の読書欲すらなくなっていました。

 

いくら良いものでも、いくら安いものでも、人に知られなければ、意味がないのです。

 

ピンチはチャンス!

 

何もない環境が子供に色々な、それぞれにあった何かを提供してくれるのです。
それが何なのかはその子次第です!

 

「どうして知らない人たちのためにそこまでできるの?」

 

なんだってやればできるものです。

 

「人間万事塞翁が馬」と言いますが、「悪いことは良いことの前兆、良いことは悪いことの前兆」と考えれば良いのだと思います。

 

人間は悲観的なものです。

 

精一杯頑張れば、夢は何とかなるものです。

 

自分の仕事にプライドを持っているというのはとても幸せなことなのです。

 

働くことを苦難のようにいう人もいますが、働いて世の中の、誰かのためになるのは素晴らしいことです。

 

人生にベストなんてないので、どんな仕事をしている人も、どこに住んでいる人も、みんなそれぞれ自伝を書いてみると、自分さえも思考が整理できていなかったことに気が付くのです。

 

僕は何と戦っているのだろう?

 

これからも僕はみんなが無理だということ、不可能だということを一つひとつ頑張って実現させていこうと思います。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1257-1】「知ってもらう」ことを意識しながら行動する

【1257-2】自分の仕事にプライドをもつ

【1257-3】実現する方法を、実現を信じて考え抜く

 

■ひと言まとめ

どんな悪路も、進めば道は拓ける!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】フリーバード 自由と孤独
【著者名】谷口浩著者情報
出版社中央公論新社
【出版日】2018/7/6
オススメ度★★★☆☆
こんな時に他人の生き方に触れたいときに
キーワード生き方決断マインド
【頁 数】216ページ
【目 次】
スピード違反
初めてのフィジー
ピンチはチャンス!
スクール☆ウォーズ
FBI対CIA
聖人・善人・俗人
ノー家出・ノーライフ
「何ができるんだ?」を考えろ!
フィジー国籍に!フィジーで国会議員に!
株式上場へのリベンジ
日本人やめました
仕事ってなんだ?

 

この本が、あなたを変える!

 

谷口浩さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

■お知らせ

■メルマガ版も好評配信中■
ブログ版とは構成を変えてお届けしています!
ぜひ購読登録してください(^^)
登録はこちらから

■【仲間大募集中!】101年倶楽部■
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!

■応援お願いします!■

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る