【書評:1245冊目】外資系コンサルが実践する 図解作成の基本(吉澤準特)

【図解の意味、わかっていますか?】
外資系ITコンサルタント・吉澤準特氏が、そもそも図解とは何のために存在しているのかを明確に提起しながら、外資系コンサルが実践する”図解作成の基本”を解説する一冊。

■この本の紹介文

資料作成における”図の存在”。
あなたはどのように考えていますか?

 

本書は、「図解」という言葉に込められた意味を紐解きながら、見やすく伝わる図解の決め手はなんなのかを解説する一冊。

 

資料作成における図解の失敗とは、
・図を作成すること自体が目的になったとき

・相手の立場を考えずに自己満足に陥ったとき
に起きてしまうことが多いと思います。

 

要するに、「もっとよくしよう!」という純粋な気持ちがただただ空回りしている状況のときに、失敗は起きるのです。
当然ながら、どんなに頑張ってもビジネスでは「評価なし」「価値なし」「労いなし」です。

 

そこで、本書です。
「評価あり」「価値あり」「労いあり」に見事に変えてくれる手法が満載です。

 

どこを読んでいても、自分が今何を学んでいるかを見失わない構成は秀逸。
徐々に自分の頭の中に図解の知識が体系化されている感覚は、類書にはない”ワクワク感”を味わえます。

 

この本の最大の効果は、図解のレパートリーが増えることです。
つまり、図解を作成するときに切れるカードが増えるのです。

 

では、なぜカードが増えるといいのでしょうか?なぜこの本はそこを目指しているのでしょうか?
それは、『相手に理解してもらいたい』からです。

 

そう、図解とは「相手が理『解』するための『図』」なのです。
あなたの図は、図解になっていますか?

 

◆図を図解に。

■本がわかる!15の要約ポイント

どんな場合でも相手の理解を引き出すことができる資料の作り方を知っていて損はありません。
相手の理解を引き出す資料は「図がわかりやすい」という共通の性質があります。
図をわかりやすく示すことを「図解」と呼びます。

 

わかりやすい図解にはわかりやすい図形が用いられており、そのわかりやすい図形は「フォーム」「カラー」「ポジション」の3要素がしっかりと考えられています。

 

わかりやすい図形は「概念」「つながり」「まとまり」「変化」「補足」の5タイプをはっきりと使い分けて図解しています。

 

基本的に透過性は0%にしておき、透かしを入れないと見栄えが悪くなる場合に限って設定することを推奨します。

 

タテヨコのうち、
情報全体を整理するのには「マトリクス」、
2種類の観点で優先順位をつけたり分類をするには「象限図」
を用います。

 

関係性のうち、
ロジック構造を細分化するには「階層図」、
グループ分けをするには「集合図」、
関係性を整理するには「相関図」
を用います。

 

時系列のうち、
段階的な変化を示すには「段階図」、
順序を整理するには「プロセス図」、
繰り返しを整理するには「循環図」
を用います。

 

「循環図」とは、繰り返される一連のタスク・イベントを示すものです。
スタート地点とゴール地点が循環に含まれる場合と、途中から循環する場合があります。

 

「ウォーターフォール図」とは、総量に至るまでどんな増減があったか示すものです。
会計情報の期首と期末の資産比較のように、最初と最後の状態にあたる棒グラフを両端に表し、その間を増減要素の棒グラフでつなげるという図が一般的です。

 

変化のうち、
要素が時間に沿って変化した様子を示すには「折れ線グラフ」、
ボリュームの変化を表すには「面グラフ」を用います。

 

分布のうち、
量のばらつきを示すには「ヒストグラム」、
ばらつきの関係性を示すには「散布図」、
多面的な評価を示すには「レーダーチャート」
を用います。

 

データの中には相関性の高いものもあります。
「散布図&近似線」は、データ同士の関係性から傾向のルールを見つけるものです。
データに存在せずとも、近似線を使って結果を推測できます。

 

資料のベースカラーを最初に決め、それに対する色相環をカラーパレットから自分で選ぶと、見栄えの良い図解になるでしょう。

 

ピクトグラムは、自分で作成するよりも商用利用が許されたサイトで検索したほうが効率的です。
国内、海外に数多くのギャラリーサイトがピクトグラムを扱っています。

 

図解力がアップすると、相手のあなたに対する信頼度もアップします。
あなたに尋ねれば、素早く簡単に取り込める形で情報を得ることができるのですから、頼らないわけがありません。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1245-1】相手の理解を引き出すことが”図解”だということを忘れない

【1245-2】作成したら必ず「自己満足でないか、図解になっているか」の確認を怠らない

【1245-3】図作成の前に、「そもそも図がないと理解を引き出せないのか」をきちんと確認する

 

■ひと言まとめ

相手の理解なくして、図に価値なし!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】外資系コンサルが実践する 図解作成の基本
【著者名】吉澤準特著者情報
出版社すばる舎
【出版日】2018/6/23
オススメ度★★★★☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード情報発信情報整理伝える
【頁 数】272ページ
【目 次】
0部 図解の効果
1部 図形の見せ方
2部 図形の使い方
3部 図解のパターン化
4部 図解の魅せる化

 

この本が、あなたを変える!

 

吉澤準特さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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