【書評:1183冊目】最強の健康法 病気にならない最先端科学編(ムーギー・キム)

【最高に健康な自分になる方法、教えます!】
人気作家ムーギー・キム氏が、50人超の日本屈指の名医・健康専門家の知見を「最強の健康法」にまとめた一冊。最先端科学が導き出した、病気にならない生き方とは?

■この本の紹介文

自分の健康。
あなたはどこまで気を配っていますか?

 

本書は、「ウソだらけの医療」に騙されずに、病気を遠ざけ「最高に健康な自分」でいるために必要な科学的実践方法を体系化して解説する一冊。

 

この本に登場する医師・健康専門家は、本当の”本物”です。
今上天皇の執刀医として知られる天野篤氏をはじめ、日本医療界の重鎮、中川恵一氏と堀江重郎氏など、素人の私でも名前を存じている一流の方ばかりです。

 

しかも、名医の解説を名医が二重に三重にチェックするという念の入れよう。
タイトルに違わない「網羅性」と「信頼性」を兼ね備えています。

 

健康診断、メタボ、糖尿病、高血圧、心臓病、がん、老化・・・
「老化」と「病気」に負けない、「最高に健康な自分」でいるためのすべてが学べる”教科書”です。

 

健康は、1日では手に入りません。
だからこそ、1日でも早く健康を手に入れるための行動をはじめる必要があるのです。

 

そのためには、正しい知識を身につけ、正しく行動すること。
これを実現するのに、現時点でもっとも役立つのが、この本です。

 

「最高に健康な自分」
今から、手に入れにいきましょう!

 

◆現時点で、これ以上は書けない!

■本がわかる!15の要約ポイント

まず検査値に振り回されないこと、そして、健診だけでなく検診もしっかりと受けること、そして画一的な医療を提供する医師の指導を妄信しないことが大切なのだ。

 

糖尿病は生活習慣病である。
つまり生活習慣によって、防げるものだ。

 

一口に「血圧を上げない」といっても、
①ペプチドの摂取で血圧を上げるホルモンを抑制する
②魚の油で血液の「質」を変える
③活性酸素を取り除いて血管を広げる
という三つのアプローチ法がある。
すべて食事で可能なのだから、高血圧の予防・改善のために、自分でできることはたくさんあるのである。
大豆なり、シメ鯖なり、ポリフェノールやカロテノイドの摂取なり、どれか一つからでも是非、はじめて見よう。

 

「心臓病リスクを上げるのは、高血圧、高脂血症(脂質異常症)、糖尿病です。
これらの危険因子が重なるにつれて、心臓病にかかりやすくなります」

 

男性であれば約3人に2人という、かなり高い確率でがんにかかるということになる。

 

胃や腸にできたがんには手術が向いています。
これら以外のがんは、実はすべて放射線でいいと考えていいでしょう。
びっくりするかもしれませんが、医療先進国である欧米では、これがスタンダードなのです。

 

「単なる風邪のウイルスであれば、増殖力が弱いので、たいていは体の免疫力によって数日間で自然治癒できます。
現に市販の風邪薬には、痛み止めや熱さましだけで、抗生物質は調合されていません」

 

食べすぎは体の負担になり、これも活性酸素の発生につながるという。
いきなり腹七分目というのは厳しいからもしれないが、腹10分目、腹12分目まで食べる生活を続ければ、確実に老化を早めることになる。

 

テストステロンは、一つには、自分が必要とされる環境に置かれれば分泌されます。
もう一つには筋肉をつけると分泌が促進されます。
ですから具体的には、積極的に社会参加すること、目標を伴う運動習慣をもって肥満解消すること、自分の居場所をもつことですね。

 

EDは男性だけに訪れる、自分の健康状態を知るチャンスです。
動脈硬化は、脳梗塞や心筋梗塞といった大きな疾病が起こるまで、ほとんど自覚症状がありません。
でも、『朝立ちが減った』『勃起しにくくなった』となれば、そこで『自分は動脈硬化が進んでいるのかも』と気づき、対処していくきっかけを得ることができるのです

 

現状において、「ミノキシジル」「フィナステリド」以外に効果が認められている育毛剤はなく、育毛・発毛効果がほとんど期待できないシャンプー、マッサージなどに、無駄な投資をすべきでない。
これが、毛髪の専門医である柳生氏、佐藤氏双方に共通する見解なのである。

 

著名人が40歳を超えて出産などのニュースに油断してしまいがちだが、不妊治療はそもそも、経済的負担が大きいことと、自然妊娠・出産は35歳を目安に格段に成功率が落ちることを、肝に銘じておきたい。

 

「骨を作る素になる『カルシウム』、カルシウムの吸収を助ける『ビタミンD』、体内に取り込んだカルシウムを骨にくっつける際に必要な『ビタミンK』を豊富に含んだ食事を心がけることが重要」

 

●最強の「認知症予防」アクションプラン
①1日30分の有酸素運動でBDNFを作り、海馬の神経細胞を活性化させよう
②さまざまな人と積極的にコミュニケーションをとろう
③ワクワク・ドキドキできる趣味をもつことでドーパミンを分泌させ、認知症を予防しよう

 

『死』とは、あくまでも『生』の延長線上で起こることなのですから、いい死に方をしたければ、いい生き方をすることが大事なのです

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1183-1】腹八分目の食事を心がける

【1183-2】エスカレーターより階段を優先する

【1183-3】健康のために行ったことを記録する

 

■ひと言まとめ

健康は、自分への労りの結果。

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】最強の健康法 世界レベルの名医の「本音」を全部まとめてみた【病気にならない最先端科学編】
【著者名】ムーギー・キム
出版社SBクリエイティブ
【出版日】2018/4/26
オススメ度★★★★★
こんな時に健康的な人生を送りたいときに
キーワード最高の自分健康法食生活
【頁 数】476ページ
【目 次】
第1部 健康を護る最先端科学
第2部 若さを保つ最強の健康習慣

 

この本が、あなたを変える!

 

ムーギー・キムさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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