【野心とは、成長の燃料である!】
作家・林真理子氏が、『野心のすすめ』と題して、野心と健全に付き合えると無理な願望も叶えられることを示しながら、野心を活用して人生を切り拓いていくヒントを指南する一冊。
もくじ
■書籍の紹介文
自分の中にある野心。
どのようにつき合っていますか?
本書は、著者が屈辱の半生から這い上がってこれたのは「野心」があったからだと提起し、人生を切り拓いていく「野心」との付き合い方のヒントを指南する一冊。
毒とユーモアの絶妙なハーモニー。
こんな言葉が浮かぶほど、読み始めると止まらなくなる本です。
人生は、山あり谷ありです。
いい時もあれば、わるい時もあります。
大切なのは、谷に落ちたとしても、また登ってくることです。
この登るときに大きな力になるのが「野心」です。
「野心」を健全に燃やす。
燃やせるほど、強いバネを使って高くジャンプできるわけです。
本書では、
・「野心」との健全な付き合い方
・「野心」の健全な燃やし方
このヒントが学べるようになっています。
だれでも、「なにくそ!負けてられない!!」とおもったことがあるでしょう。
この熱量を、成長や人生を切り拓く燃料に変える方法を身につけてください。
反発力を高めて、以前よりも高くジャンプする。
これを繰り返すことで、人は成長できるのです。
◆野心を燃やせ!
野心のすすめ
林真理子 講談社 2013-4-18
売上ランキング(公開時):11,200
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■【要約】15個の抜粋ポイント
屈辱感は野心の入り口
ここで注意したいのは、二流や三流の人々というのは、自分たちだけで固まりがちなことです。
私が三流コピーライターだった頃の話です。
三流の仲間と新宿に呑みに行っては、当時から大スター的存在のコピーライターだった糸井重里さん(その後たいへんお世話になるのですが)を肴に、「糸井はさー」なんて呼び捨てにして、すっかり業界人ぶってクダを巻いていた時代がありました。
ああ、分不相応なところに来てしまったんだな、と少し後悔したのと同時に、いつか絶対に帝国ホテルで一人前に扱われる人間になりたいと思う心が強く芽生えました。
私は思います。
「若いうちの惨めな思いは、買ってでも味わいなさい」と
野心が車の「前輪」だとすると、努力は「後輪」
野心を持つことができる人とは、どのような人なのでしょうか。
それは、自分に与えられた時間はこれだけしかない、という考えが常に身に染み付いている人だと思います。
一流の面白い人たちに出会うと良いことは、自分もその一流の仲間に入りたい、この面白い人たちと一緒のところにずっといたい、と強く思うようになることです。
せこい人にはせこい人生が待っている
いまの自分はまずいなぁという状況なら、思い切って「河岸を変えてみる」こと
自分を信じるということは、他人が自分を褒めてくれた言葉を信じるということでもある。
どんな仕事であれ立場であれ、何よりもの充足感を得られるのは、「自分の代わりがいない」という確信を、社会の中で得られる時ではないでしょうか。
野心を持って努力をし続けるのは、本を読むことにも似ています。
本を読み始めると、自分はどれほど無知なんだろうとか、この分野を知らないのはまずいなぁとか、この先また別の本を読んでみたいなと思う。
努力をする人にはいろいろなページが開いてくるんです。
■【実践】3個の行動ポイント
【123-1】敷居が高いなと感じている場所に行く
【123-2】与えられた時間を常に意識して行動する
【123-3】自分より成功している人と積極的に交流する
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】野心のすすめ
【著者名】林真理子
【出版社】講談社
【出版日】2013/4/18
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】自分を変えたいと思ったときに
【キーワード】生き方、マインド、自己対話
【頁 数】196ページ
【目 次】
第一章 野心が足りない
第二章 野心のモチベーション
第三章 野心の履歴書
第四章 野心と女の一生
第五章 野心の幸福論
この本が、あなたを変える!
野心のすすめ
林真理子 講談社 2013-4-18
売上ランキング(公開時):11,200
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林真理子さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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