【黄金の90分で睡眠は決まる!】
スタンフォード大学医学部教授・西野精治氏が、睡眠に関する最新の科学的エビデンスに基づき、「最高の睡眠」法を紹介する一冊。最高の疲労回復と覚醒の実現で、睡眠は激変する!
今朝の目覚め。
あなたにとって、理想の目覚めでしたか?
本書は、自分史上最高の睡眠を確立する方法を、スタンフォード大学の研究をはじめとした最新の科学的エビデンスに基づき、解説する一冊。
・毎日7時間以上の睡眠を取りましょう
・22時〜26時のゴールデンタイムは必ず睡眠に当てましょう
このような杓子定規なことを提案する本では、一切ありません。
睡眠に関する悩みやストレスの解消は、「量の確保」ではない。
「質の確保」こそ、最高の睡眠が得られると提唱しています。
そして、「質の確保」で一番重要なのが『黄金の90分』だと解説します。
つまり、睡眠の質は、眠り始めの90分で決まるのです。
眠り始めの90分をしっかり深く眠ることができれば、最高の睡眠がとれる。
そのために必要な心構えや習慣を徹底的に提示していきます。
現時点の最新科学が導き出した、最高の睡眠。
あなたの睡眠の悩みやストレスを解消する一番可能性の高い方法が、この本に書かれています。
◆眠り始めの90分に集中せよ!
スタンフォード式 最高の睡眠
西野精治 サンマーク出版 2017-2-27
売上ランキング(公開時):234
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「ああ、毎日寝不足だ。週末は寝だめするぞ」と感じているなら、それは脳からのSOSサイン。
睡眠負債が雪だるま式にふくらんでいるかもしれない。
入眠直後のもっとも深い眠りの90分が、最高の睡眠の鍵を握っているのだ。
「鼻で吸って鼻で吐く」腹式呼吸を日中意識してやってみてほしい。
そのうえで、毎日眠る前に深呼吸をして交感神経を落ち着かせて副交感神経優位にしてみよう。
この腹式呼吸が習慣になれば、睡眠中も口呼吸で眠らずにすみ、いびきも解消するだろう。
●最初の90分が「黄金」になる3大メリット
①寝ているだけで「自律神経」が整う
②「グロースホルモン」が分泌する
③「脳のコンディション」が良くなる
入眠時にはまず手足から熱放散が起こり、続いて深部体温の変化が起こるのだ。
この変化を助けてやれば、入眠しやすくなる。
落ち着いた部屋で眠るため、寝室までの各部屋や廊下の電気を順番に切っていく
●睡眠クオリティを上げる3つの「体温スイッチ」
①就寝90分前の入浴
②足湯に秘められた驚異の「熱放散力」
③体温効果を上げる「室温コンディショニング」
スマホやパソコンが睡眠に影響を与えるのは、ブルーライトというよりも、操作で脳を刺激してしまうことにあるといえる。
毎日は無理でも、ベーシックな寝る時間を定時にするのだ。
「入眠潜時」ならぬ「入眠定時」である。
朝は感覚を刺激し、すっきりと覚醒しよう。
家の中ではスリッパを履いている人が多いと思うが、起き抜けはあえて裸足にしてみるといい。
脳を目覚めさせるために、手を冷たい水で洗う。
朝は深部体温が上がっている状態なので、手を水につけることで、深部体温と皮膚温度の差を少しでも広げるのがねらいだ。
夕食抜きは、眠りと健康にとってまさに「百害あって一利なし」なのだ。
会話は覚醒の強いスイッチとなる。
なので、積極的に発言すれば眠気は感じずにすむ。
週末は、「いつもどおり」を心がけよう。
とくに、平日より少し多めに眠るとしても、就寝時間はウィークデーと同じにするのがおすすめだ。
正しい知識を身につけ、行動を変える。
さあ、ぐっすりと黄金の90分を眠ろう。
きっと、「果報は寝て待て」の言葉どおりとなる。
【1172-1】寝る時間を定時にする
【1172-2】目覚めたら、手を冷たい水で洗う
【1172-3】寝る前は、徐々に暗くし静かにしていく
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
【書籍名】スタンフォード式 最高の睡眠
【著者名】西野精治
【出版社】サンマーク出版
【出版日】2017/2/28
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】健康的な人生を送りたいときに
【キーワード】睡眠、生活習慣術、健康法
【頁 数】251ページ
【目 次】
0章 「よく寝る」だけでパフォーマンスは上がらない
1章 なぜ人は「人生の3分の1」も眠るのか
2章 夜に秘められた「黄金の90分」の法則
3章 スタンフォード式 最高の睡眠法
4章 超究極! 熟眠をもたらすスタンフォード覚醒戦略
5章 「眠気」を制する者が人生を制す
この本が、あなたを変える!
スタンフォード式 最高の睡眠
西野精治 サンマーク出版 2017-2-27
売上ランキング(公開時):234
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西野精治さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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