【書評:1116冊目】管理職1年目の教科書(櫻田毅)

【3×6=一人前の管理職!】
ビジネスコーチ・櫻田毅氏が、『管理職1年目の教科書』と題して、管理職の役割は「チーム成果の最大化」にあると提起しながら、管理職が大切にすべきことと磨くべき力を指南する一冊。

■書籍の紹介文

「明日から管理職を命ずる!」
リーダーとして、あなたは何を管理しますか?

 

本書は、これから管理職となるあなたが、「大切にすべき3つのこと」と「磨くべき6つの仕事力」を指南する一冊。

 

管理職が管理すべきこと。
それは、「チームの成果の最大化」です。

 

チームの力を最大限に引き出せる力が、あなたにはある。
だからこそ、会社は管理職に任命したのです。

 

とはいっても、どうすれば役割を果たすことができるのか悩むのが人です。
そこで、管理職としてまず目指すべきポイントを示したのが本書です。

 

36個のルールが書かれています。
それぞれのルールとその背景を学び理解することで、管理職としての基礎固めができるように構成されています。

 

とくに、管理職として次の6つの仕事力を磨き続けることを強調しています。
(1)迅速な意思決定
(2)ムダなく仕事を進める段取り
(3)スピード感を生む時間活用
(4)成果につながる権限移譲
(5)高生産性人材の育成
(6)最強チームの構築

 

当然ながら、反復に反復を重ねていかなければ身につかないことばかりです。
ですが、いつでも読み返せる”心の拠り所”があるだけでも、気持ちは随分と楽になるとおもいます。

 

すぐに結果を求められたり、相談する相手がいなかったり。
管理職になると”孤独”を感じる機会が増えるといいます。

 

そんなときは、ぜひ本書を話し相手にしてみてください。
少しずつ、管理職らしい顔つきになっていくことでしょう。

 

責任とやりがいの管理職。
たしかな会社人生のために、この本をぜひに。

 

◆一人前の管理職への道標

管理職1年目の教科書
櫻田毅 東洋経済新報社 2017-12-22
売上ランキング(公開時):21,230
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■【要約】15個の抜粋ポイント

決めることが不安だという心理的要因を乗り越えるためには、無理やりでも「決める」という行動を起こし、決断に慣れていくことです。

 

なかなか決めることができないときには、「そもそもの目的は何だったのか?」と問い直すことで、決めるための基準が見えてくることがあります。

 

あなたが率先して、「そのうち」「いつか」「手が空いたら」などの曖昧な言葉を使うことをやめ、その場でスケジュールを確定させるようにしましょう。
部下に対しても、日ごろから「では、いつにする?」と問いかけ、迅速に決めて確実に実行することを促します。

 

●「ちょっとだけやってみる」4つの理由
①難易度を把握する
②内容を正確に理解する
③できる準備を進める
④受信感度が高まる

 

「決める」と「実行を確約する」という2つの機能をしっかりと果たして初めて、質の高い会議を行ったと言えるでしょう。

 

「nice-to-have(あった方がいい)ではなくmust-to-have(必要不可欠)で仕事しろ」

 

「何がなんでもこの時間は確保する」というスケジュール上のHOLD宣言は、時間分断圧力を跳ね返して質の高い仕事時間を確保するために極めて有効な方法です。

 

権限委譲において与えるべき判断基準は「業務方針」です。
「業務方針」は業務目標を達成するための戦術であり、簡単に言えば「我がチームは、いまどのような原則で仕事をしているのか?」という問いへの回答です。

 

人は自分にとって得になることはウェルカムです。
自分の業務目標達成へ向けた線上にある提案であれば、何とかしようとしてくれます。

 

●成功体験から正しく学ぶための4ステップ
第1ステップ:経緯を書き出す
第2ステップ:成功要因を洗い出す
第3ステップ:行動とヒモ付ける
第4ステップ:言葉でまとめる

 

自分の成長には自分で責任を持つ必要があります。
そのために、ジェシーのように自分の物差しで自分を測る自己評価の習慣が必要です。

 

チームの成果を最大化させるためには、仕事の性格をよく理解して、自分が直接時間を割くべきことは何か、頂点人材の力を借りることは何かなど、職場の状態に応じて最も効果的な育成方針を持つことが大切です。

 

行動原則がメンバーに「伝わる」ためには、3つのことを心がけると効果的です。
「理由を伝える」
「個人のメリットを伝える」
「仕事の中で引用する」

 

上司が部下に伝えるべきことは業務目標だけではありません。
仕事の「意味」やチームの「存在意義」です。
「あなたのチームは何をしているのですか?」
この問いへの答えを部下にしっかりと語りましょう。

 

「時は命なり」
生きている人間にとっての時間は、時計が時を刻むということだけでなく、いずれ終える人生の「命」を刻んでいるのです。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1116-1】「そもそもの目的は何?」仕事を始める前に常に問う

【1116-2】スケジュールはその場その場で決める

【1116-3】自己評価する習慣を身につける

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】管理職1年目の教科書
【著者名】櫻田毅著者情報
出版社東洋経済新報社
【出版日】2017/12/22
オススメ度★★★☆☆
こんな時に明日のリーダー力を磨きたいときに
キーワードリーダー指導力組織改革
【頁 数】254ページ
【目 次】
第1章 決断・判断
第2章 段取り
第3章 時間活用
第4章 権限委譲
第5章 部下育成
第6章 チーム構築

 

この本が、あなたを変える!

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櫻田毅 東洋経済新報社 2017-12-22
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櫻田毅さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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