【書評：415冊目】本気で変わりたい人の行動イノベーション（大平信孝）

【本気で変わりたいと願うなら！】
行動イノベーションの専門家・大平信孝氏が贈る、最新の行動改革メソッド！本書を読み、ワークをこなすことで、変革への第一歩を踏み出す。あなたが用意するのは朝晩１分間！！

■書籍の紹介文

思うように現実が変わらない。
そんな苦しみを感じたことがありませんか？

本書は、アドラー心理学とコーチングにもとづく、「１分間行動イノベーションメソッド」を解説する一冊。

自分を変えたい、なのに、その度に挫折してきた…。
そんな苦い思いを抱えている人にこそ、読んでほしい内容です。

なぜなら、本書のメソッドに要する時間は、朝晩の1分間のみ。
1分間であれば、だれでも実践することができるからです。

1分間の積み重ねだけで？とあなたは思うかもしれません。
ですが、その1分間を継続できるかが、変われるかどうかの分かれ目なのです。

いまの状況は、ここまでの行動を積み重ねてきた結果です。
だからこそ、1分間の継続であっても、未来は変わるのです。

□今の自分を変えたいと思っている
□何事もすぐに先のばしにしてしまう
□優柔不断と言われたことがある
□何かしたいが、その何かが見つからない
□近い将来、何らかの形で成功を手にしたいと思っている
どれか1つでも思いあたるのであれば、本書は役に立ちます。

寝起きの1分、寝入りの1分。
人生が変わりはじめます。

◆たった１分。されど１分。

本気で変わりたい人の行動イノベーション
大平信孝秀和システム 2014-9-17
売上ランキング(公開時)：40,590
Amazon Kindle 楽天

「何のために仕事がうまくいくようになりたいのか？」「どうしたら仕事がうまくいくようになるのか？」を考えた方が、より早く人を幸せにする

行動イノベーションのプロコーチとしての私は、
「欲望＝頭の声、体の声、心の声」
と捉えています。

「行動できない」のではありません。
実は、「行動しない」だけなのです。

「欲望」から始めないから、感情が伴わず、魂の入らない「ビジョン」ができてしまうのです。

「欲望」を洗いざらい挙げていく。
そして、どんどんつなげていく。
すると、自然とビジョンが出来上がっていきます。

「欲望」を具体的にしていくと、その先には必ず「他人のために何かをしたい」という「他者貢献のビジョン」があるもの

私の提唱する「1分間行動イノベーション」では、
・「夜眠りに就く前10分以内」には必ず行う
・「朝起きてから10分以内」にもできれば行う
というルールで実践してもらうことを重視しています。

「50秒セルフトーク」で、いったい何をするのか？
それは、たった1つです。
「本当はどうしたい？」
これだけを、自分に問いかけるのです。

「本当はどうしたい？」という問いかけは、あなたの思い込みを一瞬にして取り払ってくれ、頭の声だけでなく、体の声、心の声から「欲望」を聞けるようになる

「10秒アクション」の中で行うこと。
これも、基本的にはたった1つです。
それは「自分の望む姿に近づくためのアクションを取る」ということです。

「10秒アクション」であれば、考えすぎたり、失敗を怖がることはないので誰にでもできる

自分に対して、常にもうひとりの自分がOKを出してあげる。
それが、「自分と仲良くなる」ということ

●成功者が意識している2つのこと
（1）2つの締め切りを設けていること
（2）複数のプランを立てていること

成功者というのは、
「仮決め」（Plan）
↓
「仮行動」（Do）
↓
「振り返り」（Check）
↓
「改善」（Act）
というサイクルを回しています。

素直に夢を描き続け、その夢に向かって行動し続ける人生こそ、魅力的な人生だと私は考えます。

【415-1】「どうすれば良くなるのか？」を考える

【415-2】「欲望」を書き出す

【415-3】「50秒セルフトーク」「10秒アクション」を習慣化する

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

【書籍名】本気で変わりたい人の行動イノベーション
【著者名】大平信孝・著者情報
【出版社】秀和システム
【出版日】2014/9/17
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】自分を変えたいと思ったときに
【キーワード】次元上昇、習慣術、行動科学
【頁　数】208ページ
【目　次】
第1章「原因」を知るより「欲望」を知る
第2章「欲望」からビジョンが生まれる
第3章「1分間行動イノベーション」 1ーセルフトーク
第4章「1分間行動イノベーション」 2ーアクション
第5章自分と仲良くなるための1分間アドラーエクササイズ
第6章成功者に学ぶ、「行動」を加速させる方法