【書評:253冊目】自分のために生きる勇気(白木夏子)

【人生の舵をしっかり握れていますか?】
エシカルジュエリーブランド「HASUNA」代表・白木夏子氏が、『自分のために生きる勇気』と題して、人生の軸を見つけ貫いていく生き方と考え方のコツを指南する一冊。

■書籍の紹介文

自分の人生。
しっかり舵を握れていますか?

 

本書は、NHK等メディア大注目の起業家・白木夏子さんが語る、「このままでいいのか」という心の声を「行動」に結びつけるための考え方・生き方を指南する一冊。

 

「このままじゃダメだ!」
だれもが自分に投げかけたことがある、このコトバ。

 

このコトバを流さず、いかに具体的な行動に結びつけていくか。
気持ちを高め、背中を押してくれるコトバが、全編にわたって散りばめられています。

 

変わりたい気持ちは、膨らんでは萎んでしまうもの。
膨らんだときに、しっかりと膨らませ切らないと変わることはできません。

 

そのためには、いつ、どんなときに力を込めるかを把握しておく必要があります。
ここで大切になるのが、「人生をどこに向かわせたいのか」という進路を頭に入れておくこと。

 

どの風が吹いたときに、帆を張って風に乗るのか。
どの風が吹いたときに、ジッと耐えるのか。

 

イメージとしては、大海原を進む船の船長になりきるわけです。
すると、変わりたいときに変わる行動ができるようになっていきます。

 

凜とした空気感の中に、勇気を授けてくれる良書。
ぜひ、読んでみてください。

 

◆人生の舵は自分で握ろう!

自分のために生きる勇気
白木夏子 ダイヤモンド社 2014-3-21
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■【要約】15個の抜粋ポイント

主体的に生きる。
それは、世間体や他人の目を気にせず、できない理由に甘えず、環境に流されず、自分のやりたいことに真摯に進んでいくということ。
それが、「最高に楽しい毎日」につながっていくこと、です。

 

いざ自分の命が消える最期のとき、ベッドの上で命を終えるときを想像してみたとき、今のもやもやしたもの抱えたままで、「良い人生だった」と言えるのか。

 

「このままでいいのかな」という思いは、今の状態ではいやだと思っている、ということに気づくチャンスだととらえることができます。

 

「他人」というのは自分の心の中にいた架空の人物で、実はどこにもいないのです。
世間体は、面白いことに、自分が意識しなければ存在しないという、ちょっとお化け的な存在です。
世間体をつくり出しているのは結局、自分に他ならなかったのです。

 

「上司や会社に気を遣ったからといって、一生面倒を見てもらえるのか?その人は自分を一生、幸せにしてくれるのか?」

 

「聞くべき人に聞く」力は、大切

 

●リミットを外す3つの思考パターン
①「自分ではできそうにないことは、遠慮無く助けを借りてしまう」
②「大きな問題を引き寄せて細かくわける」
③「人は簡単には死なない」

 

●心を鍛える3つの発想の転換
①「みんな経験していること」
②「今起こっていることは二週間後には過去のことになっている」
③「それは全員の意見ではない」

 

人生は個人戦。
でも、チームで戦う。

 

「こう生きたい」と思う人がいるということは、具体的なイメージがあるということ。
そこをトレースすることで、素敵な人生をたくさんシェアさせてもらえるのです。

 

どう楽しく過ごすか、どう前向きに過ごすか。
常にそう考えるのは、「人生は楽しい時間が多い方がいい」、という当たり前の大前提があるからです。
ネガティブな言葉は追及して解決する、ということを自分の課題にしてみると、視点が変わっていくのがわかります。
それだけで、主体性がぐっとあがるのです。

 

勝手に無意識の中で入ってくる情報はなるべく少なくしたい。
時間と同じで、自分の脳にも限りがあるからです。
だからこそ、脳が欲しいと思う情報に特化してインプットしていくように心がけています。

 

32歳であれば、42歳でどうなっていたいか。
どんな自分でいたいか。
そういうことを具体的にイメージして、思いついたことを100個、ノートに書き連ねていきます。
しかも、書いたら見直しません。それっきり、です。

 

今ここから、「自分のために」生きてみてください。

 

人生とはまさに、冒険そのものなのです。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【253-1】自分が5年後、どうなっていたいか書き出す

【253-2】「自分はどうしたいのか」を大事に行動する

【253-3】「このままでいいのかな」と思った時の心情を書き出す

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】自分のために生きる勇気
【著者名】白木夏子著者情報
出版社ダイヤモンド社
【出版日】2014/3/21
オススメ度★★★★☆
こんな時に他人の生き方に触れたいときに
キーワード生き方働き方自己対話
【頁 数】228ページ
【目 次】
序章 表参道とペルーをつなげる
第一章 迷った道は、どちらも正しい
第二章 「一筋縄でいく」生き方を、選ばない
第三章 心は、鍛えられる
第四章 地球にいるなら、会いにいく
第五章 自分は、自分の人生の経営者

 

この本が、あなたを変える!

自分のために生きる勇気
白木夏子 ダイヤモンド社 2014-3-21
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白木夏子さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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