【シェア読書:799冊目】ライザップはなぜ、結果にコミットできるのか(上阪徹)

【ライザップの真の姿が明らかに】ブックライター・上阪徹氏が、ライザップの「結果にコミット」の舞台裏を体験取材。そこから見えた驚異のビジネスモデルを明らかにし、彼らがどこを目指しているのかがわかる。

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1分間紹介文
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「ライザップ」
あなたは何を想像するだろうか?
想像したことが果たして正しいのか。
少しでも確認したいなら、本書は楽しめるだろう。

 

著者は、上阪徹さん。
ブックライター
経営、経済、就職など最先端のビジネス現場から、トップランナーたちの仕事論をわかりやすく伝えるインタビュー、執筆を得意とする。
取材相手は3000人を超え、自らが聞き出した成功者のエッセンスを伝える講演活動も行う。

 

本書は、体験取材を通じてライザップのビジネスモデルを明らかにし、ライザップの真の姿を明らかにした一冊。
巷でイメージされているライザップ像が見事に崩され、「結果にコミット」の今と今後が見えてくる

 

CMでおなじみの「2ヶ月で結果にコミット」。
読んで驚いたが、ゲスト(お客)の7割が期間を終わったあともサービスを延長しているのだそう。
さらに、新規ゲストの3割が、紹介や口コミで入会しているという。

 

ライザップの何がそこまで人を惹きつけるのか。
その一端を知ることができて、とても興味深い内容に仕上がっている。

 

読みすすむうちに、思わずその高額な費用も、自己投資として真剣に計算している自分に気づいた。
ライザップを見る目がかわる。

B799

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本がわかる!15の要約ポイント
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「筋肉は基礎代謝に比例しますから、筋肉をつけるほうが基礎代謝が上がり、エネルギー消費が増えて痩せやすくなりますし、太りにくくなります」
この筋肉に関する考え方こそ、ライザップの「筋トレ」の発想につながっている。

 

それがなくては生命維持できないのに、人体が自らつくり出すことができず、食物として摂取しなければならない栄養素のことを『必須栄養素』といいますが、それは必須アミノ酸であり、必須脂肪酸です。
必須糖質はありません。
なぜなら、人体は、血糖を上げるほど毎食、糖質を摂取しない環境で進化してきたからです。

 

「ライザップは、ただ痩せさせるダイエットセンターではないんです。
われわれの価値は、ゲストの人生をライザップによって変えていくことです。
人生が輝いていく。
自信がみなぎる。
幸せを自覚する。
その価値を提供するのが、自分たちの仕事だと考えています」

 

糖質50g以下、タンパク質が100〜130g、カロリーが1300kcal。
主菜(肉・魚)+副菜+サラダという構成が基本だ。

 

ライザップでは、筋トレは週に2回が目安になっている

 

大切なのは、「食べたほうがいいもの」「できるなら避けたほうがいいもの」を知った上で、状況に応じて自分でコントロールしていくこと。

 

ダイエットが長続きしない。
ならば、パートナーが寄り添って支援する。
ここに筋トレや低糖質食事法というメソッドが加わり、ライザップのプログラムができあがっていったのだ。

 

「これまでの日本の教育に欠けていたのは、『やり切らせる力』だったんじゃないかと思うんです。
効率よく教えることはとても意識されている。
そういう場はたくさんある。
でも、やり切るところが抜けているから、『結果』にまで行かない。
英会話だって、週2回行けばうまくなるのか。
必要なのは、『やり切る』ということだと思うんです。
それは、『教える』のとはまた違う能力です。
まったく別のスキルが要求される」

 

ライザップが求める人材として、いま一番上に掲げているのが、この『他喜力』ですね

 

ライザップの強さは、やはりゲストに寄り添うこと

 

表面上でいくらそれをうたったところで、説得力はありません。
それこそ、ほかのところもまねができてしまうかもしれない。
だからこそ、『ライザップにしかない価値』を表現する必要がある

 

結局、『そこで伝えるべきことは何か』にしっかりフォーカスしていかなければいけないということです。

 

ライザップでダイエットしたゲスト19名にメディカルチェックを行ったところ、
平均して12週間で血糖値が13.6%減、
8週間で内臓脂肪が34.5%減、
皮下脂肪が30.5%減となったという。
つまり、高血糖の改善予防、メタボ改善の効果があったというのだ。

 

国民全体の健康リテラシーが、日本はまだまだ低いと思っています。
肥満に関して、これほど許容している国は少ない。
肥満に寛容な国民性だと思います。
肥満が疾患につながるという認識がまだまだ弱いんです。

 

ライザップとは、英語の「LIFE UP」「STYLE UP」「RISE UP」を組み合わせた造語。
スタイルをよくすることで人生をよりよくしていってほしいという意味だ。
ライザップは今日も、さらなる進化を目指している。

 

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これをやろう!3つの実践ポイント
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【799-1】大きな筋肉を意識して鍛える

【799-2】痩せた先の目的を明確にする

【799-3】肥満と疾患について調べる

 

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今回のまとめ
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『やり切る』力を磨こう!

 

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本日紹介した書籍情報
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【書籍名】ライザップはなぜ、結果にコミットできるのか
【著者名】上阪徹
【出版社】あさ出版
【出版日】2016/8/10
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】健康的な人生を送りたいときに
【キーワード】健康法ダイエット術ビジネスモデル
【頁 数】237ページ
【目 次】
CHAPTER1 人はなぜ、ライザップで確実に痩せられるのか
CHAPTER2 2カ月で7㎏減を実現!私の「ライザップ」体験記
CHAPTER3 世の中になかった「新業態」は、なぜ生まれたか
CHAPTER4 ライザップの強みは、「トレーナー」にこそあり
CHAPTER5 ライザップの「あの広告」は、いかにしてできたか
CHAPTER6 これからのライザップは、ダイエットの先にある「健康」へのコミット

 

気になったら、今すぐお手元に!
b799

 

上阪徹さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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