- 2016-7-2
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- ★★★☆☆, キャリアアップ, ダン・ラスト, ハーパーコリンズ・ジャパン, 人間関係, 働き方, 明日の仕事力を磨きたいときに
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【キャリアの限界を超えろ!】フロントライン・ラーニング社創立者・ダン・ラスト氏が、精力的にキャリアの階段を上るための方法を紹介する。あなたのキャリアを妨げているものが理解でき、解決策が見えてくる!
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■1分間紹介文
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毎日、必死に頑張っている。
なのに、評価されない。そろそろ気持ちが切れそう。
そんなキャリアの壁にあなたがぶつかっているなら、この本を開こう。
著者は、ダン・ラストさん。
フロントライン・ラーニング社の創立者。
作家。講演家。働く人々のキャリアや生産性、モチベーションを高める方法を指導するワークショップや数々の講演で知られる。
本書は、自分のキャリアを妨げている原因を理解し、そこからキャリアをどう見通し、着実にステップアップする方法を確立するための一冊。スキル・戦略・洞察力も磨き、自らの限界を超えていく道筋が見つかる。
働いていると、度々感じることがある。
「なんで、あいつが自分よりいいポジションにつくんだ?」と。
さまざまな人のキャリアの曲がり角をケーススタディすることで、あなたが気づいていない弱点をあぶり出し、その対処方法を確立していく。読み終わったとき、「なんで」がスーッと心から消える。
あなたのキャリアはもう限界ですか?
あなたの前にある壁の向こうには、まだまだキャリアの階段はつづいている。
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■本のエッセンスがわかる15のポイント
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人を読むのに時間はかからないが、エネルギーが必要だし、成果があったのかどうかもよくわからず、ストレスが溜まる。
(略)
が、あなたがこの問題に対して無視を決め込めば、または、「ただいい仕事をしていればいいさ」と考えるとしたら、キャリアの前途は危ういものになる。
人を読み、自らの感情的・批判的対応を最小限に抑えるにはどうすればいいだろうか?最善の方法のひとつは、人と直接関わるのではなく、第三者になって観察することだ。
社内政治に加わることを避けていれば、自分自身の利益やチームの追求し、目標に向かって前進できるチャンスを逃してしまう。この特殊なゲームは上達するにしたがって楽しめるようになる。それは約束しよう。まずは次のことからやってみるといい。
・人が期待している以上に人を助ける。
・生身の人間として他者を理解しようと、もう少し努力する。
・いい聞き手になり、相手が自分の不平不満を周囲に言いふらされることはないと安心して打ち明けられるような存在になる。
例を挙げればきりがないが、仕事に嫌な思いはつきものだ。どんな不運にしろ、あなたはきついパンチを食らったような気分を味わっただろう。しかし、ひとつ教えてほしい。どうしてそんな状況に陥ってしまったのか、時間をかけて考察したことはあるだろうか?
自分の身に何が起きたのかを考えるのではなく、状況を変えるために自分が何をした(あるいはしそこねた)のかを考えよう。こう自問するといい。
・こんな状況を生み出してしまったことに対して、あるいはこんな状況にまで悪化させてしまったことに対して、自分は何をしたか、あるいはしそこねたか?
・なぜ自分はそれをしたのか?
・この状況から何を学んだか?
・まえに進むには、考え方をどう変化させればいいか?
●モチベーションを保ち、集中できるようになるエネルギーの四つの源
・感情のエネルギー
・野心のエネルギー
・肉体のエネルギー
・メンタルのエネルギー
現実の拒絶にしろ、拒絶と解釈できるものにしろ、それらにうまく対処できなければ、自らのコンフォート・ゾーンが広がることはなく、キャリアを築く上で非常に重要な習慣のいくつかが養われなくなってしまうということだ。
不安に感じたり、仕事のチャンスに対して「自分には無理だ」と感じたりするとき、不安のほんとうの原因を特定する努力をしよう。
自分を売り込む能力(と関心)がほぼ完全に欠如しているとなれば、どれだけすぐれていてもほとんどの人は気づかないということだ。公平なことではないかもしれないが、それが世の理だ。
肥満は高くつく。たぶん、あなたが考えているよりもずっと。
自分の仕事が自ら価値を語ってくれるなどとは思わないこと。そして、あなたが受けた評価を”宣伝”するのを恐れないこと。控えめに、慎み深くやるかぎりは。
厳しい判断をくだすことなく、欠点をただ見るという視点は、ほんとうに魅力的な人が持つ基本的な要素
力強く、今すぐ実行されるそれなりの解決策が、あとで実行されるーもしくは永遠にされないー完璧な解決策に勝ることは多い。
ネガティブな出来事に対して、ポジティブな影響を与えられるとわかっているかぎり、つねに行動を起こしつづけよう。あなたの行動は次のようにあるべきだ。
・迅速に。
・的を絞って。
・大規模に。
ときには、いいやつが勝つ
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■これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【758-1】人を判断せず客観的に観察する癖をつける
【758-2】嫌な思いをした時、なぜその状況に陥ったのかじっくり考える癖をつける
【758-3】自分の仕事を”宣伝”する意識をもつ
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■今回のまとめ
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キャリアの壁には、必ずどこかに通り穴がある!
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■本日紹介した書籍情報
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【書籍名】戦力「内」通告
【著者名】ダン・ラスト
【出版社】ハーパーコリンズ・ジャパン
【出版日】2016/5/28
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】明日の仕事力を磨きたいときに
【キーワード】人間関係、キャリアアップ、働き方
【頁 数】384ページ
【目 次】
第1章 職場で行われている「ゲーム下のゲーム」
第2章 地雷原で踊る
第3章 パンチを食らう
第4章 キャリアの炎を燃やす
第5章 ネバネバのチョウとツルツルのサイ
第6章 職場のショウを楽しむ
第7章 ツイてる人の秘密
第8章 ブッダ、スポック、パットン、シャーロック
第9章 ゴム猫のごとく
ダン・ラストさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
本日もお読みいただきありがとうございました!
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