【現金より信頼を!】
元メガバンク支店長・菅井敏之氏が、25年の銀行員人生から導き出した「信頼残高を増やす」という生き方を紹介した一冊。どんな人が信頼され信頼を失うのかに触れることで見える生き方とは?
お金を貸すとき。
あなたは、相手を信頼して貸しますよね?
本書は、著者が25年の銀行員人生から導き出した、一生お金に困らない人生を送るためには、預金残高よりも信頼残高がどれだけあるかであると説く一冊。
「どんな人が信頼されて、どんな人が信頼を失うのか」
著者のバックグラウンドが、抜群の説得力を持って迫り心地よい緊張を味わえます。
今日から自分専用の「信頼銀行」に口座を開設し、信頼預金を開始するために必要な方法を実践しやすく要点を絞ってまとめられています。
お金があるから、信頼されるのではありません。
信頼があるから、その結果としてお金が貯まるのです。
一生お金に困らない人生の一歩を、今日からはじめましょう!
そのための「信頼残高の貯蓄方法」は、この本の中に。
◆信頼残高>預金残高
家族を幸せにする。
会社の仲間を幸せにする。
それが自分の幸せになる。
人生の目標をそこに立てれば、やるべきことは自ずと見えてくるのではないでしょうか。
人生80年の時代です。
定年になった後も、20年以上人生は続くのです。
いまだけを見るのであれば、贅沢することもいいでしょうが、40歳になったとき、50歳になったとき、60歳、70歳になったときの自分や、自分の家族のことも考えておくことです。
20代、30代は、預金残高も信頼残高も低くて構いません。
でも、いまからでも積み上げていけるように心がけることで、人生は大きく変わってきます。
経済的に破綻しない方法は簡単です。
自分のお金のなかで、自分の生活をまかなえていれば、破綻することはありません。
つまり、支出をコントロールできれば、お金に困ることはないわけです。
「運がいい」と言っている時点で、それは奢りなんです。
そんな思い上がった気持ちで成功できるほど、事業は甘くありません。
まずは謙虚になることです。
いまの自分があるのは、誰のおかげなのか。
運なんていう曖昧な言葉でごまかさず、自分のまわりやお客様に対して、謙虚になって感謝することです。
これから何をするかよりも、これまで何をしてきたか、ということが大切
信頼残高の増やし方で大切なのは、「信頼残高の高い人」とつき合うこと
スピード=誠実さであり、それが信頼につながっていきます。
身も蓋もないようですが、数字で語れない人は信頼できない
●「仕振りがいい」の共通点
□時間を守る
□自分のことだけ考えない
□虚勢を張らない
□すべての人とWin-Winの関係をめざす
□相手によって態度を変えない
※「仕振り」:行儀がいいかどうかということ
事前に連絡するという行為は、相手の自己重要感を満たす効果もあります。
何の職業にかぎらず、自分の本分は何かを自覚することは、とても大事だと思います。
(中略)
自分の本分を果たすこと。
その自覚ができる人ほど、信頼残高を積み上げられるように思います。
失敗してもいいから、自分で人生の操縦桿を握ること
なにか始めたいと思っても、「自分には何もない」と思っている人は多いと思いますが、そんなことはありません。
人それぞれに無形資産が必ずあります。
中国の故事に、「人間万事塞翁が馬」という諺があります。
運命は予測しがたいもので、「幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではない」というたとえですが、まさに、何が幸いするかはわからない。
自分の人生は、自分で切り拓いていくしかありません。
満足できないとしたら、満足できるように、自分が動かなければならないのです。
【592-1】収入の中から自動で預金する仕組みを構築する
【592-2】何事もスピードを上げて行動する
【592-3】「仕振りがいい人」を意識して生活する
信頼残高という、新しい貯蓄を開始せよ!
【書籍名】一生お金に困らない人生をつくるー信頼残高の増やし方
【著者名】菅井敏之
【出版社】きずな出版
【出版日】2015/7/22
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】生き方に迷ったときに
【キーワード】信用残高、金融リテラシー、引き寄せ
【頁 数】192ページ
【目 次】
第1章…ゼロからスタートする
第2章…エリート意識が危ない
第3章…行動と実績を見せる
第4章…数字に強くなる
第5章…無形資産を蓄える
第6章…自分が操縦桿を握る
第7章…ピンチをチャンスに変える
この本が、あなたを変える!
菅井敏之さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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