【書評:427冊目】上司の常識は、部下にとって非常識(榎本博明)

【上司と部下は分かり合える】
心理学博士・榎本博明氏が、『上司の常識は、部下にとって非常識』と題して、部下の行動の背後にある心理メカニズムを明かしながら、部下育成に注力するための技術を指南する一冊。

■書籍の紹介文

上司と部下の関係。
どんな関係をイメージしますか?

 

本書は、心理学の観点で、部下の行動の背後にある心理メカニズムを示しながら、上司と部下の関係改善と部下育成に注力するための技術を指南する一冊。

 

上司と部下の認識のズレが起きたとき、
・上司は何を考え、部下は何を考えるのか
・なぜ、認識のズレは起きてしまうのか
・どうすれば認識のズレを改善できるのか
このことを、心理学の視点から明らかにしていきます。

 

上司と部下の間に発生しがちな会話を例に説明しています。
そのため、まるで相手の頭の中を覗いているような感覚で学ぶことができます。

 

心理学の視点から、相手の行動の裏にある心理を知る術を身につける。
すると、イライラや気苦労などの心理的負担を抱えずに済むことになります。

 

部下の育成などで結果を出したリーダー。
職場の風通しをよくしたいリーダー。

 

このようなリーダーにとって、かなりのヒントになる一冊です。
心理学が取り持つ上司と部下の関係を、この機会に身につけましょう。

 

◆上司と部下は分かり合える!

上司の常識は、部下にとって非常識
榎本博明 クロスメディア・パブリッシング 2014-10-15
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■【要約】15個の抜粋ポイント

部下の扱いに手を焼くのは、行動の背後にある心理メカニズムを理解していないからだ。
行動の理由がわかれば、対処法も見えてくる。
反発されずに素直に話を聞いてもらえるようになる。

 

一方的な喋りは厳禁だ。
部下に話をさせるような場にするのがいい。

 

上司と一緒だと、金も時間も無駄だと感じる功利的な若手も多い。
このタイプも巻き込みたいなら、交流の場は勤務時間内にするべきだ。
ランチに誘うことから始めるのもいい。

 

拒否しているわけではなく、接し方がわからない

 

どんな仕事でも、最初は具体的な指示を与える。

 

上司というのは、学校の先生ではない。
そういった相談に乗らないという理由で部下に不満をもたれないためには、そこのところをはっきり伝えておくべきだ。

 

叱咤激励してプレッシャーを与えるより、話をよく聞いたほうが効果は大きい

 

「頑張れ」「努力しろ」と叱咤激励しても、かけ声だけでは部下はなかなか動かないものだ。
どう努力したらいいのかがわからず、動けないのだ。

 

必要なのは、具体的な行動目標を与えてやることだ。
個人の目標に対して「どうしたらその目標を達成できるのか」を具体的な行動レベルにまでブレイクダウンする。

 

キャリアというのは、自然に作られるもので、デザインするものではない。
後からついてくるものなのだ。
これを押しつけがましくならないように、雑談風にさりげなく伝えるのがコツ

 

性急におもしろさを求めていては、どんな仕事にも満足できない。
いくら仕事を変えても、不満ばかりのビジネスライフになる。
そうしたアドバイスを効果的に伝えていくことだ。

 

今の若手は「何でもハッキリ自己主張すべき」「思うことは率直に言うべき」といった発想が植えつけられている。
だから、上司に対して「タテマエばかりで、ホンネが見えない」と不満に思う。

 

タテマエというものが、実は人間関係の潤滑油として果たしてきた役割に、目を向けさせるように上司のほうから働きかけてあげる必要があるのだ。

 

「厳しく鍛える時代から、褒めて育てる時代へ」という世の中の変化

 

若手もモチベーションが高まれば、受けとめ方が変わってくる。
言葉がきついと感じても、反発したり落ち込んだりせず「鍛えてくれているんだ」「これで仕事力がアップする」と考えるようになる。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【427-1】普段よりも、今一歩、相手の話を聞く姿勢を持つ

【427-2】初めての作業の場合、どう動くべきか、具体的に伝える

【427-3】褒めるポイントを常に観察する

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】上司の常識は、部下にとって非常識
【著者名】榎本博明
出版社クロスメディア・パブリッシング
【出版日】2014/10/15
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に明日のリーダー力を磨きたいときに
キーワードリーダー指導力心理学
【頁 数】192ページ
【目 次】
第1章 仕事より人間関係に疲弊する職場
第2章 理解できない若者に苦悩する上司たち
第3章 尊敬できない上司に絶望する部下たち
第4章 なぜ上司と部下はわかりあえないのか?

 

この本が、あなたを変える!

上司の常識は、部下にとって非常識
榎本博明 クロスメディア・パブリッシング 2014-10-15
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榎本博明さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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