
【話し方は”スキル”に過ぎないのだ!】
しゃべくり社長・川瀬翔氏が、『話し方革命』と題して、話し方は人生の潤滑油であり磨くほど人生に好影響をもたらすと提起し、人を動かす「話の型(話し方)」を徹底指南する一冊。
■書籍の紹介文
自分の「話し方」に点数をつける場合。
0〜10で、あなたは何点をつけますか?
本書は、「話し方」とは「後天的スキル」であり磨くほどに好影響をもたらすものだと提起し、理論と実践の両面から、人を動かす「話の型(話し方)」を徹底指南する一冊。
自己採点は何点をつけましたか?
この本に興味をお持ちになったということは、おそらく、あまり良い点数をつけられなかったのではないかとおもいます。
もちろん、高い点数をつけられなかったと悲観する必要はありません。
大切なのは、自分を客観的に分析して現状を自覚しておくことです。
「頑張って話しているのに、こちらの想いが相手に伝わらない」
「こちらの説明に対する相手の反応がイマイチ」
「話の真意がうまく伝わらず、誤解されてしまいがち」
点数をつけようとすると、こうしたあまり受け入れたくない自分の姿が脳裏に浮かぶことでしょう。
嫌な気持ちになるとおもいますが、逃げずに向き合ってみてください。
なぜなら、自分なりの”現在地”を理解することで「やるべきこと」をきちんと洗い出せるからです。
「話し方は後天的なスキル」と著者はいいますが、つまり、現在地がわかれば”鍛えるポイント”がわかるというわけです。
”鍛えるポイント”がわかれば、鍛える方法は本書の中に学べます。
「理論」と著者ならではの「実践方法」の両面から、本当に身につけるべき「話の型(話し方)」を説いていきます。
著者が説く「話し方」は、プレゼンから営業、日々のコミュニケーションまで、その適用範囲はとてもとても広いものです。
ですが、押さえておくべき点と磨くためにやるべき点、この2点のバランスがとても良く配置されているので、とても理解しやすい内容に仕上がっています。
相手に話しをするときに大切なこと。
それは「伝えること」自体ではなく、話を聞き「相手が心を動かし行動を起こしてもらうこと」です。
つまり、「相手にこの話をすることで、私は何を実現したいのか?」
この問いの答えが明確であるほど、相手の心を動かし、ひいては相手を動かすことにつながるということです。
こうした小手先のテクニックではない、思考やマインドといった深い部分を磨くことに重点を置いている点が本書の特徴。
テクニックを学んでもイマイチ効果を感じない、そんな人に打ってつけの一冊です。
◆話し方を哲学する一冊。

話し方革命
川瀬翔 KADOKAWA 2025-6-2
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■【要約】15個の抜粋ポイント
人が動き出す瞬間とは「なぜそうするのか」が理解できたときです。
恐怖や強制ではなく、納得できる理由があれば、自発的に行動し、時には期待を超える成果を出すこともあります。
特に今は、「目的や意味」が重視される時代です。
ただ指示を出すのではなく、行動の背景を共有することが、人を動かし、成長させる鍵になるのです。
●「話し方」がうまくなる3つの条件
条件1:「話し方」は「体得できるスキル」である認識を持つ
条件2:相手軸で考える
条件3:相手のためにしたことは自分に返ってくる認識を持つ
環境設計をする際には、最低限考えておきたいポイントが3つあります。
・タイミング:相手が話を聞く余裕のあるときに伝える
・場所:リラックスできる、または集中できる空間を選ぶ
・言葉選び:相手の価値観に寄り添った表現を使う
この3つのポイントを押さえるだけでも、あなたの「伝える力」は倍増します。
大切なのは、「何を話すか」ではなく、「何を仕掛けるか」です。
「表面的な話し方を磨く」ことよりも、相手に「どんな体験をしてもらうか」「五感にどんな刺激を与えるか」にフォーカスすることで、あなたの言葉は何倍もの力を持つようになるでしょう。
人の心を動かすのはテクニックではなく、本気で未来を変えたいという想いです。
(略)
人を動かす前に、まずは自分自身のマインドセットを整えること。
それが説得力を生み、共感を呼び、相手を導くための土台となるのです。
大切なのは「何を伝えたいのか?」を明確にすることです。
伝わるか、伝わらないか。
その差には「話の中にコンセプトがあるかどうか?」が非常に大きな要因として関わっています。
コンセプトが弱ければ、どんなに面白い話でも、どんなに素晴らしい内容でも、「結局、何だったんだっけ?」と思われてしまうのです。
その話の中で一番覚えてほしいこと。
それこそがコンセプトです。
商売をするうえでも、人を動かすうえでも、結局のところ、人間は理屈ではなく感情で動きます。
これは揺るがない真実です。
ポイントは「これを使ったら人生が変わる」「こんな新体験ができる」「不便・不利益が解消される」など、感情に訴える”ベネフィット”を盛り込んでいること。
「メリット(利点)」ではなく、「ベネフィット(得られる未来)」ですよ。
これ、必ず覚えてください。
ちょっとした違いに見えますが、効果が全く違います。
●「話の型」の超基本
STEP1:未来の提示(興味付け)
STEP2:問題提起
STEP3:原因
STEP4:解決
「人によって響く言葉が違う」という法則を、シンプルに分けて考えたのがAMSI(アマサイ)です。
これは、遠藤K.貴則先生が提唱している、人を4つのタイプに分類し、それぞれに最適な言葉を使うことで、コミュニケーションやマーケティングをより効果的にするフレームワークです。
【A】アクティブタイプ:「今すぐ試してみましょう!」
【M】マネージタイプ:「成功率80%の手法です」
【S】サービスタイプ:「このサービスで多くの人が救われますよ」
【I】イノベートタイプ:「データ分析の結果、○○がわかりました」
いったいどうすれば「相手のアマサイのタイプ」を見極められるでしょうか。
1つの方法として、それぞれのタイプに響く言葉を投げかけてみて、相手のリアクションを見るというものがあります。
例えば、「このアイデア、革命的ですよね!」と言ったときにワクワクした表情を見せるならアクティブタイプ、「具体的なデータはありますか?」と聞き返されるならイノベートタイプの可能性が高い、といった具合です。
話す力は、鍛えれば誰でも伸ばせます。
(略)
まず、すぐにでもやってほしいのが「身の回りの人の観察」です。
今すぐできる練習もあります。
それは、「本の中身を説明する」トレーニングです。
どんな本でもかまいません。
本を無作為に開き、その見開きに書いてある内容を10秒見てから、パッと閉じて、それをもとに話の構成を作るんです。
その本については、詳しく知らなくてかまいません。
むしろ読んだこともない本、興味もない本のほうがいいです。
瞬発力も合わせて鍛えられます。
■【実践】3個の行動ポイント
【2191-1】「未来の提示(興味付け)→問題提起→原因→解決」の型を使って話を組み立てる
【2191-2】「何を伝えたいのか?」を明確にしてから話を組み立てる
【2191-3】組み立てた話に対して、「コンセプトはあるか?」と必ず確認する
■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】話し方革命
【著者名】川瀬翔 ・ 著者情報
【出版社】KADOKAWA
【出版日】2025/6/2
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】伝える力を身につけたいときに
【キーワード】話し方、伝える、苦手克服
【頁 数】288ページ
【目 次】
第1章 年収は「話し方」で決まる
第2章 「伝わる話」は準備が9割
第3章 「話し方」を支えるマインドセット
第4章 10倍伝わる「コンセプト」のつくり方
第5章 人を動かす「話の型」
第6章 人を動かす「心のスイッチ」
第7章 しゃべりを上達させるトレーニング
▼さっそくこの本を読む

話し方革命
川瀬翔 KADOKAWA 2025-6-2
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す
川瀬翔さん、素敵な一冊をありがとうございました!
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。
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