
【司会はコミュニケーション能力を磨く格好の機会!】
司会業・榎ちひろ氏が、『人前で輝く話し方の教科書』と題して、司会をすることで得られるメリットを提示しながら、司会力を伸ばすのに役立つ話し方を解説する一冊。
■書籍の紹介文
人前で司会をする。
それは、あなたにとってどれくらいハードルの高いことですか?
本書は、人前で話すという行為はコミュニケーションにおいて欠かせないことだと提起し、30年以上の試行錯誤の末にたどり着いた、人前で話すのに役立つ話し方を解説する一冊。
「人前に立って話す」「司会をする」。
こう耳にすると、大勢の人を前に話す自分の姿を、どうしても想像してしまいますよね。
その瞬間、「想像だけで自分には無理・・・」と離脱したい気持ちになるかもしれません。
それだけハードルの高いテーマだとおもいます。
ただ、いつまでも苦手だと避けていては自己成長の可能性をつぶすことになるのもまた事実。
であるならば、やるべきことはひとつです。
ハードルが高いと感じるなら、高さを感じないほどにハードルを下げるだけです。
そして、段階を踏みながら徐々にハードルの高さを上げていくほかありません。
では、「司会者」というハードルをどう下げるのか。
著者は、人前で話すことの最小人数は2人である、という視点を提示します。
つまり、自分と相手だけの1対1コミュニケーションということです。
これなら、「大勢の前に立って話す自分」よりもハードルがグッと下がりますよね。
相手の話を聞いたり引き出したり相談に乗ったり。
こうしたことも、立派な”司会者スキル”だと著者は語ります。
要するに、司会者スキルとはコミュニケーション能力全般に通ずるものなのです。
したがって、まずは1対1コミュニケーションの中で、本書に書かれている話し方を実践して自分のものにしていきましょう。
そして、少しずつハードルを上げていき、最終的には「大勢の前に立って話す自分」を目指しましょう。
そのために役立つ【心構え】と【実践すべきこと】が、本書はとても明確にまとめられています。
人前で話すことは、コミュニケーションにおいても、自己成長においても非常に大事な経験値となります。
ぜひ、逃げずに経験値をひとつずつ積み上げていきましょう!
◆経験に裏打ちされた力強い一冊!

人前で輝く話し方の教科書
榎ちひろ ぱる出版 2025-6-24
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■【要約】15個の抜粋ポイント
●司会力がもたらすメリット
①コミュニケーション力が鍛えられる
②アドリブ力、対応力がつく
③全体を見る力がつく
④マルチタスク力がつく
⑤自分の都合のいいように場を動かせる
⑥印象に残る
私はこれに気づいたからこそ、司会者として今でも第一線で活動することが出来ていると考えています。
それは、人前に立つ時は「司会者の仮面をかぶる」ということです。
言い換えるならば、自分自身を根本から変化させる必要はありません。
いち早く司会者に「成る」ためには、参考となる司会者、つまり、モノマネの対象者を見つけていけばよいのです。
あなたの会社の先輩や、この前参加した結婚式の司会者さんなど、身近な所にも、参考になる方はいると思います。
まずは、そう言った身近な方をロールモデルにしてみて、なぜその方が上手いと感じたのかを、言語化してみましょう。
鏡を確認しながらさまざまな表情をつくってみて、どれぐらいの筋肉を動かせば思い描いている表情をつくれるのかを確認し、感覚で覚えていくのです。
スマートフォンのビデオカメラの機能を使い、ご自身の喋っている様子を録画してみましょう。
モノマネの対象者、ロールモデルを思い浮かべ、イタコの様に自分に降霊させてみます。
そして恥を捨てて、思いっきりやってみてください。
そして、今録画したデータを再生してみましょう。
間違っても、今の自分以上に大きく、完璧に見せようとは思わないでください。
下手に格好つけるくらいなら、ありのままの姿を見てもらい、周りの協力をもらいながら、その場を進行していく様にしていきましょう。
伝わっていると思っているのは、自分だけだと。
まずはそこから認識を変えていくのが良いでしょう。
そもそも「まだ全てがちゃんと伝わっていない」というマインドで臨んでみると、説明の細かさや、ちゃんと伝わっているかの確認の仕方が変わるのがおすすめです。
一番怖いのはこの「きっと〜〜だろう」と思い込みのまま進んでしまうことなのです。
司会者の言葉は、自分で責任を持って発言をしましょう。
もし、個人的な意見を伝えなければいけない場面が出てきたとしたら、あくまでも自分は個人的にそう思っている、というスタンスで述べる様にしましょう。
ここで誰かのせいにしたり、槍玉にあげたりするようなことはしないように。
とにかく穏便に波風を立てずに進行することを心がけてください。
口角を15度あげて、にっこりとした笑顔の表情にしてみましょう。
やることはたったこれだけです。
一見簡単そうですが、これを素の状態の時は常にやり続けるとなると、話が変わってくるはずです。
ふと時間が経った時に鏡を見てみると、いつも通りの横一文字に戻っていたりします。
無意識を意識下でコントロールするのは、慣れないうちはなかなかに大変なことに気づくでしょう。
ですが、これを常にトレーニングしていると、そのうちに無意識でも常に口角が上がっている様になります。
しっかりと言葉が聞き取れるかどうかは、実は言葉の一文字目をしっかりと声に出しているかどうかにかかっています。
分かりやすい話し方を目指すのであれば、一文は短くしていくと良いでしょう。
人は相手が話している最中は聞くことに集中し、会話が途切れたタイミングで、これまで聞いた内容を頭の中で情報整理していきます。
そのため、聞き手の情報を整理しやすくするために、一文はなるべく短く話すようにし、句点(。)まで話し終わったら、そこで一呼吸、間を取りましょう。
相手の話を理解しようとする時には、事前準備が出来ていた方が、より理解度が高まります。
これから大事なポイントを話すという時も、いきなり話し始めるのではなく、今から大事なポイントを話すということを事前に伝えてから話し始めるようにしましょう。
●正しく物事を伝えるための6W3H
・When(いつ)
・Where(どこで)
・Who(だれが)
・What(何を)
・Why(なぜ)
・to Whome(だれに)/with Whome(だれと)
・How(どのように)
・How much(いくらで)
・How many(どのくらい)
あなたの話を聞いた中学生が「意味が分からない」というのであれば、それは他の人が聞いても理解出来ない可能性があります。
(略)
説明し終わった後には、相手が内容をしっかりと理解出来たかどうかを確認することもセットにするといいでしょう。
説明した=相手が理解している、という訳ではありません。
こちらでは全て伝えたつもりでも、見落としがあるかもしれません。
人前に立つ以上、相手に分かるように説明することは義務だと考えるようにしましょう。
■【実践】3個の行動ポイント
【2188-1】「口角を15度上げる笑顔の表情」が癖づくよう常に意識する
【2188-2】言葉の一文字目はしっかりと発声することを意識する
【2188-3】相手の理解できる表現で伝えることを意識する
■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】人前で輝く話し方の教科書
【著者名】榎ちひろ ・ 著者情報
【出版社】ぱる出版
【出版日】2025/6/24
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】伝える力を身につけたいときに
【キーワード】話し方、コミュニケーション、苦手克服
【頁 数】208ページ
【目 次】
第1章 司会力がもたらすメリット
第2章 人前で司会をする意味を考える
第3章 人前でこころがけるべきマインドテクニック編
第4章 現場で使える基礎テクニック編
第5章 一流司会者になるための応用テクニック編
▼さっそくこの本を読む

人前で輝く話し方の教科書
榎ちひろ ぱる出版 2025-6-24
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榎ちひろさん、素敵な一冊をありがとうございました!
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。
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