【書評:210冊目】うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ(平康慶浩)

【会社の年収は増えていますか?】
人事コンサルタント・平康慶浩氏が、『うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ』と題し、羨むような年収の人と比べながら、よりよい人生への処世術を指南する一冊。

■書籍の紹介文

お給料。
上がっていますか?

 

本書は、『優秀である必要はない、できる人である必要がある』と提起し、評価や昇給を勝ち取るために意識すべき社会人としての処世術を指南する一冊。

 

頑張っても頑張っても年収300万円にさえ届かない…。
一方で、周りが羨むほどの年収を得る人もいる…。

 

このように、働く現場でも二極化がじわじわとハッキリと進行しています。
これが、不安や不信を職場に蔓延させて、疑心暗鬼の原因になっているのです。

 

しかし、そうした空気に飲まれても展望はひらけません。
きちんと状況を把握して、生き抜く方法を考えていく必要があります。

 

この本では、人事のプロの視点から、評価・昇給を勝ち取るための方法を指南します。
どこに注意をすべきか、上司とどう向き合うべきか、社会人としての処世術が学べます。

 

若手ビジネスパーソンから、会社への不満が立っている人まで。
評価・昇給に不満のある人に、オススメです。

 

◆評価も昇給も「人」が決める。

うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ
平康慶浩 東洋経済新報社 2012-10-1
売上ランキング(公開時):ー
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

■【要約】15個の抜粋ポイント

君の給与は、今年増えただろうか。
もし、5000円以上増えたなら、とても良い会社で働いている。
なるべくその会社で働き続けることだ。
できれば定年まで働くべきだ。

 

●給与を増やす3つの方法
・定期昇給
・昇進
・配置転換

 

●4種類の会社の組織風土
(1)普通の企業
(2)業績悪化型企業
(3)ブラック型企業
(4)二重苦企業((2)と(3)の合わせ技)

 

転職に際して断言できることは「入りたい会社」は決めないほうがいいということだ。
なぜなら、入りたい会社にうまく採用されないと、やる気が失せるからだ。

 

職務経歴書の書き方は簡単だ。
職務経歴書をストーリーにするのだ。
ついつい、あれもこれも書きたくなるが、その衝動を抑える。
それができるからこそ、魅力的な職務経歴書が書けるのだ。

 

中途採用時は、新卒とは別の判断基準がある。
もっとも重要なことは「経験」と「能力」だ。
面接官は、これを、行動実績を聞くことで判断する。
すなわち「行動実績インタビュー」という手法だ。

 

「何を感じたか」ではなく「何をしたか」をはっきりと答えるのだ。
実際、このタイプの質問は、チャンスだ。
はっきりした行動を答えさえすれば、それだけでプラスのイメージが高まるからだ。

 

人事制度の活用法を知っておくべきだ。
たとえば、人事制度が変わる時には、必ず従業員向けに説明会が開催されるはずだ。
この時、必ずメモを持っておくべきだ。
当日配られる資料は、持ち帰れないことが多いからだ。

 

説明会のメモをもとに、上司に話をするのだ。
「新しい評価制度だと、私の行動はどう評価されるのでしょうか」という具合だ。
君の意見は不要だ。
上司の意見を聞く質問をするべきだ。

 

評価というのは、上司にとって気苦労の種だ。
評価である以上、どんな仕組みでも必ず差が表れるものだ。
繊細な上司にとって、それは誰かに○、誰かに×をつける作業に思え、精神的に厳しい。

 

だから、上司は、日常の中で評価をあえて忘れるようになる。
そして、期末の作業として無難な評価を行おうとする。
だが、上司に評価制度について質問すれば、上司はプレッシャー受ける。

 

その結果、上司は2つの感情を持つ。
一つは「制度をちゃんと使わなければ」という義務感だ。
改めて資料に目を通したり、評価シートを確認するはずだ。

 

これにより、部下であるあなたが、会社の評価制度運用に上司を巻き込むのだ。

 

もう1つの感情は「こいつには、適当な評価はできないな」というゆるやかな恐怖心だ。
この感情は、行きすぎると反感になる。
だから、上司への質問は1〜2カ月に1度だけにすべきなのだ。

 

正論を真っ向から振りかざして、議論を吹っ掛けたりしたら、恐怖心は、支配欲に変わる。
「可愛げのないヤツだから、評価はC、評価基準は関係ない」となりかねない。
気を付けて欲しい。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【210-1】職務経歴書をストーリー仕立てで書く

【210-2】会社の人事制度をきちんと理解しておく

【210-3】「恐怖心は、支配欲に変わる」ことを心に留めておく

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ
【著者名】平康慶浩
出版社東洋経済新報社
【出版日】2012/10/1
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード働き方キャリアアップ問題解決
【頁 数】234ページ
【目 次】
第1章 給与が増えなくなったのは君だけじゃない
第2章 君の給与を増やすための基本ルール
第3章 業種別の給与の増やし方
第4章 職種別の給与の増やし方
第5章 二重苦企業から脱出したい君へ
第6章 希望は人事制度の中に必ずある
第7章 ハケン・アルバイトから抜け出せない君へ

 

この本が、あなたを変える!

うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ
平康慶浩 東洋経済新報社 2012-10-1
売上ランキング(公開時):ー
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

平康慶浩さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

■お知らせ

■【仲間大募集中!】101年倶楽部■
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!

■応援お願いします!■

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

Summary
Review Date
Reviewed Item
【書評:210冊目】うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ(平康慶浩)
Author Rating
21star1stargraygraygray

関連記事

コメントは利用できません。

人気著者も多数収録!

PR



ページ上部へ戻る