【書評:1595冊目】「気にしない」女はすべてうまくいく(有川真由美)

【乱された心を落ち着ける「気にしない」という方法】
作家・有川真由美氏が、『「気にしない」女はすべてうまくいく』と題して、日々のストレスで乱された心を落ち着けて解放する、ちょっとしたコツを解説する一冊。

■書籍の紹介文

些細なことが気になって仕方ない。
こんな悩みを抱えていませんか?

 

本書は、「気にする」とは人間のもつ危険察知センサーだと提起し、社会状況の変化などによってセンサーが過敏になっている人に向けて、心を解放するちょっとしたコツを解説する一冊。

 

SNSなどテクノロジーの進歩によって、わたし達は多くの”自由”を手にしてきました。
好きなときに連絡を取り合い、好きなときに情報へアクセスし、好きなときに発信できるようになりました。

 

これ自体は素晴らしいことであり、享受すべきものです。
しかし、自由になった分、いままでは考える必要のなかったことまで「気にする」機会が増えています。

 

これに比例して、「気にする」ことをうまく消化できず、「気にしすぎる」状態に陥っている人が増加していると著者は指摘します。
「気にしすぎる」ことで、自らの心を傷つけてしまう人が増えているというわけです。

 

この本では、そんな「気にしすぎる」状態にある人の心を落ち着けて、過敏状態から解放するためのコツを提示しています。
ひとつひとつのコツを、見開き1ページでテンポよく読めるように構成されています。

 

「気にする」とは、本来人間がもっている危険察知センサーです。
外敵に襲われないか周囲を警戒するメカニズムとして備わっている能力です。

 

だから、「気にする」こと自体は悪いことではありません。
このセンサーが、自らの心を傷つけるほど過剰に反応してしまうのが問題なのです。

 

したがって、著者が提示する「気にしない」ためのコツは、センサーの調整法といえます。
気にしなくてもいいことまで気にしないで済む調整法を、身につけられるのです。

 

これからの時代は、経験したことがない”新しい経験”を加速度的にする時代になることでしょう。
ということは、センサーを過敏する誘因にたくさん襲われることを意味します。

 

誘因に心を乱されて傷つけないために。
「気にしない」ためのコツを、この機会に身につけましょう。

 

◆「気にしない」コツを。

「気にしない」女はすべてうまくいく
有川真由美 秀和システム 2019-12-26
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■【要約】15個の抜粋ポイント

もし、あなたが「気にしない人」になろうと思うなら、最初の一歩は「もうひとりの自分」になって、自分を見てみることです。
「気にしていること」に気づかないと、気にし続けたままですから。

 

●気になることを整理する2つの問い
(1)自分はどんな”性質”や”行為”を嫌だと感じているのか
(2)気がラクになるために、いま、できること(考えること)はなにか

 

意味を深く考えず、「さて、どうすればいい?」「放っておけばいいね」と自分なりの決着をはかれば、さっさと前に進んでいけるのです。

 

相手には「ありがとう」や見返りは期待しないが、自分がしてもらったら「ありがとう」を伝え、恩を忘れないという心構えで過ごしてはいかがでしょう。

 

「本当はどうしたい?」と問い続けていれば、子どものころ、夢中だったことや好きだったことに返っていくことが多いもの。
「自分を喜ばせてくれるもの」の本質はずっと心の奥に息づいているのでしょう。

 

「みんなが言っている」と言われたら、「あなただけがそう思っているのね」と解釈して、相手と自分の間に線を引き、そのままのスタンスでいましょう。
ほとんどは気にする価値はないので、「そうなんだ〜」でスルーすればOKです。

 

正直に断ったり、断られたりするから、お互いに気兼ねなく声をかけられます。
頼り合う関係、協力する関係は、「断ること」ができて、成り立つのです。

 

”コンプレックス”には必ず「利用価値」があるもの。
「これはこれでいい」と受け入れることが、”コンプレックス”とうまくつき合っていくヒケツではないでしょうか。

 

幸せな人というのは、最高のものをもっている人ではなく、もっているものを最高にしていける人ではないでしょうか。

 

「これは悪いことではない。むしろチャンス?」と一瞬でも考えてみてください。

 

いいことが起きたら「気をつけよう」と慎重に、よくないことが起きたら「そのうち、いいこともある」と楽観的に考えるくらいが、賢明だと思うのです。

 

ぐっすり寝て忘れるためには、布団に入るときには、昼間のことは考えないようにすること。
考えるべきことは、朝、すっきりした頭で考えればいいのです。

 

私たちのいまの状態は、過去の一瞬一瞬の行動の積み重ねで成り立っています。
そして、いまの行動は、未来の自分になっていきます。
大切なことは、「いま、大切なことに目が向けること」、それだけなのです。

 

どんなにつらい過去であっても、そのときは、それを選ぶしかなかった。
「あれはあれでよかった」と受け入れることができたら、すっきりした気分で前に進めるのです。

 

あなたが微笑めば、世界も微笑んでくれます。
心配しすぎなければ、本来の気高い心で、いまを生きられるようになります。
そのままの自分で、大輪の花を咲かせることもできるのです。
あなたの命をどうぞ生かして、うつくしいものにしていってください。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1595-1】「本当はどうしたい?」と問い続ける

【1595-2】お笑い動画などをみて楽しい気分で寝ることを心がける

【1595-3】「あれはあれでよかった」と受け入れ、いま、大切なことに目を向ける

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】「気にしない」女はすべてうまくいく
【著者名】有川真由美著者情報
出版社秀和システム
【出版日】2019/12/26
オススメ度★★★★☆
こんな時に心の平穏や導きがほしいときに
キーワードメンタル自己対話生き方
【頁 数】192ページ
【目 次】
第1章 他人のカンにさわる言動を〝気にしない〟
第2章 他人の目や、まわりの情報を〝気にしない〟
第3章 自分のコンプレックスを〝気にしない〟
第4章 仕事やプライベートでうまくいかないことを〝気にしない〟
第5章 過去の後悔と将来の不安を〝気にしない〟

 

この本が、あなたを変える!

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有川真由美さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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