【やりたいことは、温めず、どんどんやろう!】
連続起業家・家入一真氏が、『15歳から、社長になれる。』と題して、自分を遮るものは何もない!と説きながら、やりたいことをカタチにする心構えを指南する一冊。
■書籍の紹介文
「ぼくらの時代の起業論」
「世界一起業したくなる本」
このようなキャッチフレーズがついた、中学生以上のすべての人に向けて口語的な口調で書かれています。
連続起業家として多様な経験をしているからこそ生まれる言葉の数々。
やはり、独特のパワーを発しています。
個人事業主と法人格、増資など起業や経営にまつわる考え方も記載されています。
ですが、ここはあくまでサラッとした内容です。
本書の肝は、『やりたいことがあるんだったら、いつまでも自分の中で温めていないで、どんどん前のめりにやってみようよ!』になります。
行動→経験→行動のサイクルをいかに早く(年齢的にも)回すか。
必要なことは都度学べばいいのだと説きます。
自分の中でやりたいことがある人
心機一転、新しいことをやってみようと思っている人
こうした方はぜひ本書を読んでみましょう。
◆モチベーションアップに最適!
15歳から、社長になれる。
家入一真 イースト・プレス 2013-11-7
売上ランキング(公開時):ー
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■【要約】15個の抜粋ポイント
「机に向かって緻密な計画を練るよりも、とにかく始めてしまったほうが気づくことが多い」ってのが人生の真理だ。
動き始めれば思うようにならないこともたくさん出てくるだろうけど、そこで試行錯誤すること自体が経験になるし、自分のなかで何かが変わるきっかけになる。
目の前にたまたまあるだけの息苦しい人間関係がすべてじゃない。
それ以外の関係を、自分で見つけていけばいい。
そしたら、そんなちっちゃい世界での自分なんてどうでもよくなってくる。
その人が困っている、欲しがっている、そういうものを、その人宛ての手紙を書くように、喜んでくれる顔を思い浮かべながら考えてみる。
そうしていくうちに、自分がやりたかったことや、やるべきことが見えてきたりすることもある。
僕が一番魅力的だと思うのは、ただただ泥臭く「やり続ける人」。
突出した何かを持っていなくても、自分のやりたいことをバカみたいにひたすら続けられる人だ。
社長にとって絶対に欠かせない、どうしてもしなければいけない大切なことがある。
それは、「物語を語る」ってことだ。
転がる石が必ず別の石にぶつかるのと同じで、一度動き出せば、人と出会う機会なんて自分が思っている以上にいくらでもあるものだ。
それぞれがひとつの役割だと思えば、「リーダーだから」なんて言って、特別気負う必要がないとわかるだろう。
まずとにかく動き出して、「必要になったら勉強していく」って姿勢が大切。
周りの意見とかって、ある意味クソだから。
みんな「お前のためだ」って言うけど、「じゃあお前、一生俺の面倒見ろよ」って。
見れるわけないんだし、「適当にお前が言いたいこと言っているだけじゃん」って。
「だったら俺は俺の好きな表現をやるよ」ってなればいいんだよ。
何かを突破する力って「根拠のない自信」だったりするから。
でもいろいろと考えちゃうと、「根拠のない自信」が「根拠のない不安」になって、結局何もできなくなっちゃう。
あえて考える時間を自分に与えないっていうか。
誰でも「明日死ぬ」って言われたら、絶対にやりたいことをやると思うんです。
毎日、それと同じだと思っていて。
「起業って、そんなに難しいことじゃないし、もっと気軽にみんなやってみてもいいんじゃないかな?」
「自分に解決出来ないような問題は決して起こらない」ということ。
これは経験からも本当にそう思う。神様のおかげなのかなんなのか(笑)、人生において、自分の手に負えない問題なんて起きないようにできているんだ。
「どうせ死ぬなら前のめり」
■【実践】3個の行動ポイント
【160-1】「今日で自分は死ぬ」と思って一日を生きてみる
【160-2】自分がやりたいことを書き出す
【160-3】自分のやりたいことを物語で語る
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】15歳から、社長になれる。
【著者名】家入一真 ・ 著者情報
【出版社】イースト・プレス
【出版日】2013/11/7
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】明日の起業力を磨きたいときに
【キーワード】稼ぐ力、フリーランス、働き方
【頁 数】216ページ
【目 次】
序章 君の世界は、もっともっともっと広い。
第1章 ツルンとわかる、起業の話。
第2章 質問!実際、やってみたらどうだった?
この本が、あなたを変える!
15歳から、社長になれる。
家入一真 イースト・プレス 2013-11-7
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家入一真さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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