【書評:1292冊目】丸亀製麺はなぜNo.1になれたのか?(小野正誉)

【働く楽しさが染みでた味わい】
丸亀製麺を展開するトリドールホールディングス社長秘書・小野正誉氏が、丸亀製麺はなぜNo.1になれたのか?を紐解きながら強さの秘密を明らかにする一冊。業界初の試食券付き!

■この本の紹介文

うどん店チェーン「丸亀製麺」。
あなたは、食べたことがありますか?

 

本書は、年商900億円・国内外1000店舗を誇るうどん業界の雄「丸亀製麺」の強さの秘密を、創業者を至近距離で見てきた社長秘書の視点から明らかにする一冊。

 

決まった予定のないランチ時。
その文字が視界に入ると7〜8割の確率で、わたしを吸い寄せる「丸亀製麺」。

 

蕎麦派(父方が長野なので信州そばのDNA多め)のわたしに、うどんの楽しさを教えてくれました。
ここに御礼申し上げますm(__)m

 

と思わず書かせていただくほど、目覚ましい勢いを感じる丸亀製麺さん。
その裏に隠された、想い・企業戦略・仕事術のポイントを学べる一冊です。

 

「市場飽和」「消耗戦」「人手不足」「ブラック企業」など、ネガティブなワードが多い飲食業界。
その中で快進撃を続ける企業を知ることは、示唆に富んだヒントを得る格好の機会です。

 

しかも、人気メニュー「釜揚げうどん」の試食券が帯に付いています!
まさに、読んでから食べるもよし、食べてから読んでもよし、という体感型の読書ができるようになっています。

 

それだけ、丸亀製麺の味・店舗に自信を持っている証拠です。
ぜひとも、その気概にふれて自らのビジネスに活かしましょう!

 

◆釜揚げうどん、美味しいですよ♪

■本がわかる!15の要約ポイント

大衆性、普遍性、小商圏対応といった王道の中で、差別化を図る道筋を見つけるのが、長く売れ続ける秘訣なのです。

 

常にお客様の感動を追求すれば、非効率でも支持されるのです。

 

手仕事が見えライブ感を味わえる店に人は集まるのです。

 

「全員がいいねと言うものはたいしたことはない」

 

自分の会社の底力をつけるのが先決です。

 

「お客様は来ないもの」という考え方は、慢心を戒めるだけではなく、「だから何をするか」という次の手を考えるきっかけになります。

 

今の若い世代はSNSに慣れているので、リアルとバーチャルの会議を組み合わせると、議論が深まるかもしれません。

 

みんなの「いいね」に慣らされず、「本当にそれでいいのか?」と疑問を持つところから、イノベーションは始まります。

 

結局のところ、やってみて成功すればよし、失敗したら教訓や経験を得られるので、どちらに転んでもプラスなのです。

 

自分が手を挙げるとき、まわりを見渡して躊躇する人は、いずれ出る杭を叩く側に回ります。

 

うどんに関する知識なら座学でも学べますが、丸亀製麺が目指しているのはお客様に感動していただくこと。
そのためには、自分も感動を味わわないと実践できないでしょう。

 

公言すれば賛同する人が出てきます。
一緒に走ってくれる仲間が増えれば、やりぬく勇気がわいてきます。

 

リーダーは孤独でも、一緒に働く仲間を孤独にしてはいけないのです。

 

誰もやろうとしない違和感のある計画こそ、インパクトがあり、成功する可能性があるのです。

 

今から「人」で付加価値をつくっておかないといずれ淘汰されてしまいます。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1292-1】「本当にそれでいいのか?」という疑問を積極的にぶつける

【1292-2】「お客様は来ないもの」という前提で考える

【1292-3】自らの心身を鍛える

 

■ひと言まとめ

仕事とは、感動を追求することなり。

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】丸亀製麺はなぜNo.1になれたのか? 非効率の極め方と正しいムダのなくし方
【著者名】小野正誉
出版社祥伝社
【出版日】2018/9/1
オススメ度★★★★☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード働き方職場環境ビジネスモデル
【頁 数】256ページ
【目 次】
序章 丸亀製麺はなぜナンバー1ブランドになれたのか?
第1章 丸亀製麺はなぜセントラルキッチンをつくらないのか
第2章 丸亀製麺はなぜ値下げ競争に巻き込まれないのか
第3章 丸亀製麺の羽田空港店はなぜ驚異的な売上なのか
第4章 与えて、任せて、人は育つ
第5章 成長企業のトップはここが違う
第6章 丸亀製麺はなぜ海外で日本の味にこだわらないのか

 

この本が、あなたを変える!

 

小野正誉さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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