【書評:1291冊目】修養 自分を磨く小さな習慣(新渡戸稲造)

【人生を充実させるアイデア】
『武士道』が有名な新渡戸稲造氏が、身と心の健全な発達を目的とした「修養」に繋がる、自分を磨く小さな習慣を解説する一冊。一度限りの人生で無駄な日を過ごさないために読みたい。

■この本の紹介文

今日という一日。
無駄にしてしまった時間はどれくらいありますか?

 

本書は、最高の人生を生きた人は、どう考え、何を実行しているのかを学び続けた新渡戸稲造氏が、そのエッセンスを「修養」という言葉でまとめ上げた一冊。

 

無駄な時間とは、なんでしょうか。
おそらくそれは、何に使ったのか振り返ることのできない時間だと思います。

 

では、何に使ったのか振り返れない時間とは、なんでしょうか。
おそらくそれは、心が動いていない時間だと思います。

 

心が動けば、なにかしらの感情が残ります。
それが、充実感などのプラスの感情の積み重ねであれば、人生の充実度に直結するのです。

 

要するに、心が動いていない時間をいかに減らすかが重要なのです。
そのために役立つ小さな習慣を説いていきます。

 

誰もが「人生を後悔したくない!」と思っています。
これを実現するためには、先達が導き出したさまざまな方法に学ぶしかありません。

 

その役割を果たすのに、ここまで適した本も珍しく思います。
ときには、こうした本もしっかり読みこみましょう!

 

◆修身養心。

■本がわかる!15の要約ポイント

修養の「修」とは「身を修める」という意味だ。
「養」とは「心を養う」という意味だ。
つまり「修養」とは「修身養心」だ。
身と心の健全な発達を図ることが目的だ。

 

誹謗中傷を受けても、自分が正しいと信じる道を貫き楽しむことだ。
逆境に陥っても、その中に幸福を感じ、感謝の念をもって世を渡ることだ。
それが修養の目的だ。

 

将来に大きな望みがあるのが青年だ。
大きな希望や抱負を抱く人を青年と呼ぶのだ。
年齢の多少ではない。
希望があれば、いくつであっても青年なのだ。

 

青年の中には「志はあるが、資力がないから、志が立てられない」と嘆く人もいる。
だが、お金が乏しいからといって落胆する必要はない。
志を立てるのにも差し支えはない。

 

何かやろうとするときに大事なことは、最初に志を立てることだ。
すなわち「発心」だ。
「何々をしよう」とか「こんな人になろう」とかいうのは、みな発心だ。

 

正を守ることは、勇気修養の最大条件だ。
正義に基礎を置かない勇気は、思慮分別がない血気にはやるだけの勇気だ。
義を守ることこそが、勇気修養の第一歩なのだ。

 

何かをする時、またはある出来事に出会った時「これが極度にまで達したら、どうなるだろうか」「最後には、どこに達するだろうか」と、最悪の事態を考えることだ。

 

読書は、目的もなく、ただ多読するべきではない。
役に立ちそうなところだけを取り、害のあるところは捨てるべきだ。
そのためには、標準とする最良の書物を決めて精読するべきだ。

 

書物は、毎日刊行されている。
これをすべて精読することは不可能だ。
だから、大半の書物は、ざっと、考えなしにひと通り読むだけにしておくべきだ。

 

書物だけでなく、耳の学問もするべきだ。
実社会に出て、人の話にも耳を傾けるのだ。
そうすれば、書物を読んだ時に、より内容が面白く思われるはずだ。

 

逆境は、すべての人にある。
得意の絶頂にあるように見える人にも、高い地位にいる人にも、必ず自分の思いどおりにならないことがあ るものだ。

 

苦しみは、いつまでも続かない。
だから逆境にある人は、常に「もう少しだ、もう少しだ」と思って進めばいい。
いつの日か、前途に光明を望む日が来るはずだ。

 

世を渡ることは、自分以外の多数の人と共同で生存するという意味だ。
そこにはいろいろな考え方がある。
たとえば、あくせく勤勉貯蓄主義の人がいる一方で、宵越しの金を持たない人もいる。

 

仮に、自分がやってる役は、つまらない役だと思っていても「いざとなったら何でもやろう」「できることなら何でもしよう」という見識と思想と力を養うべきだ。

 

自分の力が、十分に生かされていないから不平だという者は、まだその力が養えていないのだ。
力を養った上で、必要な時には、いつでも出そうという、日頃の力の蓄え方を心得ておくことだ。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1291-1】「こんな人になろう」を考えてみる

【1291-2】何かをする時は、最悪の事態を考える癖をつける

【1291-3】不平を感じたら、力を養うときだと心得る

 

■ひと言まとめ

「身」と「心」を修めることが人生。

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】修養 自分を磨く小さな習慣
【著者名】新渡戸稲造
出版社三笠書房
【出版日】2018/8/10
オススメ度★★★☆☆
こんな時に生き方に迷ったときに
キーワード哲学教養人生
【頁 数】288ページ
【目 次】
第1章 「自分」という財産を最高に生かす
第2章 「決意の持続力」が人生を決める
第3章 「克己心」を磨く
第4章 「勇気」を養う
第5章 「自分の顔」に自信を持て
第6章 「人生の蓄え」のすすめ
第7章 私の「本とのつき合い方」
第8章 「逆境」にあるときの心得
第9章 いま自分のために何ができるか

 

この本が、あなたを変える!

 

新渡戸稲造さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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