【書評:1239冊目】もっと深く知りたい!ニュース池上塾(池上彰)

【素朴な質問の裏に本質あり!】
ジャーナリスト・池上彰氏が、中日新聞で連載中の「ニュース池上塾」を書籍化した一冊。「もっと深く知りたい!」という30個の答えるのが簡単な質問にこそ、本質が隠れている。

■この本の紹介文

「今さら聞けないよな…」
こう思っている簡単な疑問をもっていますか?

 

本書は、わかっているようでハッキリとはわからないような30個のニュースを題材に、「素朴な質問こそ本質を突いている」という感覚を感じるように解説する一冊。

 

わたし達は、日々さまざまなニュースに触れます。
そして、意識無意識に関わらず、それらに「?」をつくっています。

 

大切なことは、「?」を未消化のまま流さないということです。
つまり、浮かんだ「?」には、しっかりと回答するのです。

 

なぜなら、「分かっているようで、正確には分かっていない」ということが非常に多いからです。
これを「まぁ、大したことじゃないし」と流してしまうのはいけません。

 

浮かんだ質問には、きちんと答える。
分からなかったり答えに自信がなかったりしたら、きちんと調べる。

 

これを継続することで、本質を見抜く力は養われていく。
そのことに気づかせてくれる一冊です。

 

◆質問の向こうに、本質がある!

■本がわかる!15の要約ポイント

予算委員会では、どんなテーマでも扱えることになっています。
そこで審議された結果、「問題を解決するためには国の予算を使う必要がある」ということになって、次の予算案をつくるときに、審議の内容が反映される可能性があるからです。

 

議論をするときには、正確な調査に基づくデータが必要なのです。

 

少年事件は増えていません。
これは忘れないでください。
日本の人口に占める少年の比率が下がるのと、ほぼ同じカーブで少年事件も減り続けています。
少年の事件が以前に比べて減り、ありふれた事件ではなくなったので扱いが大きくなったという側面もあるのです。

 

日銀のマイナス金利政策で国債もマイナス金利に。
これでは景気回復には役に立たない。

 

●政治資金の集め方
①政党交付金
②寄付(献金)
③政治資金パーティー

 

一九五〇年、朝鮮半島を軍事統一しようと韓国を攻撃し、戦争を始めましたが、アメリカ軍の参戦で失敗に終わりました。
このとき北朝鮮軍はアメリカ軍によって惨敗しました。
それ以降、北朝鮮はアメリカが怖くて仕方がないのです。

 

ヨーロッパの中でも、ドイツは難民受け入れに積極的です。
第二次世界大戦の際に、ユダヤ人六百万人を殺した上、少数民族も殺害しました。
その反省から困っている人を受け入れようとしているのです。

 

アメリカでは軍人や元軍人(復員軍人)が社会に大きな影響力を持っています。
「原爆投下は正義だった」と主張する人たちがいたため、アメリカの大統領は広島を訪問することができませんでした。
でも戦後七十一年がたち、アメリカの世論も変化。
大統領の広島訪問に反対する人も少なくなったのです。

 

アメリカ全土には銃砲店が二十五万店もあり、銃砲メーカーで働く人も多く、一大産業になってしまいました。
一度ここまで既得権者が増えてしまうと、後から規則をしようと思っても、非常に困難なのです。

 

開発途上国の貧しい人たちを支援することは、とても大切です。
そのうえで、教育に力を入れ、自ら国を改革できる人材を育てることです。
その国を立て直すのは、結局はその国の人しかできないからです。

 

株価は「みんながこう考えるだろう」という方向に、世界レベルで動く。

 

ドローンは無限の可能性を秘めています。
安易な規制は好ましくありません。

 

ノーベル賞は、平和賞だけがノルウェーで、それ以外はスウェーデンで選考されます。
これは、当時、スウェーデンと隣国ノルウェーの仲が悪く、これを心配したノーベルが、あえてノルウェーに依頼することで、両国の関係を改善しようとしたとみられています。

 

本という国は、巨大なプロジェクトがいったん始まると、誰もおかしいと言い出せず、途中でやめられない。
どうしようもなくなって中止になると、誰も責任を取らない。
「みんなの責任だ」で、終わってしまう。
太平洋戦争は、まさに典型でした。
(略)
要は目的を明確にすること。
多目的にこだわると、無目的になってしまいます。
担当者の責任の範囲を明らかにして、問題が起きたらきちんと責任を取らせる。
この基本を徹底させないと、いずれまた同じ失敗を繰り返します。

 

アメリカ産のワインや乳製品はこれまで通り関税がかかりますから、日本への商品売り込みでアメリカはEUに負けてしまいます。
アメリカの農家が「TPPから抜けるからこんなことになるのだ」と怒ってトランプ政権に圧力をかけてくれれば、TPP復活の可能性が出てくる。
これが日本の戦略です。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1239-1】気になるニュースをストックする

【1239-2】ストックしたニュースの背景を考える

【1239-3】考えた意見を書き留める

 

■ひと言まとめ

ニュースを知りにいくと世界が見えてくる!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】もっと深く知りたい!ニュース池上塾
【著者名】池上彰
出版社祥伝社
【出版日】2018/7/1
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に教養を伸ばしたいときに
キーワード教養インプット社会
【頁 数】160ページ
【目 次】
1章 国内政治と経済、新聞だけではよくわからない
2章 世界の政治、なんだか最近おかしいような
3章 そのニュース、本当はこういう意味だったんです

 

この本が、あなたを変える!

 

池上彰さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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