【誰よりも自分を大切に!】
心理カウンセラー・石原加受子氏が、逃げ出したくなったら読む本と題して、辛くて苦しいときに「自分を守る行動」の取り方を伝授する一冊。相手中心から自分中心に、心を守りましょう!
もう無理…もう逃げたい…
こころが苦しくなる機会、増えていませんか?
本書は、「逃げる」ことは自分を守るための立派な行動であると提起し、頑張り過ぎてこころが壊れてしまう前に取るべき行動を伝授する一冊。
『「逃げたい」と思ったときは、すでに「負けている状態」』
グッと、本を読む手に力が入りました。
相手に合わせて我慢をしても、幸せにはなれません。
自分の心にフタをしても、幸せにはなれません。
では、どうすれば幸せになれるのでしょうか?
その答えを、ゆっくりとじっくりと聴かせてくれます。
大切なのは、「自分」に集中することです。
カウンセラーの言葉を読みながら(CD付なので聴いてもよし)、自分を整えましょう!
◆自分に集中すれば、幸せになれる!
「理由はよくわからないけれど、なんとなく逃げ出したい」
そんな気持ちになっているとしたら、すでに黄信号が点滅している可能性が高いのです。
「できていないところ」よりも「できているところ」を見る癖をつける
いまの環境から逃げ出したいと思うほど人間関係に悩みながらも、一方では、孤独に耐えられずに人を求めているのが私たちなのです。
自分を傷つけてまで、相手を慮ることはありません。
まずは自分の安全を第一として、相手の脅威から”退散する”ことを考えたほうが賢明だと言えるのです。
・相手と仲良くすることを目指さない
・逃げたくなったら、そこに無理に踏ん張らないで、退く
・怖い相手とは、最初から距離をとる
・相手とわかり合える関係よりも、相手との違いを認め合える関係を目指す
まずはこれらのことに気づくだけでも、「逃げたくなる」ような状況になる前に自分を守ることができるに違いありません。
自分とは関係のないところで、「相手」が「私」に期待しようが、それは相手の自由です。
すべて、少しずつ、「できる範囲」でするのがベストです。
アレコレ考えてもなかなか結論が出ないときには、すでに、「思考では解決できない」状態になっています。
しかもそれは、思考でアレコレ考えるから、ますます、怖くなるという悪循環に陥っているということです。
危ないことに震えて挑戦するよりも、危ないと感じたときは「ひとまず退去する」ということのほうが、はるかに賢明なのです。
「勝ち負け」を取り払えば、本当はその場を去ることが適切で、自分を守ったことになるということも少なくありません。
それは、自分の行動をどう解釈するかで決まります。
自分のために「自分の気持ちや感情を言語化する」と、自分自身の心を敬うことができます。
それだけではありません。
自分のそんな気持ちが、結果として相手の心にも届きます。
自分を優先できるからこそ、相手を慮る気持ちも出てくるのです。
逃げ出したいぐらいの気持ちでそこに踏ん張っているという状態が、「すでに負けている状態」なのだと気づいてほしいものです。
リスクの高い場所にいつまでも留まらず、そこから離れる。
まさに「逃げる」ことは「行動する」ことです。
自分を守るうえで、まずやっておかなくてはならないのは、自分の”できること”と”できないこと”の範囲を具体的に見極めるということです。
その範囲を見極める際に基準となるのは、”自分の気持ちや感情”です。
これが自分中心の生き方の基本です。
【1166-1】「できていること」「できること」に目を向ける
【1166-2】気持ちや感情を、積極的に言語化する
【1166-3】相手のためにも、自分を優先する
「逃げる」ことも、選択肢のひとつに過ぎない。
【書籍名】逃げ出したくなったら読む本 聴くだけで気持ちが楽になるCD付き
【著者名】石原加受子
【出版社】祥伝社
【出版日】2018/4/1
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】心の平穏や導きがほしいときに
【キーワード】メンタル、自己対話、セルフケア
【頁 数】224ページ
【目 次】
Chapter1 毎日の仕事から逃げ出したいとき
Chapter2 人間関係から逃げ出したいとき
Chapter3 責任から逃げ出したいとき
Chapter4 決断から逃げ出したいとき
Chapter5 「主張する」から逃げ出したいとき
Chapter6 恐怖から逃げ出したいとき
この本が、あなたを変える!
石原加受子さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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