【モテる職場社会学】
マーケティングの専門家・三浦展氏とモチベーションの専門家・菊入みゆき氏が、「やる気とは、すべての場面で人を魅力的にする」低成長時代を生き抜く鍵は「仕事を楽しむ」姿勢にあると説く。
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■1分間紹介文
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本日紹介するのは、【モチベーション】に関する一冊。
著者は、三浦展さんと菊入みゆきさん。
三浦さんは、世代マーケティング調査を行うかたわら、広く社会を研究し各方面から注目。
菊入さんは、ワーク・モチベーションの研究とコンサルティングに従事。
タイトルからすると”モテ本”?と思われるかもしれません。
しかし本書の肝は、
「仕事を楽しむこと」が結果的に女性から「いい男」に見られる
という新しい視点でまとめている♪
とても楽しく読める非常に面白い一冊で、非常にオススメ。
「モチベーション」⇒「やる気」⇒「活発に行動」⇒「魅力的に見られる」⇒「モテる?」の流れがワクワクさせる。
たまには、こういうコーヒーブレイク的な本もオススメ。
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■本がわかる!15の要約ポイント
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「恋人にしたい人を選ぶとすればどのタイプか」と言う質問に対して、
女性⇒男性:第1位「仕事を楽しむタイプ」36%
男性⇒女性:第1位「プライベート重視タイプ」36%
女性は、家でも仕事の話をしてほしいと思っているんですよ!仕事の内容を知りたいってわけじゃなくて、夫が頑張っていることや楽しいことを一緒に共有したいっていう気持ちなんですよね。(菊入)
●仕事を楽しむ男の5つの法則
1.内発的モチベーションで働く
2.仕事のプロセスを楽しむ
3.まずはとことんやる
4.楽天的
5.人を喜ばせるのが好き
内発的モチベーションとは、
ー自分の心の内側から発するやる気の意味
ー自分の興味関心があって、面白いって思うからやるタイプ
ーすごく安定していて、継続性が高い
ー仕事に対する態度が一貫している。だから他者から見て信頼できる
男女ともに仕事を通じてモテることが求められる時代になった。(三浦)
●菊入流 内発的に仕事を楽しむ4つのコツ
1.目の前の仕事をとことん、しっかりやる
2.仕事の結果ではなく、プロセスを楽しむ
3.楽天的であること
4.人を喜ばせること
プロセスに関心が向くと、ますます内発化が進んでいく。
自分でどうにかできるという姿勢が重要なんですね。
つねにモチベーションを自分でコントロールする。
モチベーションが足りないときは上げるためにどうするか。
モチベーションはすでにあるけど、もう一踏ん張りするときはさらにどうするか。
そのための手段を知っておくということですね。(三浦)
僕の定義では「やる気」というのは「やりたくないことをやるための気力」だから、やりたいことをしているときは「やる気」はいらない。(三浦)
モチベーションは、その人の魅力や能力を全開にすると思うんですね。(菊入)
●菊入流 会社でモテる男の7つの法則
1.エンジョイ力:仕事に前向きに取り組み、楽しむ
2.サクセス力:仕事できちんと成果を挙げる
3.自立力:自分の考えをしっかり持つ
4.共感力:人に共感できる
5.サポーター力:人に刺激を与え、成長させられる
6.会話力:豊かな知識や経験を楽しく話せる
7.「いいね!」力:仕事で成果を挙げる女性を評価する
女性は男性の内実を見ている。
意外に地道に「まじめ」で「努力家」であることを評価しているんです。(三浦)
人間って、日常的なものについては、すごく好きでなくてもいいと思うんですね。
ごはんみたいなもので、すごく好きじゃないけど、嫌いじゃない、どちらかといえば好きだというくらいものだからこそ、毎日食べられる。あまりにもおいしいものって、なぜか毎日食べられない。(三浦)
スポーツ選手みたいに一生懸命トレーニングして、自分のモチベーションも高めて、それを発表する場では、本当にその人の魅力が全開になるって思います。(菊入)
だからみんなスポーツ番組を観るんですよね。
やっぱりモチベーションを伝播してもらいたいんですね。(三浦)
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■これをやろう!3つの実践ポイント
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【114-1】毎晩寝る前に、その日あったいいことを3つ、簡単な原因とともに書き出す
【114-2】自分の「短所」を書き出し、それをポジティブな表現に直す
【114-3】人をほめるときに、具体的にほめる
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■今回のまとめ
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笑顔が伝播すると、人が集まる!
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■本日紹介した書籍情報
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【書籍名】職場で”モテる”社会学
【著者名】三浦展、菊入みゆき
【出版社】講談社
【出版日】2012/7/20
【オススメ度】★★☆☆☆
【こんな時に】明日の人間関係を良くしたいときに
【キーワード】引き寄せ、職場環境、人間関係
【頁 数】192ページ
【目 次】
1、「収入が多い男がモテる」時代の終焉
2、21世紀からの男選び
3、女性のタイプ別、恋愛の傾向
4、「仕事を楽しむタイプ」って何だ?
5、「仕事を楽しむタイプ」を増やす職場づくりとは?
三浦展さん、菊入みゆきさん、
素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
本日もお読みいただきありがとうございました!
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