【成功したければ「いい人」をやめよう!】
作家・里中李生氏が、『「いい人」は成功者になれない!』と題して、「いい人」では成功者になれないと提起し、一本筋が通った大人になるための45のルールを指南する一冊。
もくじ
■書籍の紹介文
自分の中の欲望。
どれだけ従って生きていますか?
本書は、成功する男とできない男の差を独特な口調で語りながら、男が成功するために絶対やるべきことを指南する一冊。
人には、それぞれの欲望や野心があります。
人には、それぞれの日常があります。
この2つの狭間で悩んだり苦しんだりするのが、人生だとおもいます。
しかし、著者はそこに強烈なNo!!!!を突きつけます。
欲望や野心を妄想しているだけで満足し、日常生活に戻るような自分にはNo!を突き付けろとケツを叩きます。
己の欲望や野心に従い、それを掴み取る「強い男」になれと鼓舞します。
「強い男」になるために絶対にやるべきこと。
これを、45のルールにまとめています。
あとは、自分がどうしたいかです。
いまのままでいいのか、いやなのか・・・。
◆自分に嘘をつくな!
「いい人」は成功者になれない!
里中李生 三笠書房 2013-1-1
売上ランキング(公開時):ー
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■【要約】15個の抜粋ポイント
「十年頑張れば成功する」
成功者は誰でもそれを知っている。
一流の人間は、仕事にこだわりと誇りを持ち、車や洋服にもこだわりがある。
例えば、イチローがいい例だ。
自分が完ぺきだと思っている人ほど、相手の嘘や器の小ささに嫌気がさすものだが、人間は完璧な人なんかいなくて、どんなに大きな器に見える人でも、誰かに嘘くらいは言っているものなのである。
(略)
あきらかに、自分に害をもたらす嘘なら問題だが、見栄を張っているだけとか、取り繕っているだけなら、かわいいものだと思わないといけない。
あなたのことは周囲の人間が見ている。絶対に見ているのだ。
どんな服装なのか。
いい靴をはいているのか。
車は何に乗っているのか。
食事の食べ方はどうか。
体は鍛えているか。
人間という字は、「人と人との間」と書く。
他人と一緒になって初めて人間なのであって、「他人のことはかまっていられない」という男は人間として何かが欠落しているのだ。
日本において、礼儀は絶対に不可欠だ。
本人たちが、「別にかまわない」と思っていても、周囲が見ていて不快に思う言葉も慎んだ方がいい。
目上の人を「くん」で呼ぶ人が時々いる。
どれだけ仲良し同士でも、公の場に出たら、「さん」と呼び変えないといけない。
バカな人だと思われるだけである。
「お疲れさまでした」
「ありがとうございます」
「おはようございます」
「ごちそうさまでした」
常に頭を下げること。
頭を下げるのが苦手な人は会釈を覚えること。
男は何のために生まれてきたのか、あなたに問いたい。
闘うため。
いい女を手に入れるため。
自分の好きな仕事をするためではないか。
貯金は常に一千万円以上は絶対に欲しいもの。
人間、生きていたら何かしらのトラブルに巻き込まれる。
裁判ともなればお金が必要だ。
お金がなければ、常に「負け」を覚悟しないといけない。
貧乏と泣き寝入りはセットだと思っていい。
あなたの将来に、親はいないのである。
パラサイトシングルには未来がない。
奮起して、親から離れて欲しい。
強い男は、「負けない」と思いこんでいる。
一回負けても、もう一度勝負する。
勝つまで続けるから、絶対に負けない。
一度勝った男はそうやっているのだ。
勝つまで勝負を続けるのである。
だが、勝ったことがない男は、負けるとすぐに勝負から手を引く。
だから、負けたままで一生を終えてしまう。
読む本は、ベストセラー作家のエッセイ集がいい。
外国の高級ホテルで女を抱きながらワインを飲んでる話でも読むといい。
それを読んで、「俺もこうなりたい」と思わなければいけないのだ。
人生に勝利するためには、二兎を追ってはいけない。
仕事は一つのことに集中する。
男の親友がいっぱい欲しければ、女は一人であきらめる。
女がいっぱい欲しければ、男友達は減らす。
完璧な人生教訓を読んでも意味がない。
完璧ではないあなたとは、無関係だからだ。
日本は今、仕事をする上で最高にスリリングで、しかも戦争がないから安心して勝負出来る。
失敗しても戦場に行かされるわけでもなく、飢え死にするわけでもなく、また勝負出来るではないか。
日本は勝負しやすい国だ。
こんな平和で、勝負に遊べる国も珍しい。
アメリカンドリームならぬ、ジャパニーズドリームを掴んで欲しい。
■【実践】3個の行動ポイント
【091-1】自分の欲望を思いのままに書き出す
【091-2】お金を貯める仕組みを構築する
【091-3】勝負に出るハードルを少し下げてみる
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】「いい人」は成功者になれない!
【著者名】里中李生 ・ 著者情報
【出版社】三笠書房
【出版日】2013/1/1
【オススメ度】★★☆☆☆
【こんな時に】自分を変えたいと思ったときに
【キーワード】男性向け、生き方、成功法則
【頁 数】203ページ
【目 次】
1章 「いい人」をやめれば、男は絶対変わる!
2章 女にもてる男、一目置かれる男のルール
3章 8勝7敗ー最後に勝つまであきらめるな
4章 何を守り、何を捨てるか
この本が、あなたを変える!
「いい人」は成功者になれない!
里中李生 三笠書房 2013-1-1
売上ランキング(公開時):ー
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里中李生さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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