【限界の先に、夢の世界は広がる】
オリエンタルランドで全スタッフの教育に携わった鎌田洋氏が、『ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと』と題して、4つの感動物語から、働くことの本当の意味を問いかける一冊。
■書籍の紹介文
何度となく抱いた”夢”。
いくつ、叶えることができましたか?
本書は、ディズニーランドを舞台に、カストーディアル(清掃員)が繰り広げる4つの感動物語を通じて、働くことの本当の意味を問いかける一冊。
◎限界とは、自らが勝手に設けた諦めである。
◎夢とは、限界を決めずに取り組んだ先に待っている景色である。
一歩足を踏み入れた瞬間に、だれもが笑顔になるディズニーランド。
そんな魔法に満ちあふれた夢の国で紡がれた、4つの感動的な人間ドラマ。
そこから浮かび上がるのが、この「限界とは」「夢とは」の2つの教えです。
どんな職場、どんな仕事にも通じる、素晴らしき”本質”がスーッと心に染み渡っていきます。
自分にしかできないことは必ずある。
そして、その自分にしかできないことで必ず誰かを感動させられる。
やりがい、やる気、意味、意義、・・・・。
前へ進む意欲を失っている人にとって、自分を取り戻すキッカケになるかもしれない一冊です。
帯にある、『5分後に感涙』。
感涙とまではいきませんが、確かにウルッときてしまいました。
人を感動させるためには、まずは自分が感動できる人間でなければなりません。
4つの感動物語に触れ、生きる意味、働く意味を考えてみてください。
◆ディズニー魔法の源。
ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと
鎌田洋 SBクリエイティブ 2023-3-31
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■【要約】15個の抜粋ポイント
ファンタジーとも思えるそうじを見せてくれた人物の名前は、チャック・ボヤージン(Chuck Boyajian)。
彼こそ、あのウォルトがこよなく信頼を寄せ、ディズニーの世界で『そうじの神様』と称えられた人物でした。
ディズニーランドは夢の国です。
夢から覚めた時、あるべきものがないのは不自然ですよね?
だから、夢の国での落とし物は、徹底的に捜すんです。
『ダメだと思っても、信じる心を共有することで、限界を超えられる時がある』
何かを極めるということは、限界を決めずに取り組むことなのかもしれない。
状況を変えるには、誰かが初めの一歩を踏み出さなければ変わりません。
自分の手をかけたものが、こんなにも喜ばれていたとは、想像すらしたことがなかった。
『そうじは、パレードやアトラクションを演出するための、舞台作りなんだ』
『自分自身が夢を持っていないと、人に夢を与えることはできないよ』
「親が子どもから何かを教えられた時、それはこの上ない恩返しの一つだと、僕は思うんだ」
これがダメだったらやめよう、ここまでできなかったらあきらめよう・・・と、自分で限界を決めてしまったら、夢は叶わないかもしれないね。
一歩進んでしまえば、あとは前進するしかない。
仕事とは、楽をするほうが得とか、担当以外のことをしたら損とか、自分の都合のためにやるものではない
夢を抱く想いに、フィナーレはないのだ。
「感動の源泉、それはイノセンス=純粋無垢にあるのだ」
「これまではリハーサルのようなものだ。本番はこれからだ!」
■【実践】3個の行動ポイント
【2003-1】何事も限界を決めずに取り組む
【2003-2】些細なことでもいい、夢を抱き続ける
【2003-3】何事も純粋に楽しむことを意識する
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと
【著者名】鎌田洋 ・ 著者情報
【出版社】SBクリエイティブ
【出版日】
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】明日の仕事力を磨きたいときに
【キーワード】小説、働き方、生き方
【頁 数】176ページ
【目 次】
はじめに 運命のパスポート
第1話 夢の国の落とし物
第2話 月夜のエンターティナー
第3話 魔法のポケット
第4話 夢の、その先
おわりに 感動の源泉、それはイノセンス
▼さっそくこの本を読む
ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと
鎌田洋 SBクリエイティブ 2023-3-31
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鎌田洋さん、素敵な一冊をありがとうございました!
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