
【現代人は糖に毒され過ぎである!】
糖尿病専門医・牧田善二氏が、『糖が脳を破壊する』と題して、「脳が疲れたときは甘いモノ」など糖の危険性に対する誤った認識を正しながら、糖から脳を守るための健康法を解説する一冊。
■書籍の紹介文
仕事で疲れを感じたとき・・・。
あなたはいつもどんなリフレッシュをしていますか?
本書は、「疲れた脳をシャキッとさせるために甘いモノを・・・」この選択は脳にとって最悪の策だと警鐘を鳴らし、糖の危険性と脳を守るための健康法を解説する一冊。
健康のために、糖質を積極的に摂取する人はいません。
なのになぜ、「脳が疲れたときは甘いモノ(糖質)を摂取するのが良い」と思っているのでしょうか?
至極まっとうな問いかけから解説は始まります。
脳と全身は繋がっているのですから、全身にとって悪いものは脳にとって良いはずがありません。
冷静に落ち着いて話を聞けば、だれもが「確かにそうだ」と理解できるでしょう。
それにも関わらず、なぜ「脳の疲れには糖分を」は是とされてきてしまったのでしょうか。
この点を、著者の経験や最新の臨床データを踏まえながら明らかにしていきます。
そのうえで、脳と糖の仕組みをできるだけフラットに示しながら、最終的に「糖化リスクと戦う21の習慣」を提示します。
大前提として、現代人はあまりにも糖にまみれた環境を生きているという事実があります。
例えるなら、コップ(体)から水(糖)が溢れているのに、さらに水(糖)を注ぎ込もうとしている状態です。
こうした状態が長く続くと、全身のさまざまな部分に危険な問題が発生するのは必然。
全身の場合だと糖尿病や癌、脳の場合だと認知症などが代表的な症状といえるでしょう。
最悪の事態を招かないためには、まずは不確かな情報を破棄し、信頼に足る情報を得ること。
さらに、得た情報をもとにより良い生活習慣に書き換えていくことが重要です。
この本では、これら2つを満たす情報がまとめられています。
健康が気になっている方は、ぜひ読んでみてください。
◆糖は脳を蝕む!

糖が脳を破壊する
牧田善二 SBクリエイティブ 2026-1-7
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■【要約】15個の抜粋ポイント
糖尿病専門医として、糖の作用について長年研究を続け、多くの患者さんの脳と全身を見てきた私から、あなたに明確に伝えておきたいことがあります。
それは、「脳はブドウ糖がなくても働く」ということです。
だから、どれほど頭を使ったとしても、甘いものの補給なんて一切不要です。
いらぬものを補給するから、かえって頭が疲れてしまうのです。
ブドウ糖がなくてもあなたの脳はしっかり働くし、むしろ、ブドウ糖に頼らずケトン体をエネルギー源としたほうが脳にも全身の健康にもいい影響があります。
それなのに、日々、過剰な糖質をとって本来の能力をダメにしている。
脳のために甘いものを摂って、脳も体もダメにしているのが現実なのです。
脳疲労が起きると、感情のコントロールが難しくなると言われています。
(略)
あちこちに「イライラ人間」が出没しているのは、それだけ糖によって脳がやられている人が多いのだと私は考えています。
私たちの血糖値は、1日の中でも絶えず変動しています。
なにかを口にするのはもちろんのこと、ストレスがかかっただけでも血糖値は上昇します。
脳も含めた全身の健康のためには、この血糖値の変動値が小さいほうがいいのです。
ブドウ糖のサプリメントやタブレット以外にも、「脳のために絶対に摂らないほうがいい」というものがいくつかあります。
その筆頭が「液体の糖質」。
なかでもコーラなどの清涼飲料水です。
糖化が起きると老化のスピードは加速度的に上がってしまうのです。
血糖値スパイクが起きるような糖質の摂り方をしていれば、その結果、脳も全身も糖化による劣化が進み、後戻りができなくなります。
具体的には、AGEがどんどん生成され、体中のタンパク質を変性させます。
血管も、内臓も、肌も、骨も、髪も・・・・ボロボロに老化していきます。
脳にAGEが溜まれば、認知症に近づきます。
「何を食べたら脳や全身の健康にいいのか」を考えるときに重要なのは、栄養学よりもむしろ「生化学」です。
ブドウ糖が溢れているとケトン体の出番がありません。
逆に、ブドウ糖由来のエネルギーがなければ、体内に貯蔵されている脂肪を燃やし、ケトン体をつくることができるからです。
ケトン体エネルギーを使った脳にやさしい生活を送るために、あなたが最初に取り組むべきは、液体の糖質をやめることです。
コーラなどの清涼飲料水、ジュース類、スポーツドリンク、エナジードリンク、砂糖の入った紅茶、缶コーヒーをやめましょう。
液体の糖質は消化に時間がかからない分、どかんと血糖値スパイクが起きます。
あなたの脳にも全身の健康にも悪影響しかありません。
とくに、「果糖ブドウ糖液糖」もしくは「ブドウ糖果糖液糖」という甘味成分が入ったものは最悪です。
今日から口にするのはやめましょう。
血糖値を上げにくい食べ方のひとつが、「糖質は単体で食べない」というもの。
なるべく糖質は摂らないほうがいいですが、食べるときには「単体で食べない」を守ってください。
納豆、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品をこまめに摂ったり、適度な運動を続けたりと、自分にあった「快腸ポイント」を探してください。
私が今、最も注目している栄養素に「イミダゾールペプチド」という物質があります。
イミダゾールペプチドには「カルノシン」「アンセリン」「バレニン」「ホモカルノシン」などがあり、体を酸化から守り、疲労から回復させる効果があることがわかっています。
(略)
イミダゾールペプチドは、マグロやカツオのような回遊魚、ウナギ、鶏のむね肉などに多く含まれます。
私のおすすめはスクワット。
食後すぐに、その場で10回のスクワットを3セットも行えば十分です。
あるいは、1回のスクワットにゆっくり12秒かける「12秒スクワット」を10回行ってもいいでしょう。
いずれにしても、時間は2〜3分しかかかりません。
体重だけでなく、血糖値や血圧、コレステロール値、肝臓の数値など、なにかの検査値が異常値を示しているということは、「炎症が起きている」と認識し、生活習慣を見直すなどきちんと対処しましょう。
全身の目に見えない変化に対する早く適切な対応が、大切な脳を守るのだということを忘れないでください。
■【実践】3個の行動ポイント
【2210-1】「果糖ブドウ糖液糖」もしくは「ブドウ糖果糖液糖」という甘味成分が入った飲み物は口にしない
【2210-2】糖質の摂取を出来るかぎり減らすことを常に意識しておく
【2210-3】健康診断などを活用して、定期的に体の状態を数値で可視化し把握しておく
■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】糖が脳を破壊する
【著者名】牧田善二 ・ 著者情報
【出版社】SBクリエイティブ
【出版日】2026/1/7
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】健康的な人生を送りたいときに
【キーワード】健康法、生活習慣術、食生活
【頁 数】208ページ
【目 次】
第1章 あなたの知らない脳の真実
第2章 あなたの脳になにが起きているのか
第3章 高血糖が増大させる脳劣化リスク
第4章 糖が脳を焦がす
第5章 「脳にブドウ糖」はウソ、脳を守る糖質制限
第6章 糖化リスクと戦う21の習慣
▼さっそくこの本を読む

糖が脳を破壊する
牧田善二 SBクリエイティブ 2026-1-7
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牧田善二さん、素敵な一冊をありがとうございました!
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。
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