【正しく近づけば、テレビに出れる!】
メディア活用研究所代表・大内優氏が、小さなお店・会社・フリーランスでも、正しく近づけばテレビを活用できると提起し、そのために必要な7つの成功ルールを紹介する一冊。
テレビから取材を受ける。
自分がその立場になることを想像できますか?
本書は、テレビマンとして4万通のプレスリリースを見てきた経験に基づき、テレビ局に採用されやすくする”テレビ出演のノウハウ”を網羅的に公開した一冊。
テレビ局とあなたのビジネスとの顔合わせの場所が、「プレスリリース」です。
顔合わせを有意義なものにするために必要となる、採用されやすいテンプレート作成法から渡し方、その後の活用方法まで、ゼロから体系的に教えてくれます。
この本を読むにあたり、前提条件があるとすれば1つです。
それは、自分のビジネスを世の中に広めたいと真剣に思う気持ちです。
その気持ちがきちんと整ったと感じたら、この本を読みましょう。
あとのやるべきことや、そのやり方は、著者が丁寧に指南してくれます。
「わたしのビジネスもテレビで紹介されたらな〜」と画面をみながら感じたあの歯痒さ。
この本に書かれている7つのルールを習得したとき、歯痒さは消え、あなたは画面の中に。
◆テレビは、見るものから活用する時代に。
テレビには大きな力があります。
昨日まであなたのことをまったく知らなかった人を、あなたの目の前まで連れてきてくれるのです。
テレビが取り上げたいのは、そのモノ自体ではなく、そのモノに込められたメッセージなのです。
つまり、モノに形がある、ないということよりも、あなたの「想い」や「人柄」が大事なのです。
テレビは、あなたがまだ見ぬ人、言い換えれば見込客になり得る人をあなたと引き合わせるのが得意なのです。
●あのお店がテレビに出ている3つの理由
①広告…お店がお金を払って、番組に取材依頼をした
②広報…お店がプレスリリースなどで、番組に取材依頼をした
③リサーチ…テレビ側がお店の存在を見つけて、取材依頼を受けた
●プレスリリースを作成する前に知っておきたい5つのこと
①マスメディアを知る
②自分の商品・サービスを知る
③ターゲット(自分の顧客層)を知る
④自分の魅力を知る
⑤流行・常識を知る
売上=単価×顧客数×購入回数という公式がありますが、テレビに取り上げられれば、顧客数が増えるので売上はアップします。
1つのプレスリリースでは、1つのネタだけを伝える
●「プレスリリース」7つの掟
その1:タイトルをつけてはいけない
その2:タイトルは10文字から15文字で短く
その3:5W5Hを明確にする
その4:一文は60字以内で書き切る
その5:テレビマンに価値を伝える「必殺の一文」
その6:テレビマンをワクワクさせる「必殺動画」
その7:最後のチェックまで抜かりなく
取材してもらいやすい『かきくけこ』
テレビに限らず、メディアは新聞・雑誌・ラジオまで広げてください。
その理由は、どんなメディアであれ、取り上げられることによって、視聴者や読者が、あなたの商品やあなたの商品やサービスのファンになってくれる可能性が高いからです。
タウン紙やコミュニティ紙、ケーブルテレビなどに取り上げてもらえれば、地域では大きな宣伝になります。
そのようなメディアは、年間行事的な取材を繰り返しているので、新しい情報を歓迎しています。
想定される質問について、15秒、すなわち60字以内で話すことができるようにまとめておきましょう。
メディアわらしべ長者になるためのポイントは、次の3つです。
①プレスリリースを書くなどの手段を使って、メディアに想いを伝える
②「素材の二次利用」をしながら、出演実績を拡散してメディアとお客様を呼び込む
③継続して売上を上げたり、集客するためのしくみをつくる
メディアに取り上げられると、出版につながったり、行政の仕事が舞い込むといったビジネスチャンスも生まれます。
自分の想いに合っているもの、この先も伝えていきたい内容であれば、積極的にチャレンジして実績と経験を重ねていきましょう。
A4用紙たった1枚にあなたのメッセージを書いてテレビ局に伝えるだけで、場合によっては、数千万円の広告宣言費を払うのと同等、いやそれ以上の宣伝ができます。
しかも、費用はタダ。
一度学べば、SNSのようにコロコロとルールも変わりません。
【1000-1】自分という人間を棚卸しする
【1000-2】自分のビジネスへの想いを整理する
【1000-3】自分のビジネスのプレスリリースを書いてみる
テレビは、あなたとの出会いを待っている。
【書籍名】小さなお店・会社、フリーランスの 「テレビ活用」7つの成功ルール
【著者名】大内優 / 著者サイト
【出版社】同文舘出版
【出版日】2017/5/24
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】明日の仕事力を磨きたいときに
【キーワード】発想力、アイデア、情報発信
【頁 数】240ページ
【目 次】
1章 今日からあなたにメディアを活用してほしい理由
2章 あなたの商品・サービスをテレビに応援してもらおう
3章 プレスリリースを作成する前に知っておきたい5つのこと
4章 新規顧客がやってくるプレスリリースの書き方「7つの掟」
5章 取材獲得率が大幅にアップするプレスリリースの書き方 実践編
6章 熱意と一緒に届けるメディアへのアプローチ方法
7章 集客力を高める取材の受け方
8章 メディアが連れてきた見込客をリピーターに育てる方法
9章 ビジネスを長期的・継続的に成功させるメディア活用術
気になったら、今すぐお手元に!
大内優さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
■メルマガ版も好評配信中■
ブログ版とは構成を変えてお届けしています!
ぜひ購読登録してください(^^)
登録はこちらから
■【仲間大募集中!】101年倶楽部■
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!
■応援お願いします!■
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。
コメント
-
2017年 9月 08日
この記事へのコメントはありません。