【書評:958冊目】知的社会人1年目の本の読み方(山口謠司)

【知性は読書で磨け!】
文献学者・山口謠司氏が、『知的社会人1年目の本の読み方』と題して、社会人に必要な「知性」「教養」「創造力」を一気に鍛えてくれるのが読書だと提起し、本の基本的な読み方を指南する一冊。

■書籍の紹介文

知的社会人の読書。
どんな読書を想像しますか?

 

本書は、253,200冊を読んだ文献学者が、知的社会人の3大要素である【知性】【教養】【創造力】を鍛えるための読書技法を指南する一冊。

 

知的社会人の読書とは、つぎのような読書を指します。
読書とは、言葉の羅列である本を読み、”知識に変えていく”行為である』。

 

「よし読み終わった!」
ここでパタンと本を閉じてしまっては、読書は”未完了”なのです。

 

3大要素である【知性】【教養】【創造力】。
本で得たことを、これらに変換し終わってこそ、読書は”完了”するのです。

 

これは、食事にとてもよく似ています。
食欲を満たしただけでは不完全であり、必要な栄養素に変換され、身体に吸収されるまでが食事です。

 

つまり、必要な栄養素に変換されない食事は、食事とは言えないわけです。
まさに、「読んだ内容が頭に残らない」というのは、この変換されない/変換できていない食事と同じなのです。

 

読んだ内容を、知識に変換して、【知性】【教養】【創造力】として吸収する。
この読み方ができてこそ、「知的社会人としての読書」は完成するのです。

 

ぜひ、本書を活用して完成させてください。
社会人としてのあなたの評価がきっと変わるはずです。

 

◆社会人向け読書の入門書。

知的社会人1年目の本の読み方
山口謠司 フォレスト出版 2017-4-7
売上ランキング(公開時):ー
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

■【要約】15個の抜粋ポイント

社会人として評価されたいなら「知性」と「教養」と「創造力」を兼ね備えた「知的社会人」になることだ。
この3つの要素を持つ人は、貴重な存在であり、品格を醸し出す。

 

これら3つの要素を同時に身につけさせてくれるのが読書だ。
読書こそ、快適に社会人生活を送るための大切な武器なのだ。
知的社会人になりたいなら、読書をするべきなのだ。

 

「本は人」だと考えることだ。
本を手に取った時は「著者と会っている」と思うといい。
色々な人に会い、色々な人の話を聞かせてもらえる。
それが本だ。

 

「今、自分がどんなことを求めているのか」を明確に定めることは、無駄な読書をなくす秘訣の一つだ。
人の脳は、あまりに多くの分野のこと、多量の情報を一度に消化することはできない。

 

視点の整理に使えるのが入門書だ。
特定ジャンルの本を読むなら、まず、浅くても全体の知識が学べる入門書を読み、視点を整理する。
そうすることで、どんな本を読むべきかわかってくるはずだ。

 

本当の知識は、「速読」では身につかない。
速読するくらいなら、少ない分量でいいから「熟読」するべきだ。
そのほうが知的社会人に成長する近道だ。

 

知識をつけるための読書を始めた当初は、2ページに一個くらいは、「重要だ」と思う言葉に印をつけたり、マーカーで線を引いたりするべきだ。

 

読書に飽きないためには「2ページに一か所くらい」が、ちょうどいい。
重要箇所を見つけようと思えば、集中して本を読んでいくことができるはずだ。

 

予想しながら読むクセがつくと、読書の質が上がる。
たとえば「明日は」という言葉が来たら、この後「天気のことを言うのか」それとも「予定のことを言うのか」などと予想するはずだ。

 

言葉の連想に慣れれば、段落ごとの連想さえできるようになる。
こうして、連想しながら本を読み進めることで、読む速度が上がる。
こうすれば「速読」でなく「熟読」が速くなるはずだ。

 

本を読む際は、内容から「本質を見抜く」ことを心がけるべきだ。
「本質を見抜く」とは「書かれている結果や事実を引き起こした原因や、それを構成する要素を見つける」ことだ。

 

客観的視点で本を読むには、著者の意見に「絶対賛成」という態度で臨まないことだ。
本に書かれていたことに対して、たとえ賛同したとしても、いわゆる「つっこみ」を入れることだ。

 

「考える」際には、思考の論理が必要だ。
その論理は、本の各章の最後に書いたメモを「点」と考え、点から点へとつなぐことで生まれてくる。

 

余裕がある人は、メモだけでなく、読書ノートを作ってみる。
作り方は簡単だ。
「重要だと思った箇所の要約文」と「それが書かれている箇所のページ数」を書いていくだけだ。

 

これを見返すだけで、調べたかったことの知識が瞬時におさらいできる。
また、次なる知識の深掘りのために役立つし、創造性を生むイメージを広げる役にも立つ。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【958-1】「重要な箇所を探す」という意識で読む

【958-2】著者の意見に反対の意見をぶつけてみる

【958-3】読んで良いと思った文は、どんどん書き留める

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】知的社会人1年目の本の読み方
【著者名】山口謠司著者情報
出版社フォレスト出版
【出版日】2017/4/7
オススメ度★★★☆☆
こんな時に読む力を身につけたいときに
キーワード読書術教養インプット
【頁 数】224ページ
【目 次】
第1章 “本物の知識”をつける読書こそ知的社会人の基礎の基礎
第2章 「時間」と「労力」をムダにしない本の選び方
第3章 読解力が高まる本の精読術
第4章 本質を見抜く読書術
第5章 研究者的「知識の深掘り術」入門
第6章 「記憶に残し、引き出す」「積ん読防止」のための情報整理術
第7章 “社会人としての魅力を磨く”本の使い方

 

この本が、あなたを変える!

知的社会人1年目の本の読み方
山口謠司 フォレスト出版 2017-4-7
売上ランキング(公開時):ー
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

山口謠司さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

■お知らせ

▼書評ブロガーの読書術を公開中!

▼【聴いてね♪】書評ラジオ番組
「米山智裕のBook of the Week」

▼【仲間大募集中!】101年倶楽部

▼「いいね!」応援をありがとうございます!

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気著者も多数収録!

PR



ページ上部へ戻る