【アイデアの種が生まれる瞬間とは?】大手広告代理店・博報堂が長年の研究と蓄積から生み出してきた、アイデアを生むための「気づき」の仕組みを大公開した一冊!ひとりで気づき、集団で気づくための秘訣とは?
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■書籍情報
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【書籍名】気づく仕事
【著者名】博報堂 研究開発局
【出版社】集英社
【出版日】2012/4/26
【推薦度】★★★☆☆
【目 次】
第1章 「文殊の知恵」は、なぜ3人なのか
第2章 組織論から、キラーパスは生まれない
第3章 会議をやめて、打ち合わせをはじめよう
第4章 「気づき」の道具箱
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■本の紹介文
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本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。
本日ご紹介する一冊は【気づく仕事】
著者は、博報堂研究開発局です。
本書は、博報堂が長年の研究・蓄積から得てきた”「気づき」の手法”を分かりやすくまとめた一冊!!
『生活者の欲望に当人よりも先に「気づく」こと』が仕事の本質であると捉える博報堂のノウハウが濃く公開された内容は秀逸。
アイデアに関わる仕事をしている人はもちろん、日常の「気づき」を学びたい人にオススメの本。
「あなたが今目の前でみているもの。・・・・何か閃きませんか?」
それでは、本編をはじめます。
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■本の抜粋ポイント
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人は、自分の欲望に気づいていないものだ。その「欲望を発見」することが私たちの仕事だ。
発見を可能にするのが「気づき」という行為だ。私たちは「必要に応じて」、本当は「必要に迫られて」、この「気づき」を繰り返し積み重ねてきた。
「気づき」はどうやって生まれるのか。ある研究機関が博報堂の打ち合わせを研究した結果、次のような特徴があった。
それは「ほぼ、7割が雑談でできている」ことと「打ち合わせの終わり近くで一気にアイデアの芽吹きがある」ということだ。
私たちは、これまでの経験や価値観に基づいて、ものごとに対して「一通りのとらえ方」をしている。いわば、多種多様な「メガネ」を通して、無意識に世界や対象を見ているのだ。
この固定観念という「メガネ」を自覚して、一度はずし、ものごとの本質を探り当てる。それができるから、新しい発想が得られる。その力こそが「気づき」なのだ。
「気づき」は、ちょっとした「違和感」の発見から始まる。違和感とは「なんか、ひっかかるなあ」とか、「あれ、思ってたのと違うなあ」といった「認識のズレ」のことだ。
気づきが、違和感、すなわち「認識のズレ」から始まるなら、その発見と解明は、一人よりも多人数で行うほうが生産的だ。なぜなら、何人かが集まれば、それぞれの認識は異なるからだ。
多人数になるほど、多様なズレが生まれやすくなる。もちろん、人数さえ増やせば気づけるわけではない。ただ、共同で気づきあう場、「打ち合わせ」こそ、気づきを生み出す上で重要な場なのだ。
会議で繰り広げられるのは、議論よりも調整だ。参加者相互の利害を調整し、最善の妥協を探る。これが、いわゆる「会議」だ。だから、会議では、違和感は不純物として除去されてしまう。
打ち合わせは、自発的・相互的に参加者全員が共同でひとつの場を作る行為だ。この違いは、気づきを得る上では決定的だ。
「気づき」を得るための「共同脳空間」を作ることの強みは、お互いが、他の人の思考力や発想力・観察力などを引き出し合えることにある。
お互いに他者の能力を受け入れ合うというのが、共同脳空間の大きな特徴なのだ。その最大の強みは、個々の発想力を超えた、まったく新たな「第三の発想力」が生まれることにあるのだ。
わからないことを共有したら「それってこういうこと?」と解釈を加える。各個人の脳が直観や体験をもとに持ち寄る、お題に関する様々な違和感の正体を探るのだ。
打ち合わせを3回行い、4回目は必ず結論を出すようにする。どんな小さな「気づき」でもいい。こうした打ち合わせを繰り返すうちに、やがて大きな「気づき」が得られるはずだ。
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■実践する効果があると感じたポイント
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●違和感を大切にストックする
●違和感を出し合える空間づくりに注意する
●「気づき」をストックする
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■本のひと言まとめ
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「気づき」と「気づき」の化学反応を楽しもう!
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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。
ワールドカップの余韻残る一日。
早起きがさらに早起き生活をしていたのでちょっと生活リズムが崩れてます(^^;
徐々に戻して、暑い夏こそ朝を有効活用!しないといけませんよね♪♪
以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!
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■今回紹介した本
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気づく仕事(博報堂 研究開発局)
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